KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

メダカの兄弟は仲良し?

2010年08月29日 08時32分38秒 | OUTDOOR
 夏前からメダカを飼い始めた。
何回か全滅させたが今では繁殖にも成功した。
最初にメダカが生まれた時は親に捕食され別の水槽に移したが
先に生まれたメダカが後に生まれたメダカをいじめてるという兄弟での生存競争が勃発
生き残ったのは最初に孵化した10匹となった。

そして熊野川から帰ると新たに赤ちゃんメダカが誕生していた。

即親と隔離したので今のところ40匹位が元気に育っているが
兄弟で熾烈な生存競争があり、ここでも先に生まれたメダカが威を張っていた。
その中でも特別大きなメダカをお兄さん水槽に入れると一変し、
お兄さん達が食事中も下の方をウロウロし落ちてくる餌を待つようになった。
かわいそうだが致し方なし

ガラスの水槽は繁殖用で卵が多数確認出来ると親メダカは鉢に移すのだが、
鉢に移した時のメダカが一番メダカらしく私がいるときは一切姿を見せない。
やはり鉢ならストレスが少ないんだろうか凄い元気になって水槽へ移すときが大変だった。

しかし、このペースなら部屋はメダカの子供だらけになっちゃうぞ。


熊野古道キャンプハイクのシュミレーション

2010年08月21日 16時52分51秒 | OUTDOOR
 今日は体力維持と熊野古道キャンプハイクのシュミレーションを兼ねて高野山に登った。


 ザックはグレゴリーのZ45にキャンプ道具等適当に詰めてザック混み10キロ弱を背負い紀伊細川駅を8時前にスタートした。

 ザックを買うときはオスプレーのアトモス50を買うつもりだったが店員が剛性と背負い易さでZ45をすすめるのでZ45を買うことにした。
店員いわく歩けば歩く程疲れに差が出てくる。Z45はまるで背負ってないみたいに感じる。といっていた。
 実際に背負った感想は重いやんか!めちゃ背負ってるやん!と感じた。まぁ、当たり前やけどね。
1時間程で矢立茶屋に着く頃には汗が滴り落ちる位汗をかいていた。背中がメッシュになって空洞の為汗かかないって言ってたのは嘘か!でも外に普通に居ても汗かくからねぇ。
こっからは未舗装路となり高野山へ至る。
舗装路では歩幅が広くなりがちなのでザックに良いイメージが無かったが未舗装路では背負い易いように感じた。
確かに10キロを背負ってるとは思えない。
これならツェルトでなくテントでもよかったかもしれん。
ああ、軽快だ。気持ち良く足が進む。トレッキングも馴れてきたと思う。


 大門まで歩き、そのまま高野山女人道コースへ入って弁天岳を目指す。


 弁天岳付近から杉木立の中にそびえる根本大塔が見える。ちっちゃ!


 弁天岳を下って不動坂口女人堂へむかう。
今日はここからバスに乗って帰ることにした。


 バス待ちの時にふと立て札に堺の文字があったので読んでみると堺の大小路と橋本を経て女人堂前までを結ぶ西高野街道とかいていた。
そっかぁ大小路と女人堂は一つの街道で繋がってるんやなぁ。
いすれ歩くかも知れないと思う瞬間だった。

 今日は17300歩で10Kmの歩行でした。

2010年盆休み熊野川カヌーツーリング

2010年08月16日 16時53分05秒 | OUTDOOR
 盆休みは恒例となった熊野川カヌーツーリングで心身をリフレッシュし癒される為に我が聖地を訪れた。
今回は熊野川で知り合いとなり今では一緒にカヌーをしているブリュッケのマスターとロイヤルさんの合わせて3人と少人数で下ることになった。
 瀞の郷には9時前に着いてカヌーを組んでいる最中に鮎師の人と話をしていた。挨拶程度の会話だったが鮎師に「どこまで下るの?」
と聞かれ「2泊して九重の小学校前まで。」と答えると「宮井の下?」というので「宮井の少し上流です。」と答えた。
そりゃ2泊もすりゃ河口まで行けるのだが・・・
そんな話をしているとマスター達が到着したので組み立てに集中することになった。


 今年の川は水量が多くて冷たい!、鮎師の人が言うには昨日からダムの放流があり二日ほどで落ち着くと言うことで、
泳ぐには勇気のいる水温だったので夏も終わりやなぁ。と感じる時だった。
水量が多いときは瀬も鮎師もジェット船も案外と楽にかわす事が出来る。ただ、ジェットスキーは行動が読めない分アクションをとり難い。
こっちに向かって真っ直ぐ来たり蛇行運転したり子供に運転させたりと人の迷惑を省みないモラルの欠落した行動には閉口する。
と思っていたら翌日にある出来事があって考えを改めた。
モラルのあるジェットスキー乗りは中流域の川では遊ばないだろう、
となるとカヌーしている私たちは会わないので気がつかない。という結論に達した。
ジェットスキーに乗る人にもモラルのある人は要のだろうし、カヌーしている人にもモラルの無い人は要るだろう。
だらからといって川でジェットスキーをして遊ぶ人を許す寛容な心はないが・・・


