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将棋熱再燃?

2015年08月17日 | 自伝
小1の甥に将棋でついに負けました(笑)

まあ手合は8枚落ちと言って、こちらは王と歩以外は金2枚しかないというこれ以上ないハンデですけどね。流石に金も落とすと攻め手が全くなくなってしまうので、金二枚を駆使してこれまで1ヶ月ぐらい連勝を続けていたわけです。将棋のルール上の不具合と言うか、取った駒が自分の駒にできるので、最初は圧倒的不利に見えても相手の歩を取り桂馬を取り銀を取り・・・と続き、飛車か角を取った辺りではもう下手に勝つ術がなくなってしまいます。その点囲碁なら井目風鈴中四目とか、さらに気の済むまで一間にしきつめたりとかできるのですが(笑)
自分も高校の頃よく将棋部の友人に飛車角落ちで指してもらっていましたけど、自分の飛車角は簡単に取られるのに相手の飛車角は取れないどころか始めは存在すらしない理不尽さをずっと不満に思っていました。2枚落ち将棋では飛車角の総数が1枚ずつしかないので、平手だったらいきなり角交換とかを狙う楽しみもあるのですが、盤上1枚しかない駒を取られた時点でもう下手の不利は決定的なものになってしまいますし、いわゆる「駒得」をすることが下手には不可能なので、中盤戦は取られるだけの苦行が待ち構えており全然楽しくないのです。この感覚を友人に中々分かってもらえず、上手で指している今も「もし相手の飛車を取ったら、落としていた飛車を復活させて相手の持ち駒にしてあげれば丁度良いのかなあ」などと特別ルールを模索したりもしていた所です。ちなみに自分の強さはハム将棋に平手で勝てないレベルなので、余り偉そうなことは言えませんが(笑)囲碁はあの後も8勝1敗の2昇級で11級になったのになあ・・・まあ将棋は自分が強くなると言うよりかは、お盆に母方の祖父(甥にとってはひいじいちゃん)をたきつけて甥と将棋をさせた時「これはボケ防止に丁度良い」と思ったので、甥をもう少し強くしてから祖父宅に通わせてやろうと画策しているわけです。

途中で思ったのは、初心者の陥りやすい罠というか、こちらの手に振り回されすぎたり駒を取るのに夢中になり過ぎたりして、肝心の王手をほとんどしてこないということです。王の詰ませ方にはある程度定型がありますから、「詰みの状態」のパターンを知らないことには簡単に逃げられてしまいます。そこで、この土日に一手詰めの本を借りて来て、いわゆる利きを使った王手の方法を40題くらいひたすら練習させてみました。そうしたら今日、いつものように相手の大駒をしとめ切る前に「頭金」で負けてしまったというわけです。

・・・ハム将棋やネット碁で負けると悔しいだけなのに、つい写真を撮ってしまうのは伯父バカですな(笑)これまで勝ちが過ぎた分、まだしばらくは8枚落ちで無双させてやるか・・・