KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

2016年11月12日 筑波山

2016年11月16日 17時37分06秒 | OUTDOOR

 三連続日帰り登山の最後は茨城県の平地にドーーンと構えている筑波山へ登る。

久しぶりの独立峰のような感じがする、関東でも人気の山であるから楽しみだ。

ホテルを出てTXつくば駅を降りると早くも登山者がチラホラと見える。

靴を履き替え、おにぎりを買って少し早いがバス停へ向かうとそこには行列が・・・

急いで並んだので始発の8:00より前の臨時便に乗ることが出来たがこんなに人気があるんや・・・

つつじヶ丘から筑波山

 一時間弱でつつじヶ丘バス停に着いた。

バス停から山頂が直ぐそこに見える・・・

山頂までの標高差は357mってあんまり登らんね。

 

女体山山頂

 楽勝だと思って歩き始めたが路面状態が悪く、粘土質の土は滑り易く、岩も滑る滑る・・・こりゃ堪らんわ。

山頂まで90分近くと書いていたが意外に早く山頂に着いた。

参考タイムから大幅に短縮する時は岩稜帯や急傾斜の時が多いから納得出来るが片道90分をここまで短縮するんかってビックリした。

 朝一のバスで登って来たのに山頂は人が多いなぁと思っていのだが御幸ヶ原に降りてビックリ!

人だかりだ!

つつじヶ丘からはロープウェイ、筑波神社からはケーブルカーとあるので登山者でなくても気楽に来れるからだろうなぁ。

そして広場にはガマの油売りの人。

遠くから聞こえていたので明日の選挙の演説かと思ったよ。

女体山山頂からの景色

 男体山へも登り御幸ヶ原から筑波神社の方へ下山を始めた。

神社はつつじヶ丘より標高が低いので標高差660mの下りだ。

降り始めたら、登ってくる人の嵐でへこんだなぁ。

少人数ならともかく小学校の遠足は勘弁してほしかった。

何人に挨拶したら終わるんやろと六甲山で何時も思う事を思いながら挨拶。

ガマの油の口上をしている人、筑波神社、筑波山の三位一体の筑波

 下りも滑り易いが山頂の神社で転倒しないようにお祈りしたので大丈夫だろう。

この前登った恵那山も祈ったら転倒しなかったしね。

この人数を目の辺りにしたら温泉入ってバスに乗ると混んでないかとか思ったが

バスで来てる人がどの位の割合かもわからないので不安でしかたなかった。

 1時間弱で下山し筑波神社へお礼の参拝へ行くが並んでる並んでる。

遠くからそぉーと拝むだけにしよう。

成田空港

 バスの時間は毎時10分と40分発と下調べしていた。

筑波神社に11:20頃着いたので11時40分発に間に合うなぁ、

温泉に入って13時10分発のバスでも飛行機の時間には間に合うぞと考えていたら温泉は12時からだそうで・・・残念!

バス停には30過ぎについたのでナイスタイミングと秘かに思っていたのだが・・・待てど暮らせどバスが来ない?

可笑しいな時刻表を見るとなんと11時台だけバスが無い!

8時から毎時10分と40分にあるのに11時台だけ・・・

と、いうことは次のバスは12時10分発かぁ。

 山登りの途中で欲しかった陽射しは容赦なくバス待ちの首筋を焼いていた・・・

今回の旅で初めて日焼け止めを塗りバスを耐えながら待った。

TXつくば駅で2回目の昼飯、成田空港で3回目の昼飯を食べて飛行機に乗り降りたら晩飯・・・

 

※DATA つつじヶ丘バス停8:53-女体山9:44-10:00御幸ヶ原10:10-男体山10:21-御幸ヶ原10:30-筑波山神社入口バス停11:36

  参行本のコースタイム:3時間55分

  わたしのコースタイム:2時間43分


2016年11月11日 丹沢山

2016年11月14日 19時37分47秒 | OUTDOOR

 朝起きて外を見ると小雨が降っていた。

天気予報では9時ごろまで雨が降りその後は止んで寒気が入ってくると言っていた。

それを信じて登りに行くか・・・

登山口の大倉で準備をしているが・・・やはり行く気にならないなぁ。

でも今日はロングルートだから止むのを待って歩き始めれないし行くかぁ。

丹沢山の登りは木道の階段ばかり・・・疲れるなぁ。

昨日の靴擦れのダメージもありペースが上がらない。

レインコートを着ていることもあり汗ダラダラのフラフラ感バッチリ!

 天気予報通りに雨は上がったが杉林から滴り落ちる水滴がレインコートを脱ぐことをためらってしまう。

かなり我慢して歩いたが余りに暑いので脱ぐことにした。

しかし脱げば汗冷えが襲い、体力を奪われてしまった。

稜線に出る前に、また小雨が降り始めた・・・あれ?このまま止むと思ったのになぁ。

そして稜線に出る頃には暴風雨からみぞれ混じりの天候へと・・・

ドライな手袋が濡れて、そこに冷たい風があたるので私の手は凍傷にでもなるかってくらい冷え切ってしまい痺れていた。

塔の岳の山頂まで来て丹沢山を頑張って目指そうと山小屋の横を通り抜けようとしたら強烈な風が襲う。

ん!帰る!決めた!下山して登山口にあった蕎麦屋で蕎麦食べる!

