結婚して、そろそろ10ヶ月が経とうとしている。
その間、夫の実家へ行くことは何度もあったが、うちに来てもらったことはまだなかった。
16日(土)、初めてお義父さん、お義母さんをご招待した。
悩んだのは、何を料理するかだ。
お二人ともお酒は飲まない。
(お義父さんは飲めるが、車で来るため)
そのうえ、彼が「うちは二人とも田舎の人やし、肉とかもあんまり食べへんから。煮物とかそういう素朴なものがいい」という。
あんまり見栄えはよくないなぁと思いながらも、食べてもらえないと意味がないので、今回は結構普通のお惣菜にした。
「こんなもの家でも食べられるわ」と思われるのもイヤなので、品数だけは多く!
なかなか難しいが、基本的におばあさんが食べる和食みたいなのを好む私なので(酒のアテだな)、いつも作っているような料理を並べてみた。
実は、彼にはお兄さんが二人いて、一人は結婚してるので、
私はそのお義姉さんと比較されることが多い。
そして、今のところ、かなりポイントは低いのだ!
彼のご両親は徳島の田舎の出身で、
銀行員と専業主婦という、堅実を絵に描いたような夫婦。
質素に、真面目に、奢らず謙虚に、人の道から外れず、常識的に生きてきた、とても優しく素晴らしい両親だ。
食道楽で、酒が人生の友で、定職にも就いたことがなく、文章を書き散らして10年近く一人暮らしをしていて、自己主張が激しくて、マニアックで、ケンカっぱやくて、型にはまることが大嫌い。
こんな私を「理解してください!」というほうが無理難題だろう。
でも、私は私だ。
それに、私は本当に二人が好きだし、自分の命に代えても守っていく覚悟でいる。
なぜなら、彼のご両親がいなければ彼は生まれなかったわけだし、彼に出会わなければ、私はずっと孤独に生きていかなければならず、こんな幸せを手に入れることはできなかったのだから。
そう思うと、いつも感謝の気持ちでいっぱいになる。
彼のお母さんは体が弱くて、3人目の彼を生むときにどうしようかと悩んだという。
だけど、自分の体よりも彼の生命を優先してくれた!
それを聞いたとき、感謝の気持ちでいっぱいになった。
だから、こんな破天荒な私を理解してくれなくても、それはそれで構わないと思っている。ただ、私が二人を大事に思っていれば。
とはいえ、ここはポイントアップのチャンス!!!!!
かなり気合を入れて、もてなした。
こんな感じです~↓
器もうちにある最高級レベルのものを並べた。
内容は、結構地味で、私の定番お惣菜ばかり。
・ひじきの煮物
・小松菜と厚揚げの煮物
・切干大根と人参の煮物
・チーズチキンロール
・エビチリ卵
・筑前煮
・鯵の南蛮漬け
・鶏ひき肉と豆腐の茶巾絞りあんかけ
・味噌汁(玉ねぎとしめじ)
以上、9品。
頑張った甲斐あって、二人ともたくさん食べてくれた。
お義父さんはご飯もお代わりしてくれて。
「いろいろあって嬉しい」「どれも美味しい」「器も素敵」と大絶賛!
うちの両親も四国の生まれだからか、お義母さんとは味付けが似ているのもよかったかもしれない。
ご飯の後は、お義母さんが作ってきてくれたアップルパイをいただいた。
パイ生地はシートを利用したらしいが、中のリンゴも美味しく煮られていて、彼と二人でほとんど食べきった。
とてもお上手だった。
ああ、幸せ。
せっかくここまで来たのだから、どこかにご案内しようと、帰りに山崎ウイスキー工場へ連れて行った。
見学は予約していなかったのでしなかったが、建物の中に入り、お土産などを買った。
無邪気なお義母さんは「旅行気分だわー」と言って、嬉しそうだった。
かわいい人だ。
とても楽しく過ごして、二人を見送った後、「あー、楽しかった。時間が経つのがあっと言う間だね」と私が言うと、彼が「ありがとうな・・・」と言ってくれた。
そして、「かおりって、すごいな。自然に『お父さん、お母さん』って言うようなぁ」と言う。
彼は、うちの両親に「お父さん、お母さん」というのは、まだ抵抗があるらしい。
私は、お義母さんが持ってきてくれた彼の赤ちゃんの頃のアルバムを見て、
「うわー!昔のお義父さん、めっちゃコワイ!ヤクザみたい!」
とか言って笑って、
「もう彼よりお義父さんの写真が面白くて~」と笑い転げているくらい、すっかり馴染んでいる。
(今書きながら思ったけど、これってどうなんだろう?ポイントダウンか?!そういえば、この時のお義父さんのコメントはなかったなぁ)
最初は、二人の性質に合わせて、少しでも気に入ってもらえるようにと頑張っていたが、これからずっと自分の両親になるのだし、そんなことを気にしていても仕方がないか、と思うようになった。
だから、私は、地のままの私だ。
夜、お義母さんからお礼のメール。
「とても幸せな日でした」と締め括ってあった。
ポイントはアップしたのかわからないが、
自分の中では何かふっきれた日だった。
私は子供の頃からずっと「家族団欒」に憧れていたから、
それができる今を本当に嬉しく思う。せつないくらいだ。
こんな日が来るなんて、昔は思ってもみなかった。
お義姉さんと比べられると落ち込むけど、
こんなふうに楽しく、幸せな日があるのなら、
まあ、ヨメも悪くないかな。
その間、夫の実家へ行くことは何度もあったが、うちに来てもらったことはまだなかった。
16日(土)、初めてお義父さん、お義母さんをご招待した。
悩んだのは、何を料理するかだ。
お二人ともお酒は飲まない。
(お義父さんは飲めるが、車で来るため)
そのうえ、彼が「うちは二人とも田舎の人やし、肉とかもあんまり食べへんから。煮物とかそういう素朴なものがいい」という。
あんまり見栄えはよくないなぁと思いながらも、食べてもらえないと意味がないので、今回は結構普通のお惣菜にした。
「こんなもの家でも食べられるわ」と思われるのもイヤなので、品数だけは多く!
