KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

9月14日 前鬼川本谷 沢登り

2014年09月17日 21時45分12秒 | OUTDOOR

 9日の大山登山で腰を痛めてしまったが沢登りを諦める事が出来ず腰痛を推して決行。

今回は大峯山系の前鬼川の本谷を軽く遡行する。

メンバーはこっしーとGR難波で知り合った丈君と和枝ちゃん。

 5:30に梅田に集合し一路、前鬼川へ向けて車をかっ飛ばしたけど・・・

連休やからか車が多いなぁ。

入渓口となる駐車場に着くと多数の車が駐車されている、しかも沢登りパーティーや!

丈君曰く私達の沢登りに付合って初めての他のパーティーやって言ってたなぁ。

準備を済ませ早速入渓する。

 前鬼川は綺麗な水と明るい開放的な川で気持ち良い沢登りが出来そうだ。

今日は天気も良いが気温が低いので出来るだけ浸かりたくないなぁ。

とはいえ浸かるんやろうなぁ。

 前鬼川は滝は少ないが釜が多くて、泳ぎたくないのでへつる。

へつるが大体は浸かちゃう。

 途中で川幅いっぱいのナメ床が現れた。

いやぁ色んな姿を見せるなぁ。

なんやろ、この美しい造形美は「ん~泳いじゃお!」とつい泳いでしまった。

上がるとブルブルと寒さが・・・真夏に来たい川やなぁ。

 この写真の滝の攻略を考え、とりあえず丈君が挑戦してみたが失敗に終わり本に書いている通り巻いた。

 その巻いている途中で岩の下から伏流水が湧き出ている場所があった。

いやぁ、この水量は凄いなぁ。

前鬼川の透明度が高いのは豊富な伏流水があちこちから流れ込んでいるからだと実感したよ。

 前鬼川は突然、巨岩群に突入した。

うーむ多彩な姿を見せてくれるなぁ。面白いなこの川。

巨岩を迂回したら浸からないといけない、だから巨岩に登る。

でもどうしようも無い時は浸かる。

浸かれば寒いよ。

 へつりに行くとは和枝ちゃん・・・寒くないのかな?

 遡行すればするほど透明度が増すよ。

来年はぜひ詰め上がりたいものだ。

深仙股谷で遡行を打ち切り沢沿いの山腹を下山し垢離取場で一度川原に降りて対岸へ渡る。

対岸からは登山道が現れるのでそれを辿り駐車場まで戻った。

 車からの帰りに不動七重滝が見えたのだがクライマー連中が滝を見るとついあそこから登れそうとかあそこが難しそうとか・・・そんな話になちゃうよ。

 

 


大山 9月9日 大山寺から弥山 夏山登山道

2014年09月15日 22時48分51秒 | OUTDOOR

 四国の石鎚山から下山して車を飛ばし鳥取の大山登山口の駐車場に21時頃に到着。

早速テントを張ってと・・・ん?テント禁止だって・・・

こんなに疲れてるのに車内泊かぁ・・・

川原にマットを敷いて寝ようかとも思ったがエアータイプのマットしかなく速攻断念。

石鎚ハイウェイオアシスよりも寝れたと思うが・・・

時間は6時、もう一時間後から動き出そうと思ったが予定変更し

サッサと登って下山し日帰り温泉で仮眠して帰阪することにした。

6合目避難小屋からの剣ヶ峰

 6時20分に歩き始める。

登山口から階段、階段、階段・・・うーむ苦手な階段ばかりや。

登っていると上から若い子が下山してくる。

少し登るとまた若い子が下山してきた。

あー深夜に駐車場に着いてバカ騒ぎしてた子たちか!

あの後、そのまま登って御来光を見に来たんか。

 階段、階段、階段、8合目までほとんど階段やったなぁ。

下山が怖いわ。

7合目から8合目までの階段が一番きつかったなぁ。

9合目からは木道を登るので楽になったがこれまでの疲労が蓄積されたわ。

 山頂はなだらかな丘陵になっていて登山道の急な道とは裏腹に解放感のある山頂だった。

山頂直下に立派な避難小屋が建っていて、これなら積雪期も登れそうだ。

うーん、気持ち良いなぁ。360度の展望は圧巻だなぁ。

石鎚山は山、山、山と山深さを感じたが、大山は海、海、丘、丘、山と懐の深さを感じるなぁ。

 大山の石碑で写真を撮ろうとしたら・・・凄い逆光だ!

