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報道災禍

2014年09月29日 | 時事
心の痛み、長期化懸念 神戸・女児遺体発見1週間
というか、犯人が逮捕されてもまだマスコミはウロウロしているのか・・・

事件自体もショックですが、こうして平和だった街に突然カメラマンがわんさか来て、いつ盗撮されるか分からない心境の方が辛い気がします。もし自分なら、インタビューされることもお断りです。10月4日に延期された運動会も何だかんだで報道陣が押し寄せるでしょうし、教員達はそれに対しても気を張らないといけません。万が一事故や熱中症でも起こそうものなら即スクープされてしまいますしね。「子どもを守る」というのは、報道陣から、という意味も少なからず込められているのではないでしょうか。

御嶽山の噴火があって、未だ増え続けるデング熱の報道がピタッと止まったように、この報道災禍を逃れる唯一の方法は、別の大事件が起こるしかありません。しかしそれは、まるで他人の不幸を祈るような気持ちの悪い話です。綿密な取材がなければ報道が成り立たないのも分かりますけど、最近の報道は偏りと言うか、マスコミの思い描くストーリに当てはまるまで、「欲しい絵」「欲しいコメント」が取れるまで延々と取材を繰り返す傾向が強く、いかがなものかと思います。例えば今回の事件で言うと、犯人逮捕と同時に、待ってましたとばかりに犯人の異常性を強調したコメントばかり溢れ、逆に「こんな異常な人物が身近にいて、何故すぐ捕まえなかったのか」と警察不審を煽るような誘導を感じます。ちなみに現時点では「犯人」ではなく「被疑者」であるわけで、まだ真犯人が療育手帳を持つこの人物に罪をかぶせている可能性も0ではないわけです。もし冤罪だったら、知らせるべきでないプライバシーを全国民に拡散させた罪を償う気はあるのでしょうか。

思い込みが強すぎると、証言と逆の印象になるよう捏造したり、虚言も厭わず都合のいいコメントを出してくれる人物に飛びついたりと、平気で嘘を垂れ流す朝日新聞の二の舞になりかねません。それにしても検証記事をさらに訂正とか、あそこがどれだけ日常的に「ストーリー在りき」で紙面を作っているかが良く分かりますな。全く反省の気配もなく未だに1日数ヶ所は突っ込み所が見つかる始末ですし、以前指摘した訂正すべき記事は32年で60どころか、もうごまんとありそうです。

長期化懸念ということは、まだまだ取材する気満々か・・・この手の災禍に関しては間違いなく人災なだけに、何とかならないのでしょうかね。
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