 流れが速いのでキャンプ地の浜には早々に着く。陣地の確保と宴会の準備をしながら泳いだり昼寝したりとのんびりと過ごす。
キャンプをしていて幸せを感じれるのは数少ないがこの浜では確実に幸せな気分を味わえる。
わざわざ大阪を4時半に出てきて、カヌーも僅かしか漕がないが、車が入って来れない浜を通過することは出来ない。
世の中開発開発と便利になってきているが失ってゆくものもある。そしてここは開発の魔の手から逃れている。
ずーーーーっと、このままであるように願う。


 夕暮れから始まった宴会は移動の疲れもあり、はやくも撃沈するロイヤルさん、でもこれも幸せ。
雄大な熊野に抱かれて眠る。泳ぐ。食べる。飲む。時間の束縛とは無縁だ。
 今日はペルセウス座流星群が見れるというので空を見上げる。
切れ間から覗く星空だったが幾つかは見ることが出来たが深夜に向かうにつれ雲に覆われてしまった。
私も疲れからそうそうに眠りにつく。でも深夜に空から雨が落ちてきた。
とりあえず濡れたら困る物をタープ下に放りこむ。すると「あれ?椅子で寝てたわ。」とマスターが目覚める。
雨がなければそのままだったのかなぁ。


 早朝は湿度が高いので朝もやが発生して、なかなか消えないでいた。
不快指数の高い朝だったが爽やかな風が出てきたおかげで気分上々。
二日目は移動せずこのプライベートビーチで一日ダラダラと過ごす、この幸せが解る人は少ないと思うが幸せなんだなこれが!
でも二日目となると多少は生活感を感じるキャンプになったと思う。
食べて飲んで寝て泳いでと各々が過ごしたいようにして熊野の夏を満喫した。


 昼を少しまわった頃にマスターとロイヤルさんが二人艇で遊んでいると上流からアリーが漂流してきた。
真ん中でボキッと折れ水中に没しながら本流を流されてくる。
マスターに伝え回収しようと試みるも半身が没しているので手立ても無くそのまま下流へと流されていった。
持ち主は無事なのかと不安もあるが中に荷物が無いので脱をしているだろうと思う。
上陸してきた二人とアリーの話をしていたらマスターが「今日は朝から1艇もカヌーが来ないと思っていたら来たのが壊れたアリーや。」
と言った。確かに誰も前を通過してないぞ。今日と言うか昨日昼に浜に上がってからじゃないの?
キャンプ道具を積んでのカヌーツーリングも最近少ないと嘆いていた私たちは更にカヌーイストの衰退かこれは?と危機感を感じた。
カヌーを始めるには敷居が高いとは思うが色んな人に体験して欲しいと思う。その人の人生に絶対に影響を与えることだろう。


 ジェット船の便も少なくなってきた頃に一組のグループがやっと来た。ロイヤルさんもメガトン級に手を振る。
しかし、私たちの直ぐ上流で陸に上がり休憩なのか?と思っていたらどうやらキャンプするみたいだ。
夕暮れ前3人組のカヌーが下って来て軽く挨拶をして下りていった。
ここからカヌーイストのモラルについて延々と語りながら宴会に突入。
夕闇に包まれるころ、下流の川面からの異変を感じ何気に見ていると何やら、
こっちに向かって真っ直ぐ来る影がある・・・
川面のざわめきから河童か、それともお盆だからか、それともアリーの・・・?
2人は構わず話しているので見えていないのか?いや後方だから視界に入っていないのだろうと思う。つーか思いたい。
最初は点だった影は近づくにつれ人影と解ったが生死が問題だ。ヘッドライトも点けずに来るからあっちか?
で突然の「こんばんわ。」の一言にマスターとロイヤルさんはビックリ!私はこっちの人かと安心。
 この浜の下流でキャンプをしていて酒を積み忘れたので少し分けて欲しいと言って来た人が某アウトドアメーカーMに勤めるM君。
20台前半の上半身裸の好青年に裏声となるロイヤルさん、御嬢ぶりを発揮。質問攻めだ。
マスターはあまりに突然で対応が遅れたがBARを経営している強みで直ぐに色々と話をしていた。
向こうで2人が酒?を待ち望んでいるのに離さないロイヤルさん。ずいぶんと話し込んで焼酎とワインを持って闇の中へと消えた。
同じ浜でキャンプしているとはいえ酒が無いから少し分けて貰いに来るなんて凄いよなぁ。
この出来事の後は更に先方との比較で話に拍車がかかる。
 焚き火を囲んで離しているとロイヤルさんが言動と行動が一致しなくなってきた。
そうとう酔ってるんやろ。マスターと私に「ラーメン食べたい」と連呼し「本当に食べるんか?」とマスターの質問に「食べるよ!」と返答。
最悪マスターと私で食べたらいいやろとラーメンを作ったら・・・やはり寝てるロイヤルさん・・・
揺さぶり起こし食べさすマスター、「いつも居酒屋のシメにラーメン食ってるんやろ。」とマスターは酔っ払いの行動を把握している。
お腹を満たした私は睡魔に襲われてダウン。寝袋に包まれながら聞こえて来るロイヤルさんの話は同じ話の堂々巡り・・・泥酔や。
夜中にまた少し雨が降って来た。これで都合4回目となる乾し物の取入れはもはや堂にいったものだ。


