明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

大きな勘違い

2008-02-17 18:10:58 | 仕事
仕事で私はよく褒められる。
どの取引先の人からも、一度仕事をすると、高い評価を得られる。
内容はもちろんのこと、仕事に対する姿勢も褒められる。

それで、私は自分のことを「仕事がデキル人」だと思っていた。

でも、今日思った。
これは違うなぁ。大きな勘違いだ。

人は、褒められるような、「できる」と思えるような環境で働いてたらダメなんだ、と。
いつも「もっとこうしてほしい」という要望を受けたり、周りの人に刺激を受けたりしながら、「私ってダメだ。もっと上にいかなくては!スキルアップしなくては!」と思えるような環境にいなくちゃダメなんだ。

自分は仕事ができるんじゃないかと、
そんな勘違いをしてしまうような環境で働いているうちは、
絶対に成長できないな。
なんぼでも上はいる(はず)なのだから!

林社長と出会って、彼女が24時間ビジネスのことを考えていることや、自分のスキルアップのために何十万円も投資して常に勉強していることを知り、また自分の小ささを目の当たりにした。

狭い世界で褒められることにホッとしている自分は、
なんて愚かで小さいんだろう。
下を見て仕事をしていたら、成長はないなぁ。

林さんはいつもいろいろな社長さんやビジネスの先生の話をしてくれるのだが、
「こういうところがすごい」「こんなことをしている人もいる」と賛辞し、
自分もそれに追いつきたいと、必死に勉強している。
常に上を向いている人だ。

私も、もっと時間を有意義に使い、もっと自分を高められるように、
なまけず、きちんと生きていこうと思った。

ちなみに、少しでも生活費(酒代?)の足しになればと、
眠れないほど屈辱を感じながらもやり始めた安い安いリライトの仕事だが、
(リライトの内容にもいろいろとあると思うが、私がやり始めたのは、
プロのライターがやるようなレベルの仕事ではない)
負け惜しみじゃなく、やってみると意外に楽しくて・・・。

今までも、アンケートシートで書いてもらったものを文章にまとめるとか、
素人さんに書いてもらった文章をきちんとしたものに直すとか、
そういうリライトはしてきた。
理論じゃなく、もう感覚でそういうことができてしまう私は、
一度ざっと文章を読めば内容が頭に入るので、それをさっさと組み立てて
読みやすい構成・文章に直していく。
感性を使わず、頭だけでできるので楽だし、集中できるから楽しい。
基本的に頭を使う仕事は好きなのだ。

とりあえず一稿目を送ったら、あまりに出来がよかったらしく
(それも、驚かれるほど仕事が速かった)
「さすがプロのライターさん!」と感動された。

今、決してこれを自慢げに書いているわけじゃない。
担当者とのスカイプを切った後、立ち直るのに数分・・・。
またちょっとため息だ。

「プロのライターさん!」なんて感動されるような仕事をしていたら
ダメなんだよなぁということ。
つまりは、他は素人がやっているような仕事なのだから。

とはいえ、その屈辱感を抜きにすれば、それほど嫌な仕事でもなかったので、
とりあえず空き時間を埋める感じで続けることにした。
1日数千円でも、これで毎日の酒代になる、と(笑)。
いよいよ本格的な「日雇い」っぽくなってきたなぁ・・・あはは。

でも、そこの担当者がいい人で、
「僕の知り合いで、ライターさんを探している人がいるんで紹介します」
と、新しい仕事先まで紹介してくれた。
(まだどんな内容か聞かされていないが)

自由に、好きな仕事だけやって、満足のいく経済力をもつ。
考えてみれば、これはなかなか難しいことだ。
ほとんどの人が、どこかで折り合いをつけているのだろうし、
それが簡単に手に入らないからって
落ち込んでる私のほうがおかしかったわ。

でも、・・・やっぱり全部手に入れたいから、
できるところまで頑張ってみよう!

コツコツと。
でも、上を見て。

そして、明日のパンのためではなく、
目的は、楽しく生きて人の役に立つために。

そういう気持ちで働きたいものだ。


★余談

夫が「かおりの今年の運勢は、1月はいいねんけど、2月から5月くらいまでは一旦落ち込むねんて。当たってるやろ?でも、7月から良くなるから大丈夫!」
と言ってきた。
細木数子の六星占術をどこかで見てきたらしい。
(ちなみに私は木星人(-)だ)

言っておくが、彼は特に占いなどに興味はない。
たぶん、私が落ち込んでいたから、元気付けようとしてくれたのだろう。
優しい人だなぁ。
こういうところに、ホロリとなる。

いい夫でしょ!!

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