こういう時はちかチャンのカメラが逆光に強いのでうらやましいわ。

ここで男の人にアイフォンでの撮影を頼まれるが・・・

逆光が激しくて顔が・・・真っ黒だぁ。

 何回か露出ポイントを変えたが・・・真っ黒。

石碑を上から見下ろすように撮るとなんとか顔と標高が読める程度になった。

これで勘弁して・・・

 大山の最高峰は剣ヶ峰だが危険な為に弥山が大山山頂となっている。

弥山から剣ヶ峰を撮っていると・・・またしても彼が・・・

そして・・・逆光だぁ。

またしても・・・

元谷からの大山北壁

 山頂でのんびりした後は下山を始めたが階段が・・・やばい腰が痛くなって・・・

なんとか元谷にまで下山したが腰に違和感が・・・

ここから少しの間は地獄の下山やったなぁ。

日帰りの荷物だけやったのがせめても救いだった。

下山し昼食を食べ温泉に入って少し寝て帰阪の途についた。

 

 


石鎚山 9月8日 シラサ峠~石鎚山~山頂成就

2014年09月13日 21時04分24秒 | OUTDOOR

 人間の身体って凄いな!

昨日は10時間の歩荷でヘトヘトになって就寝したのに朝起きたら多少疲れを感じる位だった。

暑い中、歩荷トレーニングした成果なのかなぁ。

爽やかな朝だ!昨日のような湿度も無くまさに快晴!

山荘しらさから見える石鎚山

 朝飯と撤収を終え石鎚山目指し7時に歩き始める、先ずは30分で伊吹山に着くはず・・・

ところがと言うかやはりと言うか伊吹山まで45分掛った。

原因は疲れでは無く笹の群生。

伊吹山付近からの瓶ヶ森

 チカちゃんの背丈ほどに成長した笹は進むのに時間を要した。

今日は時間が無いからと石鎚山をスルーするわけにはいかないぞ。

明日の大山を取り止めてでも山頂を踏まないとな。

伊吹山付近からの石鎚山

 よさこい峠に到着するもやはり遅れ気味だ。

ヨシ!奥の手を出そう。土小屋まで車道を歩くか。

いやぁ快調だなぁ。

 白石ロッジには9:10に到着!なんと予定通りに戻ったよ。

ここで自販機で買ったドリンクを一気飲みし乾いた喉を潤した。

 土小屋からの登山道は今までの悪路が嘘のように歩き易いので進む進む。

残りの距離もグングン減って行くなぁ。

東稜基部の分岐で一休み。ここから天狗岳へ伸びる稜線の登山道は

バリエーションルートとなり危険なルートだがいずれは行ってみたいな。

成就ルートと土小屋ルートが合流する二ノ鎖下部でザックを降ろしサブバックだけで山頂へ向かう。

ザックを降ろして身軽になったら鎖場も簡単に登れるかと思ったが昨日からの疲れもあり迂回路を登ることにした。

11:30弥山山頂到着

 到着予定より10分早く山頂に着いた。

となると地図の予想歩行時間もある程度あってるんやなぁ。

疑って悪かったなぁ。でも昨日のルートなら疑うよな。

弥山山頂から面河山方面

 100名山10座目となる石鎚山は快晴で私達を温かく迎えてくれた。

残念ながら瓶ヶ森方面は雲に覆われていて見えなかったが素晴らしい見晴らしやな。

石鎚神社頂上社

 山小屋で昼食を食べようとメニューを見ると肉料理は鳥肉しかなく修錬の地だと思い知らされる。

でもビールは売ってるのだが・・・やめておこうか。

天狗岳

 石鎚山の本当の山頂は弥山では無く天狗岳の方だ。

危険ということらしいが風も無く晴れていればそんなに危険ではないように思える。

荷軽の時には行ってみようか。

石鎚神社中宮成就社

 山頂を楽しんだ後に下山を開始、成就ルートって木道の階段が多いのね。

あっあっやばい腰が・・・股関節が・・・

悲鳴を上げる前に無事にロープウェイに乗る事が出来たが石鎚山に登るんなら土小屋ルートが良いなと思った。

山麓下谷

 15時に旅館京屋に着き明日の大山の準備をした後に旅館京屋で温泉に入って二日間の垢を落とした。

驚いたのは温泉の泉質で素晴らしかった。

 温泉の後は大山登山の為に大山に向けて車を走らせた。

 


石鎚山 9月7日 石鎚ロープウェイ前からシラサ峠

2014年09月12日 21時40分32秒 | OUTDOOR

 本来なら北岳を登る予定だったがコロコロ変わる天気予報を信じ100名山の石鎚山と大山を登ることにした。

 前夜、23時頃に石鎚山ハイウェイオアシスに到着しそのまま車内泊をした。

熟睡は出来なかったが5時過ぎに起きて石鎚山へ向かった。

途中のコンビニで朝飯と昼飯を買い石鎚ロープウェイ前の旅館京屋の駐車場(1日600円)には6時30分頃到着した。

旅館京屋の駐車場

 昨夜の大雨で路面は濡れているし青空も靄に覆われて見る事が出来ない。

天気予報を信じて登るしかないか・・・

7時ジャストに登山を開始した。

今日は東之川林道を進み瓶ヶ森を登頂してシラサ峠でキャンプする予定だ。

 スタートしてすぐにアクシデント発生!