脚も重いし下山を決意した。

 下山を始めて少し経つと稜線の雲が少しマシになっている気もするが今更って感じだね。

大倉につくと気になっていた蕎麦屋へ行く。

新蕎麦使用と書いてあり、十割そばはどこ其処の蕎麦粉を使用していると書いている。

その他の蕎麦も産地名を書いている。

これは期待できるなぁ。

私は期間限定のきのこそばを食べた。

めちゃくちゃ美味しかったが残念な事に私の腹は膨らまなかった。

昨日丹沢は酸性雨で侵されているから西丹沢の方が楽しいと聞いたので次回は西丹沢から挑戦するか。

※DATA 大倉登山口7:20-塔の岳10:44-大観望12:47-13:20大倉登山口

  参考本のコースタイム:5:50

  わたしのコースタイム:6:00

 

 


2016年11月10日 天城山

2016年11月13日 17時48分18秒 | OUTDOOR

 我が社の組合結成70周年記念で10日から13日まで台湾旅行の行事がある。

こんな行事に興味が無いので関東の山へ登りに行く事にした。

小田原駅前行き夜行バスに乗り三島駅北口で降りた。

東名高速の事故渋滞に巻き込まれ到着が30分弱遅れた。

予定ではのんびりとモーニングしながら電車の時間を待つつもりだったのに・・・

急がないとと思い北口から伊豆箱根鉄道のある南口へ行こうと思い連絡通路を捜す

捜す・・・捜す・・・あれ?無いね?どうい事?

JRの駅員に聞くと入場券を買って駅構内を通るか遥か彼方の通路まで歩くか・・・

まさかの展開に唖然としたが時間が無いので入場券を買い南口へと行き無事に電車に乗る事が出来た。

天城峠バス停を9時に下車し9時過ぎに歩き始めることが出来た。

 今日の予定は天城山縦走ルートで天城高原ゴルフ場までの約16km、参考タイム7:30の登山だ。

参考タイムだけ見ると下山は16:30と日没近くの下山予定ではあるが私は15:30位の下山と読んだ。

歩き始めると、何時ものことだが寝不足で身体が動かない。

天城峠まで登ると傾斜が緩くなり登り易くなったが、所々で登山道が欠落していて何回も迂回をさせられた。

落ち葉が凄くて何回もルートを見失いながら歩く。

予想しているより早く無いぞ?と早くもプランに暗雲が漂い始めたがここはエスケープするのが難しいので頑張って歩くしかないだろう。

 八丁池で早めの昼食休憩をとりプランの見直しをしたがやはり進むしかないようだ。

別に遅れている訳ではないが早くもない微妙な感じ、嫌だなぁ。

八丁池から戸塚峠まではトレランをしたくなるような道が続く。

スピードを上げたいところだが、昼食休憩の時に靴紐を締め直したのが悪かったのか?

右踝に靴擦れが発生した。

いずれ馴染むと思っていたがそんなことは無く戸塚峠でもう一度締め直した。

戸塚峠からは打って変って急傾斜が続く。

しかもルートがよく判らず何回ロストしたことか・・・

 ゴルフ場からの往復をせずに縦走にしたのは公共交通機関を使っての山登りだからだが

このコースには、ヘビブナと言われる木があって見たかったからだ。

雪の重みで曲がり春になると上へ伸びることが出来たかららしいが、それならもっと多くても良いような気も・・・

山頂の万三郎岳には13時半に着いた。

踝も痛いし15時過ぎのバスは無理かな?と思ったが可能性があるうちは頑張ろうと足早に去った。

万二郎岳には若い大学生ぽい子4人が、ここで野営するという事だった。

今夜天気悪いのになぁ。

時間は14:20、ここから登山口まで本では65分、確かバスは15:10だったかな?

鬼走りしたら間に合いそうな気もしたので痛みを我慢して下山した。

 粘度層で滑り易くしかも急傾斜となると下山出来る可能性が出て来た。

こういう状況は何時も異様に速いからね。

問題は登山口とバス停がどの位離れているかだけ。

爆走した結果14:59分に登山口まで下山出来た。

そしてそこにバス停もあり、更にバスは15:15分発と15分の余裕があった。

軽く着替えたり準備をしていたのでゴルフ場に売っている登山バッヂを買いに行く時間が無かったのは残念だった。

でも気持ちの良い縦走路で晴れていて時間に余裕があればもっと楽しかったんだろうな。

 今日の宿泊は本厚木駅前のホテルで向かっている最中に人身事故の影響で海老名駅までしか行かないことが判ったが・・・

海老名駅と本厚木駅との関係性が判らず困った。

これなら小田原周辺でホテルをとれば良かったなぁ。

20分くらいして動き出した電車は本厚木駅まで行ってくれたので大阪から来た私はホッとしたよ。

 

