KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

2016年1月9・10日 北八ヶ岳

2016年01月17日 18時16分47秒 | OUTDOOR

 今回も急遽山登りの話が持ち上がり、短時間で北八ヶ岳に行く事が決まった。

色々と候補は上がったが結局2週連続で八ヶ岳山系へと赴くことになった。

 8時半に北八ヶ岳ロープウェイに着きロープウェイで山頂駅に着いた。

山頂駅は靄に覆われ視界が無い、しかも雪も少ない・・・

山腹を走る登山道を歩くも雪が少なく木道が顔をだしていて歩き難い。

 狭霧苑までは緩やかな下りを堪能出来る。

雪が多いとスノーシューが楽しそうだ。

狭霧苑から国道299沿いの森の中を歩きながらゆっくりと登って行く。 

 駒鳥の池は完全に凍っていて水上を歩けるのだが・・・

落ちないかとドキドキするねぇ。

 草麦ヒュッテは草麦峠の草原にある。

本来ならテレマークスキーとかが出来そうな草原だが今は草がむき出しで・・・

 草麦峠から山小屋には向かわず白駒池に立ち寄った。

ここも一面凍っていて歩けるのだが・・・

やはりゾワゾワして気持ちが悪い。

対面の白駒荘まで水上を歩いて行きたいような気もしたが湖畔の道を選んでしまった。

 白駒荘から登りが続き、本日泊まる山小屋の高見石小屋に着いた。

13時前だったので少し速いけどのんびり出来て良いか。

 この小屋はランプと星空で有名な小屋らしい。

とりあえず小屋で一息ついて小屋横にある展望台へ向かう。

 展望台には雪が少しついた岩を少し登る必要があるがクライマーの私とかずちゃんはさっさっと登ったが

キャシーはのんびりと登ってくる。

山ガールはそうでなくちゃね、かずちゃん。

 展望台からは北横岳が遠くに見える。

明日登る予定だが明日も今日の様に晴れているかな?

そして山小屋へ戻り軽く宴会して夕食を食べて夜には綺麗な星空を見に外に出たが寒くて少ししか出ていられなかった。

 そして深夜・・・恐れていた事態が・・・トイレ行きたい・・・

トイレは小屋の外・・・出たら寒いのはカクジツ!

でもこのままでは寝れないのもカクジツ!

えーい!気合い入れて外のトイレへ行くも小屋に戻る時には全身でガタガタブルブル!

布団に潜り込んでも少しの間は死んだな。

 翌朝も靄の中であったが前日の様に昼ごろには晴れるだろうと期待して北横岳を目指す。

今日は尾根を歩くのがメインであるので風が強いのが少し気になる。

北八ヶ岳は樹林帯なので風を感じないのが救いだが展望台や一部尾根沿いは強風で悩まされたよ。

小屋から丸山、茶臼山、縞枯山を経て北横田岳へ向かう途中で靄もとれて展望がバッチリ!

 予定通り!素晴らしい私のプランニング!

北横岳からは南八ヶ岳の赤岳・阿弥陀岳・中岳が見える。

去年登った蓼科山も良く見える。

 そして遠くに中央アルプスの連峰が遠望出来る。

ただ、強風が激しく風上に顔を向けれない。

息が出来ないから記念写真も何故か空。

でも三角点が映っていたし空の青さが素晴らしい。

とはいえ寒すぎるので早々に下山を始めてた。

今回も良い山行が出来で良かったなぁ。

 