チカちゃんが工事現場内に設置されている車輪の泥を落とすプールに尻もちを付いた!

助け起こすも下半身が濡れていた。一度駐車場に戻り出直ししようかと言ったが着替えもザックにあるのでそのまま進む事にした。

 林道を進むと崩落地点に着いてしまった。「あれ?迂回路は?」どうやら迂回路を見過ごしたみたいだ。

工事現場まで戻ると対岸に渡る為の橋が・・・でもあれって迂回路・・・とりあえず行ってみよう。

対岸に渡り斜面を探すと藪に覆われた中に仮歩道の看板を発見!

ただ・・・その看板までどう行くんやろ?

辺りを調べると行けそうな斜面が見つかるが急斜面や・・・

とりあえず下調べをする為に先行し歩き易い場所を探すも無く・・・

慎重に歩を進め斜面の上にある林道に出た。

そして登山道入り口まで来た。

ここまでの標準山行タイムが35分に対し65分も掛ってしまった。

斜めっていて滑り易い木道

 余り登山者が通っていないのか道は荒れ果てトラバース道は埋もれる寸前まで石が積もっていた。

登山道に入っても歩き難くペースは上がらず常に山行タイムをオーバーしていた。

昨夜の雨のおかげで台ヶ森のコルに出るまで座って休憩も出来ず・・・

急登坂の疲れ、寝不足、靄による不快感、悪路等によって10時着の予定だった台ヶ森のコルには12時に到着することになった。

台ヶ森のコル

 道標前の小さな隙間に腰を降ろし昼食を食べる。

正直、異様に疲れた・・・食べ終わっても直ぐには出発出来ないでいた。

コルから台ヶ森まで100mだったので空荷で向かうも笹が生い茂り行く手を阻むので途中で諦めて引き返してしまった・・・

瓶ヶ森ヒュッテ跡手前で笹の原を歩く。

 12:30に歩き始める。尾根に出たから歩き易くなってコースタイム近いタイムで歩ければ良かったのだが・・・

瓶ヶ森ヒュッテ跡まで90分も掛ってしまい思惑通りにはいかなかった。

瓶ヶ森登頂をしていたら時間が厳しいのでトラバース道を歩き瓶ヶ森登山口を目指す。

トラバース中に今日初めてのベンチで休憩していたら瓶ヶ森を登っていたであろう一団の声が聞こえて来た。

思えば京屋を出てからは初めての人やなぁ。

瓶ヶ森のキャンプ場(トイレ無し・水場無し)

 瓶ヶ森登山口には14:20に到着。

ここは林道があるので駐車場かあるしトイレもあった。

ここからキャンプ場まで約1時間程だったので着いた気になり水をがぶ飲みし荷物を軽くする作戦にでた。

少し休憩してシラサ峠に向かう。峠までは標高200m程を下げるので、

この時はまだ、楽勝やと思っていた。

林道を歩き土小屋の道標があるところから登山道に入った。

そしてついに運命の時がやってきた。

子持権現山の鎖場

祠のあるところに道標があり→が一方向にしか無かったので疑わずに進んだ。

所が祠前から鎖、鎖、鎖の連続・・・

おかしいなぁ?と思いながらも登って行く。

そして今度は長そうな鎖場が現れ流石におかしいと思い先行して偵察に行く。

すると今度の鎖は長くとてもチカちゃんが登れそうになかった。

車道に戻り車道を歩こうと戻り始めたが戻るのも大変やったなぁ。

後で調べたら子持権現山へと続くルートで、長さは合計100mの鎖場なんだって・・・!

祠まで無事に戻って良く見ると道標の後ろに笹で隠れて見えなかった道を発見!

シラサキャンプ場(トイレ有・水場有)

 子持権現山でのロスタイムは精神的にも体力的にも影響したなぁ。

朝7時にスタートしたのに16時になっていてもまだ歩いているなんて・・・

疲労の極致で黙々と進む二人の前にようやく山荘シラサが見えて来た。

山荘シラサでキャンプの申込みをした時間が17時と今日は10時間の歩行時間となった。

キャンプ場に着き先ずした行動が水をがぶ飲みにすることだった。

そしてテント設営し急いで食事を作り夕食を食べテントに入るや否や熟睡してもうた。