KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

2015年10月12日 蓼科山

2015年10月21日 19時32分59秒 | OUTDOOR

 11日は朝から予報通りの強風と雨で朝方はテントで待機した。

こんな天気でも稜線に向かう人が要るんやね。

昼前に雨が上がったので私達は下山して、トレランレースをしているはずのタカシ君を応援にレース会場に向かう。

トレランの大会ってMTBのレースよりも殺風景としていたが、

ゴールタイムがトップ23時間でリミットが35時間で参加人数が160人程の内、

100人がリタイヤしていたら・・・

そらゴールに入ってくる人の間隔が凄い長いしまってられんね実際。

 で私達は待つ事30分程で運よく、タカシ君が160Kmを完走してのゴール!

過酷な気象条件でも日頃の訓練の成果ってやつが発揮されたんやね。

 翌日は蓼科山に登る予定なので登山口近くにある夢の平キャンプ場へ向かった。

夢の平キャンプ場は利用料300円と格安で意外に居心地が良かった。

 翌朝、七合目登山口の駐車場で準備していると、

横にクラウンが停まり中からは、山ガール風のおばさんがド派手に登場。

いきなり、この格好では上は寒いかな?と聞いて来た。

あゆちゃんが対応していたが、そんな恰好・・・色んな意味で寒いわ。

 歩き始めて最初の緩やかな登りは落ち葉が一面を覆った登山道で心地よかった。

昨日トレランで160km走ったタカシ君が要るので、ゆっくり歩いていたのだが、

徐々に傾斜がきつくなると共にタカシ君もペースが上がって来たか。

 樹林帯の中なので強風とは無縁だったが空を見上げれば雲の移動スピードが半端無かった。

稜線まで登ったら強風との戦いが始まると思っていたが小屋に着くと意外に風が強くないぞ。

蓼科山が風を遮っているようだな。

 小屋でバッジを購入して山頂に向かった。

ここからはグングン高度を上げて行く、きつい登りだなぁ。

まぁ、クライマーには余裕だけどね。

 山頂手前まで来ると、やはり風が強くなってきた。

山頂は無謀なまでの暴風で寒い・・・

と、とりあえず岩影で防風対策だ。

 山頂からは八ヶ岳が見える・・・はずだが雲がかかっていて見えない。

風は相変わらず・・・強い。

サッサと下山したいのだが・・・女性陣達があの鳥居まで行こうと言う。

 まぁ、風も少しはマシになったしサッサと参拝してサッサと下山しようっと。

しかーし、何故か奥にある方位盤に向かう女性達・・・

・・・まぁ仕方ない・・・我慢しよう。

方位盤は一段高い場所にあるので登ってみると・・・

方位盤が無い!

いやはや思わず「無いやん!」って言ってもうた。

 方位盤は無かったが下界の景色は良かったなぁ。

でもここが一番風が強かったよ。

山荘でホットココアを飲んで冷えた身体を温め下山に備える。

 そして下山・・・タカシ君は足が痛いのでゆっくり下山しているが

他のメンバーは、他の登山者をバンバン抜いて降りて行くよ。

いやはや参ったね。

  下山後は温泉に入って焼肉屋で腹を満たしてそして大阪の自宅へと車を走らせた。

※DATA 七合目登山口駐車場8:51-9:46蓼科山荘9:55-10:23蓼科山頂ヒュッテ-10:29蓼科山頂10:40-10:46蓼科山頂ヒュッテ11:09-12:14七合目登山口


2015年10月10日 八ヶ岳

2015年10月13日 22時13分41秒 | OUTDOOR

 この三連休は天候が悪くて天気予報が二転三転し中々どこに行くか決まらなかった。

直前まで決まらんかったが、ようやく八ヶ岳へ行くことになった。

 美濃戸山荘駐車場、1日1000円

 深夜3時頃に美濃戸山荘の駐車場に着き仮眠を取った。

まだ薄暗い中を日帰りと思われる登山者がヘッドライトを灯しながら歩いているよ。

外が明るくなってきたので、そろそろ出発準備といきたいが・・・寒い。

とりあえず寒い。

クズクズしていたがトイレにも行きたくなり車外に出てみた・・・やはり寒い。

と、とりあえずトイレで用を済ませ、まだ温かい車内へ・・・

ところが皆さん出発準備に入ったみたいで・・・しゃーないな。

 八ヶ岳稜線

 歩き始めは森の中を気持ち良く歩く。

行者小屋までは沢沿いの道だから急な登りは無いと思っていたが崩れて迂回する箇所が何ヶ所かあり意外に疲れるなぁ。

傾斜が緩くなってくると視界が開け八ヶ岳の稜線が見えるようになる。

 行者小屋

 行者小屋前のテント場にテントを張って八ヶ岳に向かった。

テント場からは急な登りが続くが荷物が軽くなったのでサクサクだぁ。

 行者小屋から稜線への登り

 まだ登っていない阿弥陀岳を眺める、かずちゃん。

今日の行程はお任せしていたが・・・どうやら縦走するようだ・・・

ビールを呑めるのは何時頃なんかな?

