(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

乳児食塩中毒

2017年07月12日 | 時事
食塩中毒で乳児を死なせた疑い 保育施設経営の女逮捕
食塩でも乳児にとっては危険なのですね・・・

妹の子も一番下がそろそろ3歳になり、食べ物に関してはもう大人と同じものを食べますが、やはり離乳食の頃はかなり塩分などには気をつけていた模様です。ただハチミツとかとは違ってただ漠然と「体に悪いから敢えて与えない」くらいの認識でしかなかったので、まさか小さじ1杯程度が致死量になるとは思いませんでした。そういえばあの子が1歳の頃、家族旅行で海水浴に行って海水をなめていた証拠ビデオがあったような・・・まあ海水の塩分濃度は3%程度ですから、小さじ1杯(5~6g)を摂取するには牛乳パック分ほど飲み干さないといけませんね。そう考えると結構な分量で、とても熱中症対策とかで与えるようなものではなさそうです。仮に飽和水溶液なら20mL程度ですが、そんな醤油よりも濃い塩水を飲み干せるものでしょうか?塩味って意外に液体に溶かすと飲みにくいものです。妹の子も海水はそれから二度となめようとしませんでしたし、あの経口保水液OS-1でさえその10分の1ほどしかありませんからね・・・よくあるスポーツドリンクや塩飴など、熱中症対策として摂取する必要がある分量は僅か0.1gとかの世界です。しかも1時間程度補給せずに汗をだらだら流したとしての話であり、当然体の小さい乳幼児はさらに少ない分量で十分だと言えるでしょう。

死人に口なしというか、そもそも乳児はしゃべれませんから、事故なのか事件なのかすらも判断できずここまで有耶無耶にされてしまっていたのかもしれません。それにしても2年は長すぎるでしょう。「飲ませたのは事実だが死ぬとは思っていなかった」とのことですが、上記の様に致死量の食塩を飲ませるにはかなりの工夫が必要であり、仮に熱中症対策とか寝かしつけるためだったと言い逃れても、明らかな殺意、あるいは未必の故意を感じます。逮捕できたということは故意だと判断できる証拠も何か出てきたからではないかと思われますし、せめて正直に状況を語ってもらいたいものです。