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夏合宿貴重品盗難

2015年08月11日 | 時事
早稲アカ、生徒340人分のスマホなど紛失 中3夏合宿
貴重品を集めても、鍵も扉もない場所に無造作に置いておけば、盗まれて当然でしょう。

もちろん一番悪いのは盗んだ人ですが、ちょっとこれは管理体制にも問題があったと言わざるを得ません。生徒側は当然ホテルの金庫とか、常に人が守っている場所などで管理されると思うでしょうから、その信用を裏切った責任は免れないでしょうね。盗む方にしてみても、わざわざ340人から貴重品を盗むのは大変つーか不可能ですが、集めて一ヶ所に置いてあれば一度に持って行けてしまいますから、まるで泥棒の手助けをしてしまったようなものですな。

自分は財布を持たない主義で、旅行中などは用心のためにポケットやかばん、車など数ヶ所にお金を分散させておくようにしています。こうすれば、万が一スリや引ったくり、車上荒らしに遭っても、それらが同時に起こらない限り当座をしのぐ事ができるからです。しかし、例えば旅館に着いたらちゃんとキーがついた金庫がありますから、分散管理していたものを集めて金庫に入れ、集中管理を行います。金庫ならそこら中に持っているより遥かに厳重に守られていますからね。つまり集中管理が効果を発揮するのは明らかにセキュリティが高い守り方ができる場合に限るというとこです。もちろん個人情報など、何か1つでも漏れたら大変な騒ぎになるようなものも集中管理すべきですし、こういう合宿所でも盗難事件が誰か1件でも起これば塾の信用に関わるので、集中管理するという選択肢は間違っていないと思います。それならば、ちゃんと生徒がポケットや無造作にかばんに入れっ放しにしておく以上の管理をしっかりとすべきでした。

一応塾側が全額弁償すると言う話も出ていますが、財布はまだしもスマホは個人情報や思い出の宝庫ですし、果たして単純にお金に換算できるのか非常に疑問です。まあ、スマホも100台以上盗まれたようなので、子どもの携帯なら何らかの安全対策が施されているでしょうし、犯人が迂闊ならもしかしたらGPS機能などで場所が分かるかもしれません。それに期待でしょうか・・・