KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

2017年6月11日 大分県由布岳

2017年06月24日 08時14分45秒 | OUTDOOR

 昨日から天気予報は快方の方向へ向かっていた、晴れ男の実力か。

9時頃に雨がパッと降ってそれでおしまいのような天気予報になって今日は登ることにした。

ところが朝食を食べようと食堂へ行くと雨がザーザーと・・・

朝食を食べ終わってもザーザー・・・

準備が終わった頃サーサー・・・

 9:12 由布岳正面登山口

 旅館から登山口の金鱗湖へ向かうつもりだったが

旅館の人に行って由布駅まで送迎してもらうことにした。

雨待機で今日の予定を変更しバスで正面登山口まで行き由布岳に登ることにした。

幸いな事にバスに乗る頃には雨が止んで登山口に着く頃には薄く青空も確認出来た。

 なんて登り易いんだろうかと登り始めて思った。

くじゅう連山では粘土質の土に苦しめられたからなぁ。

ただ麓の方は遊歩道や別の登山口に向かう分岐が間違いやすいような感じがする。

一時間近くは視界も無いが歩き易いので問題なし。

登山道が九十九折をしだしても傾斜が緩いので意外に登り易いし視界も開けてきて素晴らしい景色が広がった。

 合野越手前の急傾斜

 傾斜が若干きつくなり始めた頃に下芝さんが「鎌田さんは独りの時はもっと速く登るの?」と聞かれたので、独りの時のスピードで登ってあげたら遠くから「ムリー!」と聞こえて来た。

まっそだろうね、今回4日間で抜いたのは先程写真ばかり撮っていた二人組の女性だけやしね。

 由布岳東峰

 合野越に着いた時に私は西峰に登りたかったのだが目の前に鎖が掛っており

一応聞いてみたら鎖が怖いというので東峰にすると言う。

イヤイヤ目の前の鎖で判断は出来んよと、西峰はもしかしたらこの鎖場だけで東峰は上の方に鎖がガンガンあるかもって話した。

まっそんな邪な話をした時は必ず罰が当たる。

たまたま東峰から降りて来た登山者に「道は険しいですか?」と・・・

 由布岳西峰

 ハイ東峰に決まりました!

なんの緊張感も無く東峰に登り山頂から西峰への険しいルートをうらやましく眺める。

そして御鉢巡りをしているもっとうらやましい登山者を眺める。

一応「御鉢めぐり出来るみたいだね、巡る?」と聞いてみたがやはり否。

そんないしたいなら私待ってるから独りで廻ったら?と言うが廻れるわけなし。

バスの時間に間に合わなくなるからと理由を付けて我慢することにした。

そして来年はクライマー連中を連れて御鉢巡りしたいと心で思った。

 東峰から由布院の町

 下山も余裕を持って下山したつもりだったが意外に時間がかかり少し早足で歩き下芝さんを待つパターンで少しでも頑張って下山してもらった。

 下山して東屋で小休憩して観光バスで別府駅へ向かった。

別府駅では、とり天を食べたいというリクエストで近くの食堂でとり天定食をもちろん生ビール付きで食しJRミドリの窓口へ。

カウンターの職員に大阪市内まで2人と言って末が指定席が意外に埋まっていて通路を挟んで2席ならとか新幹線は3人掛け席の一番前の通路側2席とか・・・

職員と色々話しているとあっこの席取られましたとか・・・

もうそんな感じで良いからと別府駅から小倉駅に向かう特急はヤー公の横という席で堪らんかった。

新幹線は一番前の席でなんかもの凄い圧迫感がありもう一番前は無いなと思った。

しかも東京行き・・・寝たらおしまい・・・

少し後の新大阪行きにしたら良かった。

 

※DATA 由布岳正面登山口9:12-11:41由布岳東峰11:55-由布岳正面登山口13:31

 


