KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

2016年9月19日 大雪山(旭岳から黒岳縦走)

2016年09月29日 20時41分14秒 | OUTDOOR

 二カ月程前に北海道の知床連山を訪れた。

その時、山はガスガスで視界がなくて北海道に来た気にならなかった。

 下界ではグルメ三昧で、皆から本当に山に登った?と疑いが・・・

 今回は前日夕方に新千歳空港まで行き、新千歳空港温泉で一夜を明かすことにした。

 新千歳空港温泉は施設利用料1500円の他に深夜料金1500円を払えば翌日の9時まで施設に滞在できる。

しかも、温泉の他にコーヒー、お茶、漫画、朝食がサービスで付いている。

 施設に入るなり、漫画本を置いている部屋のリクライニングチェア一つと就寝用に安眠部屋のリクライニングチェア一つを確保。

コンセントでスマホを充電しようとしたが、これは電気が来ておらず断念。

温泉に浸かり食堂で生ビールを一杯。

いやはや幸せじゃ。

 翌朝、空港施設で充電しながら、あゆちゃんの到着を待つ。

この間に迷路のような空港施設をくまなく探索。

国際線ターミナルまで探索した。

思うに待ち時間が多い時は国内線と国際線をつなぐ通路が静かで寝れる。

 12時過ぎにあゆちゃんが降り立ち合流。

手にモンベルの紙袋を持っていたので、「えらい荷物多いね。」と言ったら

「ハイ、誕生日プレゼント」・・・マジで?ここで?一瞬固まったなぁ。

前日昼に北海道入りしていた、コッシーと合流し一路札幌へスープカレーを食べに向かう。

 金庫岩 

 初日は札幌のGARAKUでスープカレーを食べるつもりだったが行列が長くGARAKUの店員に姉妹店の方を勧められて「TREASURE」という店でスープカレーを食べた。

 旭岳三角点

 スープカレーを食べた後はキャンプベースとなる旭川の神楽岡公園キャンプ場へ向かう。

7月にも利用したキャンプ場で旭川の市内からたった3Kmの距離にあり繁華街へのアクセスに便利なキャンプ場だ。

 旭岳山頂

 キャンプ場で設営後に市街地へ赴き、炉端焼きのユーカラという居酒屋で呑む。

ん・・・歩いていないせいか食欲が無かったなぁ・・・

15時前にスープカレーを食べたのも影響しているのか・・・

帰りは代行を利用しキャンプ場へ戻る。

 翌朝、旭岳ロープウェイ乗り場へ向かう。

空は曇天・・・今にも雨が降りそうだった。

しかし、車の車窓から垣間見える雲の切れ間から山の上が綺麗に見えている。

もしかして上は晴れていて下にあるのは雲海か?

 ロープウェイで上まで行くと予想通り快晴!

ん~素晴らしい景色、これが北海道の山容か!

本州とは一味違い大陸の山容と被るなぁ。

北海道の山にハマりそうや・・・否もうすでに遅いか・・・

 火山活動が活発な旭岳はあちこち煙が立ち上がっている。

旭岳までの道はまるで富士山を登っているような路面状態で火山の山ってこんな感じになるんかな?

歩き始めて2時間程で北海道最高峰の旭岳山頂に到着。

 ここから黒岳への縦走は緩いアップダウンの繰り返し。

この縦走路が幸せな程、気持ちの良いトレイル!

いや最高だな。

黒岳までまだ距離があるので、ザンギでも食べて補給しようとなったが

誰もザンギを出さない・・・こらえきれず「ザンギ誰が持ってるの?」

こっしーとあゆちゃん、「かまちゃんじゃないの?」

車の中に置き去りか・・・

回送業者の人、車内のザンギ臭にびっくりしてるやろなぁ。

 ザンギが無いなら、行動食とサンドイッチでなんとか歩くしかない。

と言っても歩き易いのでグングン進む。

あゆちゃんが「北海岳山頂で食べようか」と言って来た。

「後半にもう少し伸ばそう」と言ったら「北海岳から2時間弱で下山するよ」と言われた。

縦走8時間と思っていたのでサンドイッチは出来るだけ我慢と思っていたのだが・・・

私達の歩くスピードっておかしいのか?

