(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

許す!高須クリニック

2017年07月26日 | 時事
高須院長、浅野氏発言謝罪の「ミヤネ屋」はもらい事故 「いじめるのはよそう」
流石この院長はメディアの使い方、メディア人のあしらい方がうまいですね(笑)

動画で見ましたが、発端となったのは国会でこの会社のCMを陳腐だと表現した議員の名誉既存問題でした。これ、はっきり言えば憲法51条に「両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任を問われない。」という免責特権がありますから、そのままにしておけば院長側に勝ち目はないわけです。つまりこの事実だけ指摘して「ちょっと勝ち目は薄いかもしれませんねー」とお茶を濁していれば、ワイドショーレベルなら普通のネタだったことでしょう。しかも高須クリニックはどうやらこのミヤネ屋のスポンサーだったとか(笑)それならそもそも「報道しない自由」案件だったのではないでしょうかね?

ちなみに記事内の発言にある名誉毀損に関する発言は完全な誤りで、「事実と違うことを提示」するだけでなく、「事実を指摘する」ことも含まれます。ハゲの人に「このハゲー!」と公衆の面前で言ってしまうと明らかにアウトです(笑)ちゃんと刑法に「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。」とありますからね。つまり、この浅野氏という方は公共の電波を用いて「事実と違うこと」でもって私人を貶めたわけですから、明らかに名誉毀損ということになってしまいますな。しかもCMに入る直前に「悪徳」と連呼していますし・・・これは怒るのも無理はないですなあ。

ちゃんとコメンテーターとして呼ぶ人は専門家にしないといけませんね。