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沖縄鉄道

2018年04月05日 | 時事
沖縄に「悲願の」鉄道誕生? 県が要望へ、国は後ろ向き
確かに沖縄は日本で唯一の鉄道が走っていない県ですね。

これは昨年沖縄に行った時に乗ったゆいレール(モノレール)です。那覇空港から首里城までの最も交通量の多い地域を10~15分間隔で走っているので、渋滞緩和にものすごく貢献しているのではと思います。と言うのも、沖縄は車社会なので国際通りの近辺は平日でもほぼ万年渋滞の状態。自分も初日はレンタカーを敢えて借りず、このゆいレールと徒歩で那覇市内を満喫しました。しかし、コレはせいぜい半径10km圏しか網羅していませんから、那覇市内を観光するには良いとして、その他の地域に行きたい場合、レンタカーは欠かせないのですよね。当然、生活するにも車は不可欠でしょう。「沖縄に行こう」と思って調べて見ないと、沖縄に鉄道がないという事実は意外に盲点で、ゆいレールが美ら海水族館(空港から約100km)まで伸びているものだと勘違いしてしまうのですよね(笑)まあ土地勘がない場所では、人間そんなものでしょう。

このパネルは、道の駅「かでな」にあった昔と今の嘉手納町を比べた地図の一部です。よく見ると・・・
鉄道がある!
そう、実は沖縄にも戦前には鉄道が敷かれていたのです。那覇を基点に東西を貫き、南は糸満、北はこの嘉手納までだったそうです。総延長は50kmほどでしょうかね。しかし、戦争中は内地もそうであったように鉄が不足しましたし、また沖縄は地上戦もあったので、結局復旧されることなく現在に至る模様です。

ちなみにこちらが現在の嘉手納町の航空写真。ほとんどが米軍基地になっていますね。沖縄県の他の区間はもう完全に鉄道の名残は撤去されてしまっているようですが、この米軍基地内には皮肉にもまだ線路があった痕跡が残っているとのことです。

新しく鉄道を敷くとなると、広大な米軍基地を迂回して通さざるを得ないわけで、かなり大変そうですな。
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