KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

アイスクライミング下見

2013年12月28日 21時42分31秒 | OUTDOOR

 今日はアイスクライミングの下見とこっしーのおにゅーのジャケットデビューの日となった。

車で東吉野に入っても雪が無い・・・川上村に入ってようやく山の上に積雪を確認・・・

って、ある標高を境にして緑と真っ白とにくっきりと分かれてるなぁ。

車道も駐車場に着く頃には路肩に積雪を確認出来たので少しは期待できるかな?

 さて準備も終え林道に入って行く。

意外と積雪があるので、もしかしての期待が高まってくる。

 林道を歩いてゆくと前方に大普賢岳、小普賢岳を望めた。

うわっガンガンに積もってるやん。

あの何とか言う100mの滝も凍ってるやん

 林道終わりにある小さな滝は残念ながら凍っていない・・・

これは無理っぽいかなぁ。とでも淡い期待で進もう。

 林道が無くなり道は沢筋のトラバースへと移る。

三人でラッセルをまわし進む。

バリエーションが初めてのT氏なのにガンガン進むなぁ。こういうのに向いているのかもしれん。

本来なら途中で沢を歩くのだが氷の状態が不安定なので全行程トラバースだった。

 滝が見えたがやはり成長不足というのが遠目でも確認出来る。

しかし、端の方がクライミング出来るかもという超淡い期待にかけて急斜面を登る。

リードするから今年からはこの急斜面は登らないと思っていたのに・・・

一度滝の上に出てから懸垂下降で滝壺に降り立った。

 やはり氷が薄いな。

 続いたT氏が懸垂下降で雪だまりにはまり苦戦、こっしーは難無く降り立った。

そして、これからどうするか検討した結果、飯を食ってから端っこで登れないか調査することとなった。

しかし、食べている最中にも氷がドスン、ドスンと幾重にも落ちてくる。

三人顔を合わせて、今日はやめておこうと決まった。

 登りの時は調子良く動いていた身体だったが停滞で膝が冷えてしまい下山する時は動きが鈍くなった。

これは下の対策も必要だな。カイロを膝に巻く?保温のサポーターを巻く?保温のズボンを履く?

次回はこのうちのどれかを試してみよう。

 今日は登れなくて残念だったが良い雪山訓練となったな。

次こそは登るぞ。


12月1日 台高山脈・明神平

2013年12月03日 21時46分55秒 | OUTDOOR

 前日はジム終わりにビール4杯飲んで夕方からカヌー部の忘年会に参加したので帰宅は23時を過ぎていた。

それから山登りの準備って・・・明日起きれるのかな・・・

1日は近鉄大阪線の榛原駅に8:30集合で明神平に行くってことしか知らない。

どの辺の山へ行くのだろう?と不安もあり楽しみでもあった。

榛原駅に着きS氏とO氏に合流・・・今回は3人のようだ、むっむっむ私が一番若いが一番遅いぞ・・・困ったなぁ。

駅からO氏の車で登山口へ向かう、1時間程乗っているがまだ着かない・・・どこに行くんやろ。

酔ってしまいそうになった頃に丹生川上神社とか東吉野とかの文字が目に付いた。

りえぞぉ宅の近くに来てんのか?アイフォンで確認するとやっぱりそうだった。

ってことは・・・寒いのかな今日・・・

 車から降りると・・・いやぁ寒い、寒いなぁ。身震いするぜぇ。

登山口から明神平まで90分ってえらい早い目的地やなぁ、と思いながら進むと登山道には雪が張り付いていた。

ストック持って来てねぇよ。雪あるなら前もって言っとくれ・・・

大体、最初の30分はゆっくり行くからって・・・全力じゃないか俺。

これでペース上げられたら・・・たまらんなぁ。

 30分程経ちO氏がペースはこれで良いか?と聞いて来たので、もちろんOKの即答。

O氏もS氏も年配なのに健脚やなぁ。付いて行くので必死や・・・チカちゃんの気持ちが解ったわ。

 明神平には時間通り90分で到着。

先週は秋がもうすぐ終わると思ったが、ここでは既に終わってるなぁ。

 元はスキー場だったと聞いたが下からここまでどうやって来るんやろ?

ゴンドラとかあったのか?ってかまだ、先進むんか!

やはり甘かったみたいだ。

明神平が有名だから明神平って言っていただけみたいでこれから明神岳(1432m)に向かうらしい。

 稜線に出ると大台ケ原方向からの強烈な寒風が身体を襲う。

寒いけどもう停滞時に着るダウンしかないしな。

こんな狭い山頂が目的地なんかな?って思ってるとまだまだ先に進むみたいだ。

 明神岳から山腹を降り始めて向かいのピークへ向かった。

このピークかな?いや左に進んだな、でも大台からの寒風に当たらなくなったから歩き易くなったな。

小ピークを2,3過ぎてようやく目的地っぽい場所に着いた。

 桧塚奥峰(1420m)からは大台ケ原方面と写真の大峰山脈方面の展望が素晴らしく晴れていれば絶景だったのだろう。

 桧塚奥峰!目的地にふさわしい!やっと着いたな。

でもO氏のお昼は向こうで食べようってまだ、踏んでいないピークを指さした。

あれまっ!まだ行くの?