 三日目は今日は暑いぞ!と言わんばかりの日差しが射してきた。
これが熊野の夏やんか、最初の二日はもう夏も終わったんかと思っていたので嬉しい。
いつもよりダラダラと撤収し竹筒の集落を過ぎた岩場の影で休んでいるM君たち。
最初に気がついたのはもちろん・・・
少し話をして支流の流れ込みで長い休憩をして九重集落前のゴール地点に無事に到着。
今年の夏のカヌーは初めて連泊に参加し熊野の夏を満喫することができたなぁ。
中日の一日もあっちゅう間あったなぁ。楽しんだ証拠やろう十分癒されたよ。


熊野古道・紀伊路編 海南~湯浅

2010年08月07日 18時06分24秒 | OUTDOOR
 今日は海南から湯浅まで歩く予定だ。
峠を三つもクリアするので今日からザックとストックを持参しローカットの靴も新調した。


 海南駅を出発し鈴木姓の発祥の地の鈴木屋敷を通り藤白神社へ向かう。
神社入り口の石碑には「これより熊野路のはじめ」と書いている。
藤白神社は五体王子社のひとつで熊野一の鳥居がある。
一の鳥居跡があったので移設したのかなぁ?


 藤白神社境内にそびえる千年楠木は「熊野杼樟日命の籠もるご神木」とされ大切に保存されている。
神社を後にして藤白峠を目指し藤白坂を登る。
熊野路のはじめとあった通り道は険しく辛い・・・
久しぶりにカブトムシを見つけたが子供の時は平気だったのに今は・・・コワイ

藤白峠を越えて直ぐの地蔵峰寺に着き休憩。
あまりの疲れに裏手の御所の芝というビューポイントを見逃してしまった。
これで峠一つクリアだがすでに右足首が悲鳴をあげている。
くるぶしが靴に当たって痛い・・・
熊野古道って山道でも直滑降みたいな登り下りの連続で特に下りは足の負担がスゴイ


 麓に下りて土橋を渡り次の峠に向かう。
拝ノ峠は標高も高く古道の難所の一つだが峠付近で未舗装路になる位で後は根性で登った。


地図で確認すると、まだ予定の半分もこなしていないのに唖然
下りで急ぎたいが足が痛い・・・
首に巻いていたタオルを靴の中敷としてみたところ痛みが消えたのでこれで歩くことにする。
おー進むぞ、進むぞ。と有田川の見える、みかん畑の中をガンガン歩く。
目標は麓の自動販売機。
ところが古道をロストしてしまう。
どうせあの自販機前を通るからみかん畑の中を降りようかとも思ったがここは自重し古道を探す。
一度は行き止まりに合ったがなんとか古道に戻り一気に麓に向かう。
麓で線路を渡る時に紀伊宮原駅が見える。
凄い誘惑だ。湯浅まで歩こうと思っているのに、もう一人の自分が「あの駅から帰ろうぜ!」と囁く。
小さいとはいえもう一つ峠越えがあるからなぁ・・・いかん、いかん。
王子跡は別にして王子社はお参りしている。
最初は今日の無事帰宅をお願いしていたが最近はすべて「熊野に導いてください。」となった。


 藤白峠・拝ノ峠・糸我峠の三つの峠を走破し湯浅の街に入る。
そこで待っていたのは迷走・・・
山より迷いやすいなぁ。
13:50発の電車に乗れそうなのになぁ。
方向がトンチンカンになったので人に聞き教えてもらって駅に向かう。
駅が見えたが時間も・・・走れぇー・・・それ走れぇー
異様に疲れたぞ。指先が震えている・・・今日は頑張った。
明日の海水浴は行けるのか?歩いたのまずかったかなぁ。

今日は32300歩、20Kmでした。