鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

マイブーム

2019-03-13 13:58:46 | おおすみの風景

近頃、はまっていたのは「ペットボトル製の風車」だ。

今ちょうど家庭菜園では春まきの野菜や花のシーズンに入ったところだが、菜園内の通路や庭の路地でモグラが活発に動き始めている。

せっかく耕して種をまいても畝が荒らされては困るので、地面にモグラの嫌いな微細な振動を与えて活動を抑えるか、あわよくば退散させようと、地面に突き刺した棒(実際はスチールパイプ)に風車を取り付けて風力を頼みに回し、懲らしめてやろうという細工である。

三週間前から今日でもう7体を完成させ、庭のあちこちに仕掛けている。ペットボトルの状態にもよるが、羽の数は6枚が基本だ。羽は透明のままでもよいが、自分は絶縁テープを張り付けている。これは緑色で回って透明感が出てくるとさわやかな感じがする。白い絶縁テープを張ったものは回ると実によく目立つ。4枚羽の風車も一つある。これは四角のペットボトルで作ったから当然といえば当然。

6枚羽のより回り方が遅いだろうと最初は思ったが、回り始める時に若干時間がかかるだけで、回ってしまえば一枚の羽根の面積が大きいので速さは変わらないようだ。むしろ迫力と振動のある回り方をする(風に対しての羽根の傾き具合が速度には強く作用するのだろうがここでは大目に見ておく)。

昨日今日と、強い西風吹いているので、思った以上によく仕事をしてくれそうだ。モグラには天敵現わるだろう。

強風のためスギ花粉も飛びまくっている。今朝の犬の散歩のときからして目の周りが少しかゆくなった。あともう一回飛散の小ピークが来て、ソメイヨシノが咲けばスギ花粉に関しては終焉となる。

しかしモグラとの戦いは春の種まきと植苗の植え付けがすべて済む4月いっぱいまで続く。

でも、風車がそのころまで順調に稼働していれば、春の訪れを感じさせてくれるモグラごっこもまた楽しからずや、だ。