鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

岡山から孫たちの到来

2024-03-28 15:02:41 | 日記

昨日、岡山県浅口市に住む息子一家のうち、嫁と孫三人がやって来た。

孫の3人娘、うち長女が今年小学校を卒業し4月から中学生になる。

昨日の午後に我が家に着いて3時のお茶を済ませてから、近くのコメリという日用品のスーパーへ連れて行き、花の苗を買わせた。

去年からの恒例にしているのだが、女の子には花などに興味を持ってもらいたいとの考えからである。

今日びは女子だからと言って特に花に興味を持つように仕向けるのは「ジェンダー」にとらわれ過ぎている――といった意見に遭遇する可能性は高い。

だが私はあえてそう仕向けようと思っている。なぜなら日常生活にちょっとした彩りと優しさを加えるのが家庭を守るべき女性のたしなみだと思うからだ。

優しさと彩りは心のオアシスであり、それを最も具体的に表せるのは女性ならではだろう。これは別に性差を助長するものではない。生活におけるゆとりとストレス解消への非常に優れた能力に恵まれているのが女性なのではないだろうか。

去年は同じ苗を3本ずつ買って全く同じように直径が25センチほどの丸いボール鉢に植えさせたのだが、今回は3人にそれぞれ好む花苗を4本買うように言った。

その結果が次の写真の通り。

面白いこと全くの3人3様、ひとりとして同じ苗は買わなかった。

それぞれの花にはプラスチックの名札に名を書いて差し込んでおく。それと本人の名も。

この花鉢の様子を定期的にlineで岡山に送る。多分、次に来る夏休みまでは月ごとに成長した姿を送れるだろう。

昨夜はカラオケをして過ごした。

小学生の女の子たちの歌、今はもうかねてよく唄われていた歌はまずなく、特にアニメ由来のテーマソングは尽きることがない。いやはや時代の変遷は早い。

今朝は、午前中にまず吾平山陵の桜を見に行った。

吾平山陵に至るいわゆる「山陵道路」の並木の桜は5分咲き以上、山陵の駐車場奥の公園案内所前の桜はほぼ満開であった。

吾平山陵内の桜は見頃で、洞窟陵への道すがらはすでに新緑が始まっていた。

次に向かったのは「荒平天神」。

旧国鉄「大隅線」の荒平駅の道路を挟んだ向かい側に、砂州につながれた岩山があり、その頂上に建てられた菅原神社は創建が天文年間(1532~1554年)というから約500年を迎える古社だ。

ここを延喜元年(901年)に太宰府に流された菅原道真がひそかに訪れたのが起源――という伝説があるが、薩摩半島の東郷町にも藤川天神という巨大なフジで有名な天神があるが、そちらにも同様な伝承があり、まんざら奇説ではないようだ。

最後にかのやばら園に立ち寄り、レストランで黒豚カレーとバラのソフトクリームを食べて帰途に就く。