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12歳囲碁棋士

2019年02月12日 | 時事
囲碁の女流棋士、今度は12歳でプロ 女性3番目の若さ
12歳9カ月は井山5冠より1月早い、仲邑・藤沢・趙治勲に次ぐ歴代4位の速さとなる模様です。

囲碁は将棋よりもスタートが早いので中学生棋士は珍しくない世界ですが、今回の上野梨紗さんも現在小学生ですから、やはり囲碁界でも驚きの若さです(笑)女流特別枠ということなので、この前の英才特別枠で受かった仲邑董さんとは違い、予選を通った9名の総当りリーグ戦で勝ち上がったわけですね。当然もっと年上の子もいっぱいいる中で入段を果たすと言うことは相当強い子なのでしょう。藤沢里菜女流三冠や上野愛咲美女流棋聖もこの女流特別枠で合格しています。つーか愛咲美さんの妹なのか(笑)

菫さんの件があったのでいろいろと囲碁棋士について調べていたのですが、この女流特別枠というのは男性も混じった一般枠とは違い給与面で、たとえば対局料が1回戦のみ半額になってしまうなど、若干抑制的になるそうです。当然女性でも一般枠でプロになることも可能ですし、謝六段など何人かは実際に一般枠でプロになった女性棋士も存在します。ただ、女流特別枠として採用され三段まで上がれば、晴れて一般棋士と同じ待遇に改善されるようです。囲碁の昇段規定には男女の区別がなく、つまり女流棋戦の成績は加味されません。里菜さんは四段ですし、タイトル戦の本選に残るような第一人者なのでもう一般扱いですが、お姉ちゃんの愛咲美さんは段位で言うとまだ二段なので、いわば準社員のような抑制をまだ受けているということのようです。ちなみに英才特別枠採用の菫さんは三段ではなく五段まで準社員が続きます。それこそいきなり全棋士参加型棋戦で優勝した藤井聡太並みの活躍が期待されている子、というわけですね。

それにしても、今年の採用はこれで12名になるそうで、そこまで囲碁のプロ界に詳しいわけではありませんが、例年にない豊作の年になりましたね。この機にぜひしっかり予算をかけて、世界を狙える逸材の力を伸ばしてもらいたいものですな。