※DATA 天城峠バス停9:06-天城峠9:32-11:24八丁池11:34-万三郎岳13:34-万二郎岳14:20-14:59天城高原ゴルフ場登山口

       参考本のコースタイム:7:30

       わたしのコースタイム:5:53


2016年10月29日 空木岳

2016年11月03日 19時18分50秒 | OUTDOOR

 天気予報が微妙な感じだったが良い方向へと向かっていると予想して

空木岳と恵那山日帰り登山二連発に出発した。

今回は、かずちゃんが一緒に登ってくれるので楽しくなるだろう。

 21時前に茨木市を出ることが出来たので駒ヶ岳SAには1時頃に着きそうだった。

なら山登りの後でキャンプ場に行くより今から行ってテントを張り仮眠しようという事になった。

濃い靄のせいで、この駐車場まで上がる予定がここまで来れず

 キャンプ場は飯島町の御座松キャンプ場という無料のキャンプ場だ。

ネットで調べたらトイレには吊り橋を渡らないと行けないらしい・・・試練だ。

濃い靄の中、無事にキャンプ場を見つけ入ると2張ほど先客が居た。

驚いたなぁ、居ないと思ってた。

 雲海を抜けたら晴れ

 サクサクとテントを張って仮眠したかったが・・・

いつものように初日は全く眠れない・・・

目をつむって頑張るが無理・・・

気ばかり焦るがどうしようもない・・・

横でスヤスヤ寝てるかずちゃんがうらやましい限りだ。

最近標高2600m辺りから急に息苦しさに悩まされてる

 結局少しも寝る事無く4時半となる。

 雨は降ってないが濃い靄は相変わらず・・・

コンビニに寄ってから登山口に向かう。

走っていると空木岳登山口の矢印があったのでここが林道終点なのかな?と思っていたが・・・

GPSで確認するともう少し先にあるようだ・・・

しかし車も反転させていたのでここから歩く事にした。

時間にして15分ほどだと思うしね。

空木岳山頂

 辺りが明るくなり始めた6時頃から歩き始めた、いきなりソロの登山者とあった。

百名山はやはり人気があるんだなと思いきや・・・中々他の登山者と会わなかったなぁ。

 林道終点の駐車場に登山届のポストがあり投函。

登山道に入ったらガンガン登って行くのかと思いきや傾斜が緩やかで全然高度が稼げない。

空木岳山頂から木曽駒ヶ岳方面

 池山小屋までは、きつくない登りなので冬季に池山小屋まで来て宴会している人達の気持ちが良く判る。

池山小屋は無人の小屋であるが凄く綺麗な小屋でこれが一泊千円で利用出来るとは素晴らしい。

空木岳山頂から南駒ヶ岳方面

 池山小屋からしばらくはきつくない傾斜であったがマセナギからは段々急な傾斜になり

梯子もチラホラ現れるようになった。

 雲海も抜け太陽光が差し込むようになった。

後は山頂でこの雲海の靄が暖められて上に来て山頂を隠さないか心配だ。

空木岳山頂から甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳方面

 池山小屋から空木岳の間には大地獄、小地獄と呼ばれる場所を通る。

さらに迷尾根と怖い字が並ぶ、前回の天候不良の時には諦めて檜尾尾根を降りたのだった。

  前方に切り立った尾根が見えて来た、あれを登るのか巻くのかと思っていたら、これが大地獄らしい。

梯子と鎖場とフィックスロープの連続で一気に高度を稼げた。

 小地獄は一度コルがあって可愛い登りの事だと思う。

登り切ると看板があったから多分このしょぼい登りが小地獄だったのだろう。

 マセナギまでは地図の参考タイムから若干早いだけだったがこの大小の地獄を抜けたら一気に1時間以上の短縮が出来た。

この先の分岐まで歩いていると雲海から雷さんの怒号が聞こえて来た。

うっうっヤバいか!雷コワい。

 分岐で登りは沢沿い、帰りは尾根沿いで歩くことにし沢沿いを15分程歩くと空木避難小屋に着く。

この避難小屋は独りで泊まると霊が必ず出ると有名な避難小屋だったのでトイレの扉を閉めて出来なかった・・・

 避難小屋で少し休憩し山頂を目指すが息苦しくて話もし辛い・・・

歳なのか・・・2500mを超えて登ると酸素が・・・

 歩き始めて5時間半でやっと空木岳の山頂に立った。

展望も良く、木曽駒や甲斐駒などの南アルプスの山々も見えた。

  駒峰ヒュッテで休憩して下山するが尾根沿いは駒石等の岩が露出しているのが多くつい登れるかしてしまった。

特に石垣みたいな岩では登れないか奮闘したなぁ。

 下山していると、やっと他の登山者とすれ違ったが縦走装備だったのであの避難小屋に泊まるんだなと思った。

 二日の行程を日帰りで行くのだから長い、遠いは判っていたが徹夜状態では辛かった。

長い長い登山が終わり温泉に入ってのんびりして駒ヶ根駅前で食事をしてテント場に戻りビールで乾杯して直ぐに眠気が・・・

 

※DATA 駐車場6:20-11:21山頂11:28-11:35駒峰ヒュッテ11:50-15:30駐車場