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杉本八段

2019年02月23日 | 時事
藤井七段の師匠・杉本昌隆七段、弟子より早く八段に昇段
七段でまさかこんなに早く弟子に並ばれるとはといった心境でしょうけど、とりあえず師匠の威厳は保てますね(笑)

将棋の昇段基準は、七段だと全棋士参加型棋戦で優勝だったり、連続昇級だったりの規定をクリアすれば上がれますが、八段はもうタイトルを1つか2つ取るか名人戦の順位先でA級に上がるという難事なので、藤井七段もしばらくは七段のままだろうと考えられています。今回の昇段は「七段に上がってから190勝」というもう一つの昇段基準を満たしたようで、長く続けた棋士が対象になるものですね。

そもそも前述のように、強い棋士はタイトルを取って同時に八段昇段というケースの方が多く、タイトルの方で呼ばれるので、失冠した後に八段と呼ばれ始めるわけです。そう考えると、八段と呼ばれる棋士はピークを過ぎているか、名誉段という意味合いが強いわけですね。これは九段も同様で、最高段位であるはずなのになぜか羽生九段がそう呼ばれると悲しい響きに聞こえるのはそういう意味をはらんでいるわけです。段位は一度取ったら下がらないので、強さの基準というよりは貢献度と考えたほうがよさそうですな。


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