※DATA 山頂駅9:24-狭霧苑10:25-麦草峠11:02-白駒池11:43-高見石小屋12:45

高見石小屋7:13-丸山7:29-麦草峠8:16-茶臼山9:30-縞枯山10:14-北横岳11:58-山頂駅12:54


2016年1月3日 山上ケ岳登山始め

2016年01月11日 20時51分04秒 | OUTDOOR

 毎年恒例の山上ケ岳登山ではあるが何時ものメンバーである二人は体調不良で参加出来ず

今年は中止しようかと思っていたが、しばっちとザッキーと三人で登ることになった。

 何回も書くが今シーズンは雪が無い・・・

それは大峰山系も例外ではなかった。

 お助け水も完全に露出している。

積雪が無いから足も速くて簡単に尾根に出た。

尾根にも雪が少ししか無い・・・

 いつもは積雪があってこんな端まではいけない私だが今回はギリギリまで行けた。

 山頂の寺にも雪が少ない。

体調不良で参加出来なかった二人の快復と私の安全登山を祈願し今年の初詣となった。

 その後、お花畑にも寄ったが去年は凄かったモンスターが今年は・・・

さて帰ろうか・・・

なんか物足りない登山やったなぁ。

 


2015年12月31日 八ヶ岳・登り納め

2016年01月07日 23時05分39秒 | OUTDOOR

 大晦日の日は前夜大阪発組が合流し9人となった。

今日は阿弥陀岳バリエーションの4人と赤岳5人の二手に分かれて登る。

私は赤岳を登る事にした。

 赤岳鉱泉小屋からは全員で移動することになる。

天気は良いがその分放射冷却で寒い。

歩いているとでも暑い・・・困ったもんだねぇ。

 行者小屋に着くと赤岳と阿弥陀岳が見えるようになる。

秋には、行者小屋のテント場でテントを張って赤岳に登ったなぁ。

あれから3ヶ月弱経ったのかぁ。

 今年の赤岳は雪が少ないらしい。

雪が付いていないので岩に躓かなように慎重に歩かないとね。

前夜組は。ほとんど寝てないやろうに、みんな元気やな。

 山頂付近まで来ると、ぼんやり富士山が見えて来たよ。

しかし、八ヶ岳以外は緑してるなぁ。

秋山と変わらんな。

 山頂で赤岳組全員の写真を撮った。

海老のしっぽの無い赤岳の柱が雪の少なさを物語っている。

幾ら雪が少なくても寒いものは寒い。

他の人に頼まれて写真を撮ったが指が千切れそうだ。

そして手袋を嵌めてすぐに・・・また頼まれた。

おいおい、他の人に頼めよ。

指が・・・強烈な寒さでどっかに行ってしまいそうだ。

 滑落しないように慎重に下山していたら頭大の石がメンバーの間を通過していった。

・・・危ないなぁ。ラクッ!くらい言えよな。

誰にも当たらなかったので良かったが山登りの恐怖を味わったよ。

そして1時には小屋に戻ってきた。

 赤岳組が宴会の準備をしていると阿弥陀岳組が帰って来た。

意外に早い帰還やなぁ。

今すぐにも乾杯しようとしていた時なんで少し乾杯を待ったが・・・

ビールが・・・アカン赤岳組だけで先に乾杯しよう。

そして阿弥陀組も合流した自炊室は昼食と言う名の宴会へ突入した。

 宴会が始まって最初の方は元気だったがビールを飲んで

焼酎を飲んで日本酒を飲んでをしていたら酔って来たぞ。

あっこれはアカン感じや・・・

晩飯まで少し寝て酔いを覚まそうと思い布団に転がる。

 不意に起こされ何だろうと思ったら、「もうそろそろ晩飯やで!」と・・・

へっ?アカンまだアカン今お腹に何か容れたらどうなるか想像がつく・・・

寝ておきたいので寝ていると、また起こされた「お金払ってるから勿体ない。」と・・・

 頑張って食堂の椅子へ座るも二口程口に容れたら限界が・・・

布団まで介抱されて戻り寝ていると下では年末ビンゴ大会で盛り上がっているみたいで騒々しい。

昼から寝ているのでもはや眠くも無いが寝るんが一番楽だったので寝た。

するとみんなが部屋に戻ってきたので新年を迎えたのかな?と思い聞いたら22時で消灯したらしい。

皆はあと2時間頑張って起きるって言っていたが何人かは轟沈。

私はようやく酔いが覚めてきたので元気モリモリ、お腹グーグー・・・

2015年の最後の食事はアミノバイタルのゼリーとはね。

 