 黒岳の近くまで来るとガスが上がって来て小雨交じりになる。

いままで天気がもってくれていた方なので仕方ない。

黒岳山頂はガスが掛った状態で写真をパチリ。

下り始めたらツアーに引っ掛かり超スローペースに・・・

最後尾の人がツアーの人なら文句も言えるが私達と同じように、渋滞に捉まっているだけかも・・・

前の方でガイドが説明する声が聞こえる・・・

そら進まんわな。

 ツアーがやっと譲ったので一言、ガイドに文句を言ってやろうとしたが、何時の間にやら通過してもうた。

さぁ、気を取り直してガンガン下るとすぐさま渋滞に捉まる・・・

ロープウェイがあると気軽に山頂へ行ける為登山者も多くなる・・・

仕方ないか・・・

 黒岳山頂

 リフト乗り場にやっと着いた。

ここから一般の人はリフトを使うが私達はリフトの区間は歩く事にした。

あゆちゃんの下山スピードは異様な速さだ。

付いて行こうという気にもならない。

まさにホバークラフトのように浮いているという表現がピッタリあてはまる。

 マイペースで下っていると、あゆちゃんが視界に映ったので、スリップでもしたのかな?

と思っていたら、はやり滑って膝をゴッツンしたらしい。

いやぁ、楽しい縦走やった。

来年も北海道に来るな。

 層雲峡に降りて温泉に入り旭川へ向けて走っているとピーチからメールが届き、

明日帰阪するのに乗る飛行機が1時間40分程遅れてフライトするというメール・・・

わたしもあゆちゃんも同じ便だったのでアングリ・・・

電車も無いので関空で一晩ビバークする事になり2泊3日が3泊4日の北海道ツアーとなった。

 早朝の始発で堺駅まで電車に乗りタクシーで家に荷物を置いて同じタクシーで会社へと向かう。

なんとかいつも通りの時間に会社に着いたが今日は1日眠いんやろうなぁ・・・

 


2016年8月16日 吾妻山(2035m)

2016年09月05日 21時49分20秒 | OUTDOOR

 吾妻山もロープウェイがあるので機械で上がってチョチョイノチョイ登山。

そして急いで帰る!と思いロープウェイ乗り場で長い事待った。

待ってる間に地図見て思た、吾妻屋までは車道が続いていると・・・

吾妻屋近くに駐車したらロープウェイ乗らんでも早朝から登れたのではなかろうか・・・

 いやもう後の祭りだ・・・最初のプランで行こう。

ロープウェイとリフトを使い北望台まで行きサクッと山頂に登りダッダッダッと下山するプランで行こう。

 高所恐怖症の私はリフトが嫌いだったというか怖かった。

ところが最近クライミングしている為か安全バーをしていると怖くない。

成長したなぁ。でも降りる前に安全バーを外すように係員に言われて外した時の怖さ・・・

 かもしか展望台から望む蔵王山

 「午後から崩れるので早めに下山してください。」と係員の人に言われた割には天気が良い。

かもしか展望台からは昨日登った蔵王山が見える。

 梵天岩

 最初、梵天岩が西吾妻山なのかと思っていたが違うようだ。

山頂はコルを挟んだ向かい側にあるようだ。

 梵天岩からの景色1

 台風が近づいている為に風は強いのは仕方ないが景色が拝めて良かった。

天狗岩はどれが天狗岩なのか判らないが吾妻神社があるので分岐の地点と判る。

 梵天岩からの景色2

 天狗岩からのトレイルは水溜まりが酷く渡るのが大変だった。

何回はまりかけたか・・・

 梵天岩からの景色3(西吾妻山)

