今日もこっしーとアイスクライミングのゲレンデの下見に行った。
今回は小普賢谷を登って行く事にした。
山の上は木々の上も真っ白になってるよ。
ここからは、二週間前に行ったシェークスピアもグランドイリュージョンも拝めることが出来る。
シェークスピアは二週間前より成長しているように見える。
今日は先人が居らず私たちで交互にラッセル・・・しんどいなぁ。
トレイルもどう行けば良いのか不明の中、感と経験を生かし進んで行く。
ガツガツ四つん這いで登って行くこっしーに必死について行くのがやっとだ・・・
しかし、ついに進退窮まりザイルを出すことにした。
先ずはこっしーがリードで岩場の急坂を攀じ登る。
そしてセカンドで私が登ったがえらいきつかった・・・リードで良くも登ったなぁ。
ビレイ点からトラバースも危険なため、ここでもザイルで確保した。
アルパインではつるべで進むので今度は私がリードだったがトラバースなので楽チンだったよ。
そして滝の上部に取りつくことが出来た。
ここで昼飯を食べて、この後どうするか話しあい、時間も気になるので今日は懸垂下降して帰ろうとなった。
そして、こっしーが氷瀑のトップから懸垂下降を始めた。
こっしーが姿を消してだいぶんと待った・・・しかし、「ちゃーく」の合図が無い?
どうしたんだろう?落ちたなら叫ぶか音がするはずだが・・・合図を忘れているだけか?
しかし、ロープは張っているので下降中なんだと思うが・・・するとロープが弛み合図があったので良かった。
今度は私か・・・ちょっと怖い・・・いや・・・もの凄く怖い。
もし下降中に上から氷柱が落ちてきたら・・・もしロープが切れたら・・・死ぬなぁ。
ドキドキしながら氷瀑の際に立つ。
どんな感じなのか下を見たら恐怖心が増した。
目の前の氷を凝視し下を気にしないように言い聞かせ下降顔開始。
クライミングの懸垂下降と同じ同じと心の中で繰り返し下降する。
ある程度降りると少しは余裕が出来て横を見るようになった。
綺麗だ。なんちゅう美しさだろう。WEB等の写真で見た感じでは味わえない美しさを秘めている。
下降途中に足場があったのでカメラで写真を撮ったが下降中ということもあり構図も何も考えられない。
氷瀑の中を沢の水が落ちているんで冷たいし・・・でも上から覗くとこれもまた、神秘的だった。
この滝は2段になっているので2段目は先に私が下降しこっしーが降りてきた。
こっしーは下降中でも氷で遊ぶ余裕があるんや。
今日も無事に下山することが出来た。
そして帰りの車内でアイスクライミングのアックスを使って夏にクライミングすることを
ドライツーリングと言ってカテゴリーが確立されていて面白そうだからドライツーリングをしよう。と誘ってきた。
今なら即答でOKっと言ってしまいそうだったが少し調べてみて出来そうならやってみようかな、
どうせやるんだろうけどね。