 奥の阿弥陀岳に手前の中岳

 文三郎尾根の稜線に出る手前の階段にはマムートのマークが入っている。

なるほど!この階段はマムートが資金援助してるんだなぁ。

 稜線に出たら風が強くてとても寒かった。

明日はもっと風が強くなるようだ・・・恐ろしや・・・

 

 山頂手前で山梨県側を望む

 山頂直下で山梨県側の景色が広がり皆で眺めているが・・・

下を見たとたんに恐怖が込み上げ身震いした。

 山梨県側の紅葉

 緩やかな山裾が紅葉で染まり、まるで絨毯のようだなぁ。

山裾が見事な紅葉で彩られているのなら稜線はもう終わってるなぁ。

でもこの景色が見れて良かったよ。

 赤岳山頂には岩場を登るのだが・・・

何故かクライミングチックなルートを選んで登るなぁ。

こっちの方が楽やでって言われてしまうが簡単に登れるから・・・ 

 赤岳 2899m

 100名山19座目の八ヶ岳最高峰の赤岳山頂に立った。

風も強くとても寒かった、早く風を避けれる場所に行きたいよぉ。

とりあえず山荘に逃げ込んで記念のバッジを購入した。

 八ヶ岳は火山の噴火で削れたといわれているだけあって稜線は殺風景だが

バリエーションルートは沢山ありそうだ。

お昼は少しでも標高を下げて赤岳展望荘の建屋の影で風を避けて食べた。

 横岳に向かう途中にあった猿みたいな岩

 岩稜歩きは今でこそ慣れたがやはり高度感がバツグンだねぇ。

特にトラバースは相変わらず苦手やわぁ。

ふと、赤岳鉱泉側を見ると一人の登山者が見えた。

おっバリエーションか?前穂北尾根を思い出すなぁ。

 横岳

 横岳山頂にて皆で記念写真。

山ネチポーズらしい。

 横岳を後にして進んでいると先程のバリエーション登山者が大同心か小同心を登ってくるクライマーだと判った。

難しいのかな?簡単なら行って見たいな。

大阪に帰ったらググってみようっと。

 硫黄岳が近づくと傾斜も緩やかになり歩き易くなった。

しかし、風はとても強くなり飛ばされそうになった・・・

同じ山域でこうも感じが変わるんやね。

 硫黄岳山荘のトイレはウォシュレット完備と山小屋ならぬ装備を備えているらしい。

かずちゃん等は300円でも払うわって言ってたなぁ。

 硫黄岳への登り

 相も変わらず強風が吹き荒れる硫黄岳の登りで、みんな寒そうだ。

 ケルンで風除け

 硫黄岳はなだらかな山容の為に積雪時に迷子にならないようにケルンがある。

そのケルンを風除けとして皆の到着を待った。

 爆裂火口

 硫黄岳は平らな山頂とは裏腹に火口が直ぐ近くあって迫力満点だった。

火山活動が活発な時はどんな様子だったんだろうか?と不謹慎な事を想ったりしてね。

  硫黄岳 2760m

 硫黄岳の山頂は本来火口の外輪であるが山頂標識はこの場所にある。

 やっと稜線から下れると思うとうれしいなぁ。

風も冷たかったしビールも飲みたい。

早くテント場に戻って乾杯したいね。

 下って下って下って、赤岳鉱泉へ着く。

そこから登って登って下って行者小屋に着く。

今日も良く歩いたわぁ。

ビールも美味しく頂いた。

夕方から明日昼ごろまでは強風に雨との予報だったので

明日は雨が止み次第に下山して、160kmのトレラン大会に出ているタカシ君の応援に行くことになった。

そして予報通りに陽が落ちてから雨が降り始めた・・・

 

 ※DATA 美濃戸山荘駐車場6:10-8:24行者小屋(テント設営)9:05-10:43赤岳山頂-11:16赤岳天望荘(昼食)11:35-横岳12:21-12:46硫黄岳山荘(休憩)13:03-硫黄岳13:25-赤岳鉱泉14:22-15:07行者小屋