今日は朝食を食べ民宿を出て一路民宿トントンの近くにあるモッチョム岳の登山口を目指す、
本来はトントンに泊まった翌日に登ろうとしていたが、身体の疲れを考えて予定を変更していた。
モッチョム岳のコースタイムは6:20となり道も悪いと聞いていたので13時辺りに下山かなと思って8時4分に歩き始めた。
今回の山行で登山口が標高300mにたっしていたいモッチョム岳の登山口は屋久島に来て始めて乾いた土を踏んだような気がする。
そして真夏のような暑さ…汗がダラダラと落ちるのが堪らんわぁ。まるで六甲山に登ってるようだ。
万代杉は存在感抜群で写真も撮りやすく思わず三脚を出して何枚も撮ってしまった。
道はここまで登りがキツイがここからモッチョム太郎と言う杉までトラバースみたいな道が続く、ここは道も濡れていて滑りやすく危険だなと思った。
モッチョム太郎から展望台まで一気に登る、標高970m辺の展望台で二組を抜き去りモッチョム岳へと進む、
展望台からはモッチョム岳が見えるので後少しだと思っていたら展望台から急下降し急上昇する道でしかも片方が切り落ちているという道だった。
落ちたらどないすんねんと何時も思うが大体こういう時は緊張感もあり意外に落ちないもんだな。
モッチョム岳山頂には10:05に着いた、もちろん山頂は独り占め、三脚を持ち出してジャンプしている写真を何枚もタイミングが合わず撮り直したわ。
山頂の岩の付け根に祠が祀られていて、この尾之間集落の前岳参りで大事にされている山だということがわかる。
そんな地元の人が大事にしている山に登ったのだから祠に詣って安全を祈願した。
山頂からは太平洋の雄大な景色を堪能、何時も短めの山頂滞在時間だが今回は30分弱も山頂に居たよ。
そうこうしているうちに一組が山頂に来たので少し話をして山頂を譲り下山を始めた。
下山途中で張り出した枝を避けようと頭を急に振ったが結局枝がおでこに当たりカックンされた状態になりフラフラと意識が飛びそうになった!
こんな事は初めての体験でしばらくは歩く事が出来なかった。
ようやく落ち着いたと思い歩き始めると直にフラフラとなり踏み外しそうになった。
少し休み歩き始めるがやはり少しフラフラする。どうせ立ち止まっても歩き始めたらフラフラするなら歩こうと少しフラフラしながら何とか歩を進めた。
ある程度歩いたらフラフラしなくなったので快調に下山し12:02に登山口に着いた。
またまた、予定時間を早く下山したので平内海中温泉に入りに行った。
2日前にも訪れたがその時は引き潮になり始めの時で温泉の温度が余り上がっておらず強風と合わさり寒い思いをしたが、
今日は干潮時間に合わせて訪れたので湯の温度があり温泉を楽しむ事が出来た。
温泉から上がり宮之浦の初日に泊まった素泊まり宿いわかわへと向かい、
宿の近くの益救神社に屋久島滞在中が無事に終わった事に御礼詣りをして屋久島滞在最後の舌鼓を打ち旅を締めくくった。
※DATA 天候:晴れ
登山口8:04-8:54万代杉9:00-10:05山頂10:29-11:30万代杉-12:03登山口
山と高原地図のCT:6:20
わたしのCT:3:59