2017年6月10日 くじゅう連山3日目

2017年06月24日 07時17分14秒 | OUTDOOR

 今日は本来、山小屋からくじゅう登山口まで下山してバスに乗って由布院へ向かう予定だった。

その下山を昨日したので今日はバスが出る11時過ぎまで時間が空いてしまった。

もう少し時間があれば下泉水山から黒岩山を縦走して牧の峠からバスに乗るのだが

時間が少ないので黒岩山へ登ることにした。

 旅館から牧の峠までは車道を歩くのではなく遊歩道があり牧の峠までも楽しめた。

黒岩山だけなら時間に余裕があるので、私のカメラ・キャノンG7で花の写真を撮る練習をした。

去年の尾瀬の時にマクロで花を撮りまくったのだがほぼ全てピンボケ・・・

ピンが花では無くその奥の葉に合っているのがおおかった。

 原因は近づき過ぎなんだろうとは思うがピントが合うまで距離をあけたら花が小さくなるやん。

ただでさえ小さい高山植物やし下を向いた花が多いので高山植物を撮るのが苦手なカメラだと認識していた。

オリンパスのタフなら1cm位に近づいても顕微鏡モードがあり撮影出来るが景色等を撮るのはG7が圧倒的やし・・・

ならミラーレス一眼かと調べてもタフ程の接写能力を有するカメラはない。

まっ次回の北海道も花の写真はかずちゃんに任せよう。

 黒岩山は登山者が少ないよ、って書いていたが良く整備された登山道であり意外に登っていました。

黒岩山にもミヤマキリシマはチラホラ咲いていましたが道路を挟んだ星生山のミヤマキリシマの群生は素晴らしい!

来年は牧の峠から入山やな。

登り始めは阿蘇五岳もはっきり見えていたが山頂に立つ頃には靄が覆い始めていて天気が悪くなっているのが判る。

明日の由布岳登れるか心配だ。

 バスで由布院へ移動し字奈岐日女神社へ先ずは行きたいと言う下芝さん・・・

今日の宿泊する「柚富の郷彩岳館」の近くだらか旅館に向かう時でもと言っても

最初が良いと言うので向かう事にし、お参りしてから金鱗湖の畔にある

マルク・シャガールゆふいん金鱗湖美術館を鑑賞し次に由布院ステンドグラス美術館を訪れた。

由布院は下芝さんのプランだが彼女の趣味趣向が良く判る内容だった。

であの神社の前を通り旅館へと向かった。

 


2017年6月9日 くじゅう連山2日目

2017年06月23日 19時02分49秒 | OUTDOOR

 疲れでグッスリではない・・・が風邪か寝不足かで朝までグッスリだった。

朝飯まではまだ少し時間がある。

昨夜の話では朝はのんびりして出るつもりだったが昨日の夕飯のシステムなら早く並んでしまえば朝飯も早くなるのでは?

と思いトイレに行くついでに食堂を除くと8名程並んでいた。

朝食まで後30分か、、、よし並ぶか!

先ずは大部屋に椅子をキープする小物を取りに行き列に並んだ。

下芝さんには朝飯が始まる30分頃に降りてきてもらう事にした。

 7:17法華院温泉山荘出発

 朝食を食べ終えていよいよメインイベントの平治岳へGO!