なかなか難しいが、基本的におばあさんが食べる和食みたいなのを好む私なので(酒のアテだな)、いつも作っているような料理を並べてみた。
実は、彼にはお兄さんが二人いて、一人は結婚してるので、
私はそのお義姉さんと比較されることが多い。
そして、今のところ、かなりポイントは低いのだ!
彼のご両親は徳島の田舎の出身で、
銀行員と専業主婦という、堅実を絵に描いたような夫婦。
質素に、真面目に、奢らず謙虚に、人の道から外れず、常識的に生きてきた、とても優しく素晴らしい両親だ。
食道楽で、酒が人生の友で、定職にも就いたことがなく、文章を書き散らして10年近く一人暮らしをしていて、自己主張が激しくて、マニアックで、ケンカっぱやくて、型にはまることが大嫌い。
こんな私を「理解してください!」というほうが無理難題だろう。
でも、私は私だ。
それに、私は本当に二人が好きだし、自分の命に代えても守っていく覚悟でいる。
なぜなら、彼のご両親がいなければ彼は生まれなかったわけだし、彼に出会わなければ、私はずっと孤独に生きていかなければならず、こんな幸せを手に入れることはできなかったのだから。
そう思うと、いつも感謝の気持ちでいっぱいになる。
彼のお母さんは体が弱くて、3人目の彼を生むときにどうしようかと悩んだという。
だけど、自分の体よりも彼の生命を優先してくれた!
それを聞いたとき、感謝の気持ちでいっぱいになった。
だから、こんな破天荒な私を理解してくれなくても、それはそれで構わないと思っている。ただ、私が二人を大事に思っていれば。
とはいえ、ここはポイントアップのチャンス!!!!!
かなり気合を入れて、もてなした。
こんな感じです~↓
器もうちにある最高級レベルのものを並べた。
内容は、結構地味で、私の定番お惣菜ばかり。
・ひじきの煮物
・小松菜と厚揚げの煮物
・切干大根と人参の煮物
・チーズチキンロール
・エビチリ卵
・筑前煮
・鯵の南蛮漬け
・鶏ひき肉と豆腐の茶巾絞りあんかけ
・味噌汁(玉ねぎとしめじ)
以上、9品。
頑張った甲斐あって、二人ともたくさん食べてくれた。
お義父さんはご飯もお代わりしてくれて。
「いろいろあって嬉しい」「どれも美味しい」「器も素敵」と大絶賛!
うちの両親も四国の生まれだからか、お義母さんとは味付けが似ているのもよかったかもしれない。
ご飯の後は、お義母さんが作ってきてくれたアップルパイをいただいた。
パイ生地はシートを利用したらしいが、中のリンゴも美味しく煮られていて、彼と二人でほとんど食べきった。
とてもお上手だった。
ああ、幸せ。
せっかくここまで来たのだから、どこかにご案内しようと、帰りに山崎ウイスキー工場へ連れて行った。
見学は予約していなかったのでしなかったが、建物の中に入り、お土産などを買った。
無邪気なお義母さんは「旅行気分だわー」と言って、嬉しそうだった。
かわいい人だ。
とても楽しく過ごして、二人を見送った後、「あー、楽しかった。時間が経つのがあっと言う間だね」と私が言うと、彼が「ありがとうな・・・」と言ってくれた。
そして、「かおりって、すごいな。自然に『お父さん、お母さん』って言うようなぁ」と言う。
彼は、うちの両親に「お父さん、お母さん」というのは、まだ抵抗があるらしい。
私は、お義母さんが持ってきてくれた彼の赤ちゃんの頃のアルバムを見て、
「うわー!昔のお義父さん、めっちゃコワイ!ヤクザみたい!」
とか言って笑って、
「もう彼よりお義父さんの写真が面白くて~」と笑い転げているくらい、すっかり馴染んでいる。
(今書きながら思ったけど、これってどうなんだろう?ポイントダウンか?!そういえば、この時のお義父さんのコメントはなかったなぁ)
最初は、二人の性質に合わせて、少しでも気に入ってもらえるようにと頑張っていたが、これからずっと自分の両親になるのだし、そんなことを気にしていても仕方がないか、と思うようになった。
だから、私は、地のままの私だ。
夜、お義母さんからお礼のメール。
「とても幸せな日でした」と締め括ってあった。
ポイントはアップしたのかわからないが、
自分の中では何かふっきれた日だった。
私は子供の頃からずっと「家族団欒」に憧れていたから、
それができる今を本当に嬉しく思う。せつないくらいだ。
こんな日が来るなんて、昔は思ってもみなかった。
お義姉さんと比べられると落ち込むけど、
こんなふうに楽しく、幸せな日があるのなら、
まあ、ヨメも悪くないかな。
ご両親も、息子にちゃんとした料理を食べさせてくれるお嫁さん、ということで安心もしはったやろうし
すごいなー
今回は基本的なお惣菜だったから、
次回は「え!こんなの食べたことない!」みたいな
ちょっと手のこんだものをつくろうかな。
今年はお兄さん夫婦も来てくれると思うし、
まだまだがんばらねば!
応援よろしく
ちなみに、お正月にもんちゃん来たときも、これくらいの料理でもてなすつもりやったのになぁ……
ノロがね……
そんなん聞いたら、すごいソンした気がする~
おいしいもんね~。
食べにおいでね。
安心、安心。