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新初段シリーズ

2019年02月20日 | 時事
仲邑菫さん 世界トップに敗北も…実力に太鼓判「9歳でこれだけ打てるのはすごい」
ヒカルの碁であったやつだ・・・実際にもやるのですね(笑)

対戦相手の黒嘉嘉七段(こく・かか)は台湾のプロ棋士で、「美人過ぎる棋士」として有名です。モデルもされているそうで、本日はたまたま日本で棋戦があるため来日したタイミングでセッティングした模様です。当然日本の棋士でない方が日本の棋士の記念対局スケジュールに合わせて対局することは異例なのですが、ここを新初段シリーズに当ててくるあたり、日本棋院の本気さがうかがい知れるというものです(笑)この2ショット、ひたすらに写真うつりがいいですね・・・

で、肝心の碁の方ですが、棋譜を見る限り今回の菫さんはかなり善戦したと思われます。張栩名人・井山5冠は「力を見る」ことが目的の逆コミ碁でしたし、韓国の女性最強棋士、歴代最年少棋士「皇帝」との対局では、定先とはいえ全く手加減なしに打たれ力の差を見せ付けられたわけで、まだまだ世界トップクラスとは実力差があるなといった感じでした。今回の手合いは定先の早碁だったようで、新初段には厳しいハンデですけど、実力以上に瞬時の読みと判断力が問われます。最後に陣地を確定するヨセの場面で少し損を重ねてしまったものの、序盤の戦いでは黒嘉嘉さんを上回っていたのではないでしょうか。おそらく4月のデビューまでにトップ棋士との武者修行はこれが最後だと思われますが、期待のもてる内容が見られて良かったと思います。本人は勝ちたかったでしょうけどね(笑)

4月からの公式戦も追っかけてくれるのかな?囲碁は将棋と違い、プロ入りしても低段の対局は棋譜を取ってないことの方が多いのですけど・・・