坊ガツルを抜けて先ずは大船山を目指す。

段原までの急登は見晴らしも無くただただ我慢。

少し開けてきたら段原に到着する。

 段原から平治岳方面

 段原にはミヤマキリシマの群生が迎えくれた。

平治岳の素晴らしい景色を早く間近で見てみたいが我慢して大船山へ。

ところがトレイルが狭くて狭くてザックが引っ掛かり過ぎる。

面倒なのでザックをデポして大船山に向かう事にした。

ところがだ・・・本来の登山道は稜線の少し下をトラバースしていたのだな。

通りでキツイ訳だ。

 大船山も間近に来るとミヤマキリシマ以外の花も咲いていて綺麗だ。

フェイスブックで友達のきょうこちゃんも同じ花を名前付きでアップしていたなぁ。

でも私はしない・・・

なぜなら調べ始めたら無限地獄に入るのが判るからだ。

  9:30 船山1786.2M

 大船山の山頂からはくじゅう連山はもとより阿蘇五岳や祖母山もバッチリ見える。

そして明後日登る予定の由布岳の双耳峰もバッチリだ。

 さていよいよ平治岳に向かうか。

  平治岳の登りにあるミヤマキリシマのトンネル

 段原まで戻りここから平治岳まではミヤマキリシマ群生の只中を歩く。

歩くと思ったのは意外に道幅が狭く交差するのが大変だった。

 大戸越まで来るとミヤマキリシマに覆われた平治岳が目の前に見える。

この場所でミヤマキリシマを観ながらの昼食はなんて贅沢なんだろう。

 お腹も一杯になったのでいよいよ平治岳に登る。

 30分も登れば平治岳だと思っていたが30分では平治岳の手前の峰までだった。

しかも残念な事に所用をもよおし始めた。

坊ガツルのトイレまで我慢できるか・・・

考えたら恐ろしいので山頂は諦め下山を始めた。

 大戸越から坊ガツルまでは面白くない登山道が続く。

坊ガツルでスッキリしたので水分補給。

ここまで怖くて水分摂れなかったのでがぶ飲みだぁ。

 本日の宿 「山の宿 寒の地獄旅館」

 坊ガツルから雨ヶ池越でくじゅう登山口へ下山する。

下芝さんの登山能力を考えて本来はもう一泊山小屋でしたかったが満員で泊まれなかった。

仕方なく登山口近くの旅館をとったのだが歩く時間が長くなるので下芝さんが心配だ。

 心配事はやはり当り下芝さんのペースがガクンと落ちた。

旅館で脚痛い?と聞くと水脹れが出来て足が少し痛かったとのこと・・・

良く頑張ったね。

水脹れの箇所に人口皮膚のパッチを張って様子を見てもらう事にした。

旅館の温泉で疲れを癒し美味しい旅館の飯を堪能したのだが残念なのがあまごの塩焼き!

塩焼きが出て来た時に先日の沢登りであまごの縄張り争いを見たよと話をしていたら

旅館の人が急いでやってきて私達のコースにはあまごの塩焼きは入って無いからと取られた。

残念・・・話せずに箸をつければ良かったなぁ。

 

※DATA 法華院温泉山荘7:17-9:30大船山9:40-大戸越11:07-平治岳12:00-坊ガツル13:31-くじゅう登山口15:29


2017年6月8日 くじゅう連山1日目

2017年06月22日 20時18分07秒 | OUTDOOR

 今回は今年知り合い、山を一緒に登り始めた下芝さんと共に6月8日から4日間くじゅう連山と由布岳に行く事になった。

下芝さんは山登りをまだ3回しかしていないので心配していたのだが・・・

それ以前に私が体調を崩し風邪を引いている状態での山行となり登れるか心配だ。

 南海電車ではフライトに間に合わないのでJR阪和線の始発で伊丹空港に向かう。

今回も前日は巧い具合に寝ることが出来ず寝不足だ・・・

 12:40 くじゅう登山口に立つ、三俣山が見える。

 下芝さんに風邪をうつしたら大変なのでマスクをして飛行機に乗り込む。

小さい飛行機だったのでプロペラ機かと思ったが小さいながらもジェット機で良かった。

飛行機は一路、熊本空港へ向かう。

雲上からはミヤマキリシマの群生している山々を見ることが出来たらしい。

これは期待出来るなぁ。

 星生山のミヤマキリシマは小さく群生していた。 メインは反対か?