 次の山は桧塚(1402m)確かに三角点はあるけど・・・

展望もあるけど・・・

やっぱ桧塚奥峰の方が良かったなぁ。

 お昼を食べて引換して来たら雪もほとんど融けた明神平が待っていた。

行きは地獄の寒さに耐えて休憩したのに今はゆったり休憩できるとはえらい違いやな。

下りは意外と技術が必要なので二人について行くのがやっとだ。

 

※DATA 登山口9:30-11:00明神平11:15-11:39明神岳-12:19桧塚奥峰-12:31桧塚12:50-13:50明神岳-14:13明神平-15:37登山口

 


11月23日 中山縦走路&大峰山&廃線ハイク

2013年12月01日 21時48分45秒 | OUTDOOR

 秋も終盤となり最後の紅葉のチャンスと低山ハイクを企画した。

今回は宝塚の裏山を歩いて武田尾の「桜の園」で紅葉を観賞しようとした。

桜の園はその名の通り桜で有名だが実はもみじも有名なんだな。

ただ、低山一つや廃線ハイクだけでは時間が短くなるので低山二つに廃線ハイクと組み合わせてプランニングをした。

 当初は阪急宝塚線の中山駅から中山寺奥ノ院参道から中山へ登る予定で電車に乗ったが一つ手前の山本駅で降りて

中山縦走路を登って中山へ向かうことにした。こちらの方が一時間弱は余計にかかると思うが17時までには梅田で呑めるだろうと変更した。

閑静な住宅街を抜け小川沿いに進み、ふじが丘の住宅が見えるようになると縦走路は尾根伝いに登って行く。

傾斜は緩いが直射日光がまともに当たって暑い岩稜地帯を進むこと20分・・・長い岩稜地帯を抜けようやく稜線に出る。

稜線に出ると今度は木々が日差しを遮り歩き易くなった。

宝塚が近いからもっと殺伐としてるのかと思いきや落葉樹に囲まれた気持ちの良いトレイルが続く。

低山なので展望は期待できないがゴルフ場横を通る時には対面の山肌が見える位だった。

そんなわけでスタートしてから2時間程でゴルフ場方面にしか展望のない中山々頂に着く。

 山頂で少し休憩して先に進もうとした時に事件発生。

GPSが電池切れをおこし替えようとしたら予備電池が無かった。

どうやら忘れたようだ・・・

低山って意外に迷いやすいから先に進むのが怖かったが迷ったら戻るくらいは出来るだろうと次の大峰山へ向かった。

不安になりながら歩いていると、またもや現れたゴルフ場の横を歩いているとキャディーさんがトレイルに現れてこう言った。

キャディー:今日はどちらまで?

私:大峰山へ行きます。

キャディー:その後はどちらに降ります?

私:武田尾の方に降りて廃線ハイクして宝塚方面に行きます。

キャディー:お気をつけて・・・

何やったんやろ・・・降りるまで気を付かつて聞いて来たのは迷い易いからか・・・

更に不安が増殖したな。

いったん車道に出て対面にある大峰山登山口から入るといきなりの急な登りが待っていた。

とはいえ40分で山頂なのでほどなくして傾斜は緩くなり12時を少しまわって大峰山々頂に到着した。

木々に囲まれ展望は無いが昼飯を食べるのに風よけとなるので落ち葉の絨毯の上で昼食を食べることにした。

山頂に着いた時は火照っていたが食べるにつれて寒さを感じるようになり食べ終わるとイソイソと下山の準備に入る。

火照っている時に一枚でも羽織っておけば・・・と後悔するも仕方なし!歩いて身体を温める!

 

大峰山から西は破線の登山道なので迷わないか心配したのだが踏み跡は、はっきり解るしハイカーも多数遭遇した。

大半がなんちゃって登山者だったのに驚いたが桜の園に着いて何となくわかった。

紅葉を見に来てる人が多いわ。こんなにおるなら、何人かは登ってみようって連中もおるやろな。

 紅葉も終盤の様相だが観賞には、まだまだ十分だ。

園内の地図を見て歩くコースを決めて歩き出すと予定していた、もみじの道が土石流発生の為、通行止めになっていた。

仕方ないから、どんぐりの道で迂回することにしたが園内で土石流って・・・しかも迂回って登るんや・・・

でも紅葉も楽しめたしで廃線のところまで降りて、宝塚を目指すのだが先ずは小用を済ませねばとトイレに向かう。

トイレは武田尾駅の方向に向かうとあるのだが丁度、小学生が多数並んでいたので駅近くのトイレまで向かうことにした。

ここまで来ると電車で帰りたくなるのでが、時間も早いしチカちゃんもまだ歩けるというもんで宝塚に向かって踵を返した。

 一度歩くと短く感じるのか、あっという間に桜の園の入口まで戻り廃線を歩いて宝塚へと向かった。

奥へ向かうにつれ人が少なくなり、さっきまでの喧騒が嘘のように静かになった。

闇のトンネルを幾つか抜けると鉄橋があって、武庫川渓谷の渓谷美を見ることが出来る。

下は見ないようにしましょう。

廃線ということで枕木が残っており、これが歩き難いこと、この上ない!

 幾つかのトンネルを抜けると、ようやく中国道が見えた。

廃線ハイクもいよいよ終わりやなぁ。

国道に上がり駅に向かうが疲れた足に舗装路は疲れが増すね。

宝塚駅は諦め生瀬駅から電車に乗ることにしたが、たった一駅なのに運賃差はジュース1本くらいって高いなぁ。

 

※DATA 山本駅8:40-10:46中山-12:04大峰山12:20-13:02桜の園-14:03駅のトイレまで行き引き返してきた桜の園入口-15:03廃線ハイク終了-15:28生瀬駅