 そして驚くなかれ百名山だから山頂からの展望が素晴らしいのだろうと思っていたら・・・

展望が無い!靄の中でも無いのに展望が無い。

百名山でもあるんや展望のない山頂。

 梵天岩からの景色4

 いやぁビックリしたなぁ。

記念写真は展望が無いから少し凝ってみた。

 西吾妻山山頂

 西吾妻小屋は台地に建っているのでロケーションが良い。

吾妻神社でこの旅が無事に終わりそうなのを感謝して参拝した。

 西吾妻小屋

 北望台からはスキー場のゲレンデを下山するので走ってるくらいのスピードで下山出来る。

リフトに乗らなくても同等のスピードで降りた。

 アルプス天元台からの下山もすこぶる快調。

悩みは意外に快晴の陽射し・・・

雨の心配をしていたが無事に下山し、盆休み企画が終わった。

近くの温泉に入り蕎麦を食べて大阪へと走り始めた。

 

※DATA 北望台9:05-9:18かもしか展望台-9:50梵天岩-10:11西吾妻山10:15-10:22西吾妻山荘-11:30北望台-12:14アルプ天元台-12:51湯元駅前P

  参考本のコースタイム:4時間40分

 わたしのコースタイム:3時間56分


2016年8月15日 蔵王山(1841m)

2016年09月05日 19時03分43秒 | OUTDOOR

 蔵王山は刈田岳にある駐車場に止めて蔵王山往復僅か2時間の楽々コースで登り

移動して吾妻山を登る予定にしていたがお気楽コースは火山性ガスの影響で通行が規制されていた。

仕方なく今日は蔵王山だけ登る事にした。

 早朝に蔵王中央ロープウェイ乗り場に着き登山口を捜すが見つからず・・・

どうしようか・・・ロープウェイで上まで行ってしまおうか・・・

よし動くまで寝てよ。

 ロープウェイで鳥兜山の方へ行ったが山頂にはもう一つの方が楽チンでした。

まぁ、あまり短くしても仕方ないのでね。

お蔭でガラガラで登山者は私以外に3人、他は観光客らしい人が7人程。

ハイカーはともかく観光客がこちらのロープウェイに乗ってどうすんのかな?

って思っていたら何人かは間違えたと言っていたなぁ。

 山頂を目指して歩いているが、遊歩道か登山道か区別がつかん・・・

山頂はどっちなん?

この道であってんの?

他のハイカーも同じらしく出てくる道標で立ち止まっていた。

地蔵山へ向かうのに道標がどちらも地蔵山とか・・・ややこしいわ。

他のハイカーも同じように悩んでいたが、直登と迂回路なら私は直登を選ぶ。

意外に辛い直登でスキーのゲレンデの登りは更にめんどく、ザンゲ坂と名があった。

ザンゲね・・・

 地蔵山にはロープウェイの蔵王山頂駅がある、蔵王山麓駅から二つのロープウェイを乗り継いだら山頂まで間近か・・・

やはり普段着の人が多いなぁ。

あれが蔵王山最高峰の熊野岳山頂かな?って思う位台地になってるなぁ。

 でも下から雲がウニョウニョ出てきて山頂を隠してしまった。

まさか、また真っ白な山頂か!

山頂に着くと雲は下に漂っていたので展望はあまり良くないが真っ白よりはね・・・

 山頂を後に火口を見に行くと・・・オイオイ刈田岳の駐車場から仰山の人が来てるやん。

真面目に規制に従ったのに・・・

御釜は素晴らしい展望がありしばらく眺めていた。

 下山は機械を使わず自力で下山しようと御田分岐で下山ルートを歩いたが

下山途中で熊の糞を見つけた時はドキドキした。

大半の人はロープウェイを使うから人通りが少ない・・・

ヤバいなぁ・・・とりあえず笛を吹いて下山して行こう。

 無事に下山したら何やらテレビ局が取材していた。

トレランの格好の美女が蔵王のお店に入ってレポートしていた。

蔵王温泉で疲れを癒してから取材を受けていたお店を訪問しレポートしていた串こんと串玉を食べた。

本来なら東北百名山の旅は今日で終わりだったのだが天気が連日良くて予備日を使う事が無かったので明日も山登りする事にした。

そして道の駅「たかはた」へ移動し、車中で酒盛りしていると、

この旅初めての雨がポツポツ・・・

こっしーには台風来てるで!と言われて調べると確かに・・・

天気予報では午後から崩れるとなっていたので午前勝負やな。

 

