大隅地方では2月の10日過ぎから少しづつスギ花粉が飛び始めたが、4日前の27日ころから急激に増え、28日、3月1日、2日と3日間は「極端に多い」飛散状況だった。
花粉症を持つ身にとっては悲惨な数日だった。
ちょうど今頃は春の野菜や花などの種を蒔く時期で、このところ多くなった降雨の合間に菜園を耕したり、畝立てをしたりする。
少し晴れ間が広がり、風も吹いてくると花粉が凄まじく飛んでくる(目には見えないが)ので、そういう時はほんの数分庭に出る時でも、マスクの着用は欠かせない。
面倒と言えば面倒だが、それでも花粉が飛ぶ前から耳鼻咽喉科に行ってアレルギーを抑える薬(朝夕2錠)を処方してもらっているので、相乗効果は非常に大きい。
自分の花粉症は、目にはまったく支障がないのでマスクだけで済むから、庭仕事もほぼ普通にできる。
野菜としてはホウレンソウ・小松菜・ターサイ・サニーレタス・地ばいキュウリ・ニガウリなどで、花は今年はマリーゴールド・鳳仙花をメインにあとは自然に生えてくる(去年のこぼれ種の)セロシアと西洋マツバボタンに期待している。
今日は昨日からのぐづついた天気で、小雨が降ったりやんだりしており、花粉の飛散はかなり少ないようだ。
菜園で残しておいたチンゲンサイの花が満開になった。また、珍しい桜島大根の花も咲いた。やや紫がかった白い花で、直径が25センチにもなる桜島大根にしては可憐な風情。
春はもうそこまで来ている。
そろそろ山桜も咲き出す。そして、あと2週間もすればスギ花粉飛散の第二のピークとなり、そのあといよいよソメイヨシノのお出ましとなる。