フグシーズン

今年はフグが豊漁らしく、是非食べたいと思っていました。

しかし、高校の同級生を誘って新年会で試みたファーストインパクトは、予約でいっぱいで店がないと言う結果に終わりました。再度一ヵ月後に友人を誘ったセカンドインパクトは、友人に持ち合わせがないということでまたもや不発に。２月も終わりに近づき、もう諦め半分でいたわけですが、先日母の誕生日をすっかり忘れて飲み会に行ってしまった侘びのつもりで「夜は食べに行こうか」と言った所、「そういえばフグ食べたいって言ってたよね」・・・
サードインパクト勃発！
家族分２万超は正直痛いですが、これ以上暖かくなると鍋もひれ酒も旨味が半減してしまうことから、決行することにしました。

ネットで調べると、なぜか２月と同じコースで値段が少し下がっている店があったので、そこに決めました。上記と同様の理由から、店としても駆け込み客を確保するための策を講じているわけですな。そういえばフグ専門店って、鍋のシーズンでない夏場なんかはどうしているのですかね・・・夏のイメージがあるけど実は冬場のほうがおいしいウナギ専門店とは事情が違いますし、フグ解禁という言葉がある以上、夏場は供給自体がないような気もします。仮に冷凍モノで年中食べられるとしても、暑い盛りに好んで鍋を食べる人は少ないでしょう。夏は普通の魚料理で乗り切るのか、休業しているのか。いずれにせよ、フグ料理の値段が高いわけは、専門的技術が必要なだけでなく、１シーズン集中型の商売であることも含まれているのでしょうね。

値段はともかく、非常に美味しかったです。また来年も食べたいなあ。