今回は今年知り合い、山を一緒に登り始めた下芝さんと共に6月8日から4日間くじゅう連山と由布岳に行く事になった。
下芝さんは山登りをまだ3回しかしていないので心配していたのだが・・・
それ以前に私が体調を崩し風邪を引いている状態での山行となり登れるか心配だ。
南海電車ではフライトに間に合わないのでJR阪和線の始発で伊丹空港に向かう。
今回も前日は巧い具合に寝ることが出来ず寝不足だ・・・
下芝さんに風邪をうつしたら大変なのでマスクをして飛行機に乗り込む。
小さい飛行機だったのでプロペラ機かと思ったが小さいながらもジェット機で良かった。
飛行機は一路、熊本空港へ向かう。
雲上からはミヤマキリシマの群生している山々を見ることが出来たらしい。
これは期待出来るなぁ。
星生山のミヤマキリシマは小さく群生していた。 メインは反対か?
空港で、くじゅう登山口まで乗るバスを待つ。
先客の山ガールが居りこの人も九重にミヤマキリシマを観に行くとか。
バスは熊本大地震の傷跡で通行止めの道が多く迂回に迂回に迂回
乗り疲れた頃にやっと登山口に到着。
バス停前で山菜蕎麦を食べていよいよ登山開始。
バス移動中は雲っていた空が今は見違えるほどの快晴!
素晴らしい景色だ。
今日は山荘までの短い移動だが晴れていると気分上々だなぁ。
でも歩いて判った、やはり体調が悪いと・・・
彼女のペースに合わせているようで実はこっちも必死。
諏蛾守越に着いた時は正直もう後は下りだけやと思ったよ。
諏蛾守越までは歩き易く解放感のある緩やかな登りで気持ち良く登れたと思う。
諏蛾守越を少し下ったら分岐に出るがここからは以前登った久住山が見える。
そして、くじゅう連山最高峰の中岳1791mもその全容が判る。
久住山からの景色は良かったよなぁ。
彼女にも見せたかったがまだまだ登山経験が短いので今回は最短ルートを取った。
砂利道の平坦な道を少し歩くと今回のメインイベントであるミヤマキリシマが群生しまくっている平冶岳が見えて来た。
すげぇな山頂一帯がピンクに染まってるぞぉ!
明日はあそこに埋もれるんやなぁ。
沢沿いの下りでなかなか厳しい降りだと思っていたら横に登山道が・・・
あちゃぁ・・・なんか降りるの難しいと思ったよ。
こんな時沢登りしている私は普通に降りてしまうので申し訳なかったな。
一気に降りたら坊ガツルの湿原とテント場が先に見えた。
あそこにテント張ったら360度視界良好で最高のロケーションやん。
テント泊してみたいなぁ。
もう少し降りると本日泊まる、法華院温泉山荘が見えて来た。
噂では山小屋では日本一綺麗なトイレを有しているとのこと。
でも綺麗なトイレよりはビール幾らか気になる私。
山荘にチェックインしたらバスで一緒だった山ガールが私の2人後ろにいた。
あの時間から歩き始めたら山荘泊だわな。
案内された大部屋の区分けを見ると私達の区画はまだ誰も居ないので棚が使える奥を陣取り早速温泉へ。
身体は洗えないが浸かるだけで幸せだなぁ。
湯温が熱かったのでテラスで涼もうと出たら直ぐ横に登山道が・・・
女性ならバッチリ見えるなぁ。
温泉から上がると早速ビール。
風邪を引いてはいるがビールは止めれない。
しかも350mlが350円とは安い。
夕食まで時間があるので坊ガツル湿原を散策。
くじゅう連山は気持ちが落ち着くというか和らぐというか気持ちの良い場所だなぁ。
何回でも来たくなるわなぁ。
夕食は17:30と18:30と19:30の3回に分かれている。
私達は18:30からだったので向かうとテーブルには食事が無い。
なんと列が・・・並んでいると20分頃から列が動きだし山小屋の人に食事の券を渡す。
30分位から名前を呼び食事の提供が始まった。
順番制か、ならもう少し後の方かなとか思いながらも待ち遠しい。
今日の食事はおでんがメインでした。
食事を終えてテラスで彼女とのんびり月を見ていたらハイエースが・・・
なるほど車で運搬出来るからビールが安かったのね。
そして風邪でしんどいせいもあり早々に寝てしまった。
あっ布団はフカフカの清潔感溢れる気持ちの良い布団でしたよ。
※DATA くじゅう登山口12:40-諏蛾守越14:10-15:15法華院温泉山荘(泊)
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