 空港で、くじゅう登山口まで乗るバスを待つ。

先客の山ガールが居りこの人も九重にミヤマキリシマを観に行くとか。

バスは熊本大地震の傷跡で通行止めの道が多く迂回に迂回に迂回

乗り疲れた頃にやっと登山口に到着。

バス停前で山菜蕎麦を食べていよいよ登山開始。

 硫黄の臭いと煙漂う硫黄山

 バス移動中は雲っていた空が今は見違えるほどの快晴!

素晴らしい景色だ。

今日は山荘までの短い移動だが晴れていると気分上々だなぁ。

でも歩いて判った、やはり体調が悪いと・・・

彼女のペースに合わせているようで実はこっちも必死。

諏蛾守越に着いた時は正直もう後は下りだけやと思ったよ。

 諏蛾守越から三俣山西峰の景色

 諏蛾守越までは歩き易く解放感のある緩やかな登りで気持ち良く登れたと思う。

諏蛾守越を少し下ったら分岐に出るがここからは以前登った久住山が見える。

そして、くじゅう連山最高峰の中岳1791mもその全容が判る。

久住山からの景色は良かったよなぁ。

彼女にも見せたかったがまだまだ登山経験が短いので今回は最短ルートを取った。

 分岐から久住山1786mと中岳1791m

 砂利道の平坦な道を少し歩くと今回のメインイベントであるミヤマキリシマが群生しまくっている平冶岳が見えて来た。

すげぇな山頂一帯がピンクに染まってるぞぉ!

明日はあそこに埋もれるんやなぁ。

 沢沿いの下りでなかなか厳しい降りだと思っていたら横に登山道が・・・

あちゃぁ・・・なんか降りるの難しいと思ったよ。

こんな時沢登りしている私は普通に降りてしまうので申し訳なかったな。

 明日登る大船山と平治岳

 一気に降りたら坊ガツルの湿原とテント場が先に見えた。

あそこにテント張ったら360度視界良好で最高のロケーションやん。

テント泊してみたいなぁ。

もう少し降りると本日泊まる、法華院温泉山荘が見えて来た。

噂では山小屋では日本一綺麗なトイレを有しているとのこと。

 ミヤマキリシマが山頂一帯に咲き誇っている平治岳

 でも綺麗なトイレよりはビール幾らか気になる私。

山荘にチェックインしたらバスで一緒だった山ガールが私の2人後ろにいた。

あの時間から歩き始めたら山荘泊だわな。

案内された大部屋の区分けを見ると私達の区画はまだ誰も居ないので棚が使える奥を陣取り早速温泉へ。

身体は洗えないが浸かるだけで幸せだなぁ。

湯温が熱かったのでテラスで涼もうと出たら直ぐ横に登山道が・・・

女性ならバッチリ見えるなぁ。

 湿原から少し離れた場所に立つ法華院温泉山荘

 温泉から上がると早速ビール。

風邪を引いてはいるがビールは止めれない。

しかも350mlが350円とは安い。

 夕食まで時間があるので坊ガツル湿原を散策。

くじゅう連山は気持ちが落ち着くというか和らぐというか気持ちの良い場所だなぁ。

何回でも来たくなるわなぁ。

 夕食は17:30と18:30と19:30の3回に分かれている。

私達は18:30からだったので向かうとテーブルには食事が無い。

なんと列が・・・並んでいると20分頃から列が動きだし山小屋の人に食事の券を渡す。

30分位から名前を呼び食事の提供が始まった。

順番制か、ならもう少し後の方かなとか思いながらも待ち遠しい。

 今日の食事はおでんがメインでした。

食事を終えてテラスで彼女とのんびり月を見ていたらハイエースが・・・

なるほど車で運搬出来るからビールが安かったのね。

 そして風邪でしんどいせいもあり早々に寝てしまった。

あっ布団はフカフカの清潔感溢れる気持ちの良い布団でしたよ。

 

※DATA くじゅう登山口12:40-諏蛾守越14:10-15:15法華院温泉山荘(泊)