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教師兼弁護士?

2015年08月09日 | 時事
高校の担任をしながら法律問題を扱う異色の「教師兼弁護士」 いまの教育現場を語る
凄いとは思いますし、言っていることは納得できますが、これ地方公務員法30条「職務専念義務」違反なのでは?

自分も大学の頃、親にしきりに公認会計士とか何かの資格を取れと薦められていましたが、教師になる以上職務以外の仕事を行うことは仮にバイトでも問題になるので、結局何もしませんでした。まあ最近は教師も夏休みなどにわざわざ職場体験に行って企業の実情を研修するわけですし、こういう法律的な縛りが教師の視野や伸び代を狭めているのではないかという指摘は尤もだと思います。しかし、現に法律違反なのはどうしようもありません。業者の模試などでも、わざわざ学生を雇って監督してもらいますしね。実際は結局休日出勤しているのですけど・・・この人も一応本業は教師だと思っているのでしょうけど、義務とか言われなくても基本的に寝ていている時間以外ほぼ仕事や教材研究に費やす日々なので、普通は他事に手を出す隙すら全くないのですが、片手間に弁護士ができる感覚というか、できると思える神経が信じられません。弁護士の仕事に割ける余力があるならその分も目の前の子どもに100%費やすべきですし、その資格と知識、教育現場の経験を生かして弁護士やりたいのなら教師を辞めてからにするべきでしょう。法律云々よりも、自身の力量を過信しすぎて片手間に担任をされる子どもが寂しい思いをしていることに気づいてあげられないようでは、そのうち糾弾される側の人物にもなりかねないと思います。

まあ、弁護士なら自分が訴えられても自分で弁護できるので無問題ということなのでしょうか。