KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

6月16日 モジキ谷沢登り

2013年06月17日 21時25分18秒 | OUTDOOR

 梅雨の時期に沢登りに行くので期待していなかった天候だが天気予報は良いみたい。

でも前日の雨で増水していたら結果登れないかもの不安も持ちつつ集合場所の大阪中央郵便局前に向かった。
集合時間5:30と朝早いのに参加者全員(私、こっしー、の他に沢登り初めてのT氏とS.T氏)が時間前に揃った。

 車内ではジムクライミングの話や沢登りの話で道を間違えそうになるほど盛り上がった。

7:20頃に入渓ポイントに着くと先客がいた。挨拶するも反応が薄く絶対に追い抜いたると息まくるこっしー。
霧雨の降る中、準備を終えて7:40いよいよ今年初の沢登りの出発だ。o(^▽^)o

 入渓すると小さなオタマジャクシの大群が我等を出迎えた。

全てがカエルには成らないだろうが去年の沢登りを思い出した。

でも今日は触ることはないだろうと一安心。
早速現れた高巻きでS.T氏に持ち手や足の置き場を教えるT氏、こうして沢登りや岩登りの技能が伝授されて行くんやな。
でも…あれ?ペース早くないかな?三人とはかなり差が開いたな。私が遅いのかな?

でも気が付くと先行していたパーティーが三人と私の間に入っていたのであった。

 幾つ目かの滝を登っているとドッボッ〜ンと大きな音が聞こえた。

T氏が滝つぼに落っこちたようだ。

 モジキ谷最大の18mの滝の基に着いた。ここは左側から直登出来るのだか持参のザイルではピッチを切る必要もあるし前日の雨で濡れた岩が滑るので今回も高巻きをして登ったが次回は登るぞ!とこっしーが言っていたが確かに登れそうやなと思ったのは私も成長した証か。
前回は高巻きに1時間半を要したが今回は20分で高巻き終了した事でも成長したなと思う。
ここから沢は傾斜が急になる。気合いと根性を全開にして滝を登って行く。とある滝を登ろうとした時、アッ⁉と聞こえたと思った瞬間、突然S.T氏が目の前に落ちてきた。2m程の滑落は衝撃映像だったが着地が物凄く決まり外傷が、かすり傷って運が良かったなぁ。

 沢登りも終盤となったが適当な適地を見つけて昼メシを食べ一息ついた。

もはや沢登りならぬ岩登りに変化していたが最後の頑張り!でスタートしてから5時間丁度に稜線に出た前回よりも一時間以上短縮出来たよ。

 快晴の山頂で着替えを済ませて下山したのだが、下山でもS.T氏とT氏は仲良く1回転倒、1回未遂を共にしていた。本来は私の役の転倒だが…にしても…
母公堂には3時丁度に到着し、大峰タクシーに連絡するも「廃業してます。」との回答…皆と協議の結果、天川タクシーに乗ることにした。大峰タクシーが廃業した理由は御主人が今年始め頃に亡くなったと後で知った。去年は二回乗せてもらった時はあんなに元気やったのになぁ、故人の冥福を御祈りします。
モジキ谷の沢登りはこれからは天川タクシーだよりか…運行してるか確認してからでないと路頭に迷う可能性もあるな。
タクシーに乗って20分後に母公堂からモジキ谷って無線が入ってきた。あのパーティーや、ヨシ!