※DATA 鳥兜駅8:41-9:33地蔵岳-10:06熊野岳10:12-10:23御釜10:40-11:05ワサ小屋跡-11:26御田分岐-12:44温泉駅

  参考本のコースタイム:4時間40分

  わたしのコースタイム:4時間3分


2016年8月14日 早池峰山(1917m)

2016年09月03日 18時56分30秒 | OUTDOOR

 早朝に早池峰の登山口である河原の坊駐車場に駐車して歩き始めると

崖崩れで河原坊コースが通行止めになっていた。

よって周回コースは取れず小田越登山口からのピストンしかない。

 小田越の登山道までは舗装路を歩く事になる。

直ぐ前を歩く登山者を直ぐに抜いて思っていたら逆に段々離された。

舗装路遅!

 かなり歩いたように感じた小田越までの道のり・・・

小田越の登山口は駐車場が無いので皆さん、舗装路を歩いているようだが

高山植物で賑わう6,7月は岳駐車場に止めて、ここまでシャトルバスが運行しているようだ。

案外、シャトルバスで小田越まで乗って河原の坊まで歩くのが良さそうだ。

 小田越登山口から歩き始めたら所々に一斗缶が吊るされていた。

最初は何故か?判らなかったが、ボコボコの一斗缶を見て判った熊避けかぁ!

 最初は樹林帯の中を緩やかに登る、視界が開けるとガレ場の急登となる。

早池峰山は高山植物の宝庫で人気らしいので女性も多く登山に来るだろうが、

早池峰山のガレは良く滑る石が多く混じっていて少し手強い。

 ガレ場になると私の本領発揮!

先程、離された登山者は元より他の先行者もガンガン抜いていく。

今日も早く下山出来そうだな。

 早池峰山の山頂も例に倣い祠がある。

東北の人々の信仰心が高いのが素晴らしい。

豪雪で厳しい冬を越すのに信仰心が必要だったのかもしれないな。

 山頂からは岩手山はもとより遠くに鳥海山かな?って山も見えてる。

折角頂上まで来るんやから展望があるのはやはり良いなぁ。

さて山頂も堪能したので下山しようと歩き始めたが、

余りにも下山が早いかなと剣ヶ峰分岐で剣ヶ峰の方向にある岩場を登る事にした。

 剣ヶ峰までは1Kmだがそこまでは行かず岩場から早池峰山を撮ろうとした。

岩場に着いてみると簡単に登れそうだね。

岩場近くを歩いていると日本のエーデルワイスをして有名なハヤチネウスユキソウが時期外れで咲いていた。

ウスユキソウの仲間かもしれないがハヤチネウスユキソウであってほしいな。

  下山して参考本に書いてあった精華の湯へ向かう。

場所はかなり離れた花巻温泉地近くにある台温泉にあるようだ。

車で精華の湯に着いたのが11時だったので隣にある。

そば処かみやで、ざる蕎麦を食べてから温泉に入った。

精華の湯は施設も小さく受付にも人が居ない・・・

入浴券を買って箱に入れて入浴してください。って書いてあった。

 温泉に入ったら、今日は遠く山形市の横の天童市にある道の駅「天童温泉」へ向かった。

夕方にようやく道の駅に着いた。

そこに車を止めて、2Km弱離れた、手打ちそば「水車生そば」へ歩いて行った。

なぜなら日本酒を蕎麦と共に飲みたかったから。

蕎麦と地酒を堪能した後は道の駅へ帰り夜になって閑散となるのを待った。

しかし、22時を過ぎても駐車場はほゞ埋ってる・・・

街中やからか、ポケモンGOしてる若者が多数いたな。

深夜になっても人混みだらけ・・・

次からは街中は外さんなあかんな。

 

※DATA 河原の坊駐車場5:26-6:03小田越登山口-7:15剣ヶ峰分岐-7:23山頂7:43-7:50剣ヶ峰分岐-8:00剣ヶ峰方面の岩場8:10-8:15剣ヶ峰分岐-9:11小田越登山口-9:42河原の坊駐車場