2015年12月28・29日 広河原アイスクライミング

2016年01月04日 17時54分27秒 | OUTDOOR

 2015年の年末は山三昧の予定でしたが、少し短くすることになった。

そして、私の本格的なアイスクライミングデビューを共に行ってくれるのはホッキ-君。

ホッキ-君とは備中クライミングで一度、先日の妙見山MTBで会っただけなんで二人きりで行くことに少し不安が残る。

 28日早朝、八ヶ岳登山口の一つ舟山十字路に到着するも雪が無い・・・

はたして滝が凍っているのか不安だし色々と不安だ。

ここからテント場までラッセルして行くのだがこの状態ならラッセルしなくて済みそうだ。

当然テント場につく時間は大幅に短縮された。

早速テントを設営しアイスクライミングの準備をした。

 今日は広河原右俣の小さい滝でアイスに慣れ明日は3ルンゼを詰める予定であったが

右俣への入口が判らず3ルンゼに変更になったが3ルンゼの滝は氷の育ちが今一で

アイスクライミングというよりはミックスクライミングだなぁ。

歩いても歩いても滝が出てこないし1ルンゼと3ルンゼの分岐が判らない。

歩き出して3時間弱でようやくアイスクライミングが出来るような滝が現れる。

資料の写真と同じだったのでルートは合っているようだ。

左岸にあるナメ滝も初心者の私にはもってこいと思ったが3ルンゼは写真左の滝を登る。

ホッキ-君がここはフリーで突破しましょうというので登って行ったが途中で足が外れて怖くなり動けなくなった。

ホッキ-君に上からお助け紐で確保してもらい上まで登ったよ。

 小さい微妙な滝を幾つか越えて二俣に着いた。

ここが3ルンゼか?なんか違うような気もするがこれが3ルンゼなら雪崩れているので登るのは至難の技だ。

 先行者はもう一つの方へ向かっているので私達もそちらへ進む。

そしてまた幾つかの滝を登り休憩を取った。

その時はもう撤退しようとしていたのだが、目の前にある滝を登って

阿弥陀岳南稜のP3直下の3段30mの滝が見えなければ撤退することになった。

滝を登り少し登ると・・・あった!1ルンゼと3ルンゼの分岐が!

あんなに遠く高くにあったP3がもう目の前に迫っている。

なら3段30mの滝もそこにあるのでは?とまだ進む事にした。

 そしてとうとう3ルンゼ核心の3段30mの滝がお目見えした。

しかし意外に登れそうだったが時間がなく登らずに下山する事にした。

 ここを登ってP3を踏んで南陵を伝い下山もあったが滝の突破に時間が掛りそうだったので

谷沿いに降りることにした。

登りより下山が難しいのが登山の常識だが初心者用のルートでは下山の方が楽かもしれないね。

日没までに下山しテントで宴会して日が暮れた。

 二日目は右俣に行った。

右俣は昇り詰めるのでは無く

あちこちにある滝を登って楽しんで諏訪のホテルへ向かう予定だ。

右俣へ入ると直ぐに氷瀑が現れてアイスクライミングをいきなり楽しめた。

歩いては出てくる滝を登っては移動を繰り返した。

 クリスマスルンゼは高さもボリュームもあり迫力があった。

すでに取りついているパーティーがいたので私達はポストクリスマスルンゼの方へ向かった。

ところがそこに行くにはナメ40mの滝を登らなければならず私の体力と精神力はこの登りで費えた。

3歩進んで一休み状態だ。

ポストクリスマスルンゼは全然成長しておらず登れる状態では無かった。

そして私の体力も尽きたので下山する事にした。

ところがルンゼから谷へ下りるのに一苦労したよ。

無事にホテルへ向かうことが出来て良かったよ。