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閣僚辞任

2014年10月20日 | 時事
小渕経産相辞任へ 辞任の連鎖回避、幕引き急ぐ
ここまで無傷できていた安倍内閣も、ついに閣僚辞任に追い込まれそうですね。

先週の答弁では、ウチワ問題と使途不明金問題で2名の閣僚が槍玉に上がっていました。ウチワくらいならまあ野党の言いがかり程度に聞き流していましたけど、流石に2千万のバラマキは聞き捨てなりませんね。報道によってはまだまだ余罪があるらしく、最終的には億単位になるかもしれないとのこと。300万ぐらいで号泣していた県議や、30万を巡って真剣に裁判している美濃加茂市長が可愛く思えてきてしまいます。国会議員ともなると、やはり桁が違うのですね。

それにしても同日W辞任というのは異例中の異例なわけですが、今回2人とも女性ということで、目玉人事であった女性閣僚を狙い打ちした感が否めません。過去最多の5人入閣だったので、ケチをつけるならここしかない!と躍起になって探られてしまったのでしょう。政治家なんて泣き所の1つや2つ誰もがどこぞに必ず隠し持っているように思えますが・・・これはつまり、「女性の社会進出なんて認めない!」という勢力が働いたということなのでしょうか?
自分は別に女性の管理職について、能力さえあれば性別は関係ないと思っていますし、教員の中でも女性校長や教頭はこの10年ぐらいでかなり増えてきましたから、このまま様々な場所で女性が活躍していくのは自然なことだと思っています。自分の勤めてきた小学校や特別支援学校なんて7割方は女性ですから、むしろ管理職だけ全員男性というのは不自然ですしね。ただ、日本はまだまだ男社会の悪癖が多く残っており、特に政界は女性議員は比率で言えば世界に比べて圧倒的に少ないのが現状です。そこからあえて選ぶとすると、必然的に「身辺調査」が甘くなってしまうのかもしれません。民間人閣僚という線もあったでしょうけど、民間で活躍している女性で、政治向きとなるともっと難しくなってしまうでしょう。「女性が輝ける社会」を目指すなら、いきなり大臣レベルでなく、政治塾などに多く女性を取り込んで、何年がかりになろうともまず議員の中に女性の裾野を広くしていく取り組みから始めるべきだったのかもしれませんね。

政治家には一種の「ふてぶてしさ」が必要だと思うのですが、中々そういうことを女性に要求するのは難しいよなあ・・・

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