楠川バス停を降りて楠川神社に参拝し登山の安全を祈願してから海岸に出て海にタッチをしてバス停に戻り歩く準備をした。
8:40いよいよ歩き始める。先ずは舗装路が続き次に林道になる。
林道終了点から楠川歩道に入るのだが…道が無い?
何故無い?余り人が歩かないからかな?にしても無い…
林道終了点からあきらかに違う方向に林道が走っているが違うと思い木々の中に突っ込むが余りにも歩けないのでその林道を歩く事にした。
林道を歩くとすぐに切り返したので「おっ!合ってるのかな?」と思ったのも束の間だった。無情にも林道が終わった。紛れも無く糞づまり…
屋久島の歩道入り口が最近出来た林道っぽい場所にあるわけないよな?
と途方にくれるも屋久島の登山道はピンクのテープを頼りに歩くと良いとネットで調べていたので辺りを見回すと遠くにピンクテープを発見!
やったと思い向かうもやはり道じゃ無いような感じ…でも次のテープもある?
余り歩かないとここまで自然に戻るのかな?と思い次のテープまで歩くが益々不信感?
山と高原の地図では、ロストしてるのか判らなかったので国土地理院の地図をダウンロードして確認すると
やはりロストしているようだった。谷の方面を凝視すると、
ピンクのテープが…あれかな?いや位置的にあれだな!戻るのもなんなんで直降りして歩道に出た。
余り歩かれていない感じがするがやはり歩道だなちゃんと踏み跡があるや。
とはいえピンクテープ無かったら迷いやすいだろうなぁ。そんな事もあり白谷雲水峡には予定より20分遅れの11:17に着いた。
ここで昼食と休憩をとってるとヤクザルの群れが現れた、子猿を背負った親子は可愛いよなぁ。向こうも余り警戒していないみたいだ。
白谷雲水峡の入口で環境保護の協力金500円を払おうとしたら宿泊の方は2000円なんだってさ。1泊でも3泊でも2000円。 白谷小屋までは一時間程で着く、のんびり歩きでも大丈夫だな。でも弥生杉の方や原生林コースを歩く気にはならなかった。
この辺は日帰り装備の時に来よう。
小屋手前のくぐり杉をくぐろうとするもザックが邪魔で潜れない。
白谷小屋前のベンチは大勢の登山客で賑わっていたが中にはトイレ以外に誰も中に居ない。中を見ると暗いイメージが…カビ臭は思ったよりしなかったのは窓が開いているからかもしれないが助かった。
トイレは意外に綺麗で良かったよ。
小屋前のベンチでココア、ウイスキー、味噌汁と明日の為に栄誉を取り入れている間にも登山客は入れ代わり立ち代わりしてくが小屋泊の人が居ない…独りは寂しいというより怖いわぁ。誰が来てくれと思っていたが15時過ぎても誰も泊まろうとはしない。
16時になり登山客が少なくなったので、空荷で近くのくぐり杉と二代くぐり杉へと千鳥脚で向かい帰ってくると、なんとなんと小屋泊の人が…居なかった。
16時を過ぎても登山客がチラホラ現れるので期待していたがどうやら今夜は独りのようだ。
16時半頃から晩飯を食べ17時半頃には辺りが薄暗くなってきても小屋に入れない…
18時になり闇に覆われて今まで人間のテリトリーだった白谷雲水峡が野生動物の世界へと変わろうとしていた。
闇の向こうから動物の声が聞こえて来るようになりようやく小屋に入る決心がついた。
ラジオを聞きながら眠くなるのを待っていたが19時過ぎになんと登山者がやってきた!この闇夜の中を歩いて来たんや。
軽く挨拶を交わすと彼は反対の蚕部屋に向かった。
※DATA 天気:快晴後に曇り
海岸8:21-8:27楠川歩道入口8:40-11:17白谷雲水峡(昼食)11:36-12:44白谷山荘
CT:4:10
私のタイム:4:04
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