前回はルートを間違えてしまったモジキ谷、このままシーズンを終えるのは納得いかない
多分、こっしーもそうだろうと思いリベンジを実施した。
今回はI氏も参加し三人で遡行することになった。
I氏は六甲の保塁岩のアドバイスをしてくれた方でクライミングの先輩だ。
準備も終え7:55に出発した。
前回よりも水温が高くなっているので苔が少し多くなっていたなぁ。
でも今回の靴はキャラバンの大峰アクアに変更している、
前回はモンベルのサワタビにサワーサンダルとの組み合わせだった。
岩登りの要素が多い大峯山系ではフェルトよりもラバーの方が良いと前回来て思った。
水温が高いといっても滝から落ちる水は・・・冷たかった!
でもサイコー!
9:20には二俣に到着した。
地図上ではルートの6割を進んだ事になっているし、
稜線まで55分となっているが絶対に一時間では着かんやろ!!
騙されへんぞ!!
二俣から水量は少なくなっていき伏流水となった。
前回ルート間違えした箇所までもう少しだった。
今回は地図を何回も見て確認しながら進んだので前回何故、間違えたか理由が判ったよ。
伏流水となったので沢の全幅が歩く対象となってしまい中州を左にルート取りをしたので
本来入るべき沢が中州で見えなかったので間違えてしまったのだろう。
今回は中州を右に取って登り進んだ、そして現れた大滝18m!
ほぼ垂直の滝は流石に登れんと思っていたがこっしーもI氏も道具さえあればと・・・
道具無くて良かったぁ。とひそかに思ったがこの後の高巻きに掛った時間を考えたら・・・
3段12mの滝を登るこっしーはザイル確保していない・・・
私は二段のテラスまでは行けたがここからはザイルで確保しながら登った。
こっしーは巧みに登って行くなぁ、実力に差があるなぁ。
頑張らないといかんな。
この後、昼飯を食べて問題が発生!
二俣に分かれている沢のどちらがモジキ谷かわからない・・・
地図ではミズナラの老木があって3段12mの滝があって小滝連続で二俣に分かれている
しかし、自分らが居るのが老木の二俣か小滝連続の後の二俣かで悩んでいた。
二俣の場所には老木はあるがでも・・・そうなるとさっきの3段12mの滝の位置が?
話し合いの結果、右側を登って偵察することとなった。
しかし、落石が続発するので一人ずつしか登れないし疲れで足も鈍い・・・
そんな中こっしーはドンドン登って行き、やっぱあかんわ!と言って引き返してきた。
そんなに登ってなくて良かったぁ・・・老木まで引き返すのに何回扱けそうになったか・・・
老木の左の沢を登っても
3段12mの滝は現れなかったが小滝の連続だったので地図とは合致している。
結局は3段12mの滝の場所の書き込み間違いだと判った。
しかし、傾斜がきついなぁ・・・大滝辺りからきついぜ!
小滝連続が終わったら左に巻いて行くみたいだが・・・どこで?
変にそれるのも怖いので沢をそのまま遡上することにした・・・
もはやクライミングやなぁ。
こっしーは「後ろ振り向いたらあかんで!」と言って来たが・・・
そんなん聞いたら・・・振り向くやんか!
うわっ、なんやこの高度感は・・・ほんまクライミングやなぁ。
傾斜も稜線手前ではもっときつくなったがこっしーは難無く登る。
私とI氏は励まし合いながら頑張って登り14:10に稜線に出た。
そして稲村ヶ岳山頂まで行き、着替えと休憩をした。
今日は展望が良いなぁ。山上ヶ岳が良く見える。
大普賢岳も良く見える。
弥山は・・・ガスに覆われているが手前のバリゴヤの頭は見える。
稲村ヶ岳の東方向には前回歩いたミオス尾が・・・
ミオス尾の南側は今回遡上したモジキ谷だ。
山頂で休憩をした後は急いで下山し母公堂でコーヒーと茶菓子を戴き休憩して今回もタクシーに乗った。
ルートを間違えまくても結局8時間半かぁ・・・
DATA 7:55出発-8:00入渓- 9:20バリゴヤ谷との二俣-10:20大滝18m-14:10稜線-14:15稲村ヶ岳山頂-16:25母公堂
やはり3段12mの書き込み違いやね。
もう山は寒くなってくるね、
スクリュー貯金始めます。
後半の登りは面白かったですね。
登って登って登ってこれでもか!って感じで・・・
あかん病気や・・・
また、行きましょう。
今度は5時間を切りましょう。
ルートもわかったしね。