こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

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どんなことをしてほしいかというと

2010年06月08日 | その他
私の読んでいるブログで、文化行政をテーマにした大学教授の方がいらっしゃいます。

難しいテーマを分かりやすく伝えてくださり、時々載せられる歳時記物やグルメ記事に楽しませていただいているのですが、この方も先の民主党代表交代について書かれていて、なるほどなあと思ったこと。



いつの時代も、国民の集合的無意識は安定的で一貫性があり、それは小泉時代以前にまでさかのぼる投票行動に現れているんだそうです。

集合的無意識とは、誰が総理大臣になっても、やって欲しいと思っていることは変わらない、というもの。

例えば・・・・

①持続可能な財政へ転換(国・地方の借金を減らす)しろ

②旧態依然の政官業の癒着の解体し、それぞれの利権を撲滅せよ

③社会保障における負担と給付を明確化(理由が正当なら負担増の引き受け)しろ

④国民の付託を受けた政治によるガバナンスを確立(官僚主導・官僚利権の打破)せよ

⑤「新しい公共」はいいんじゃないの、行政におまかせ丸投げはやめてもいいよ

⑥外交防衛は国際社会で恥をかいたり国益損ねたりしないようにうまくやってよ

⑦国家主義は迷惑、美しい国だの愛国心だのは余計な御世話だ

⑧困ってる人は税金使ってちゃんと助けようよ(薬害裁判などで国は突っ張るな)

⑨少子化対策は大事なんじゃないの、「子供は社会で育てる」でいいからすぐやれよ

⑩公共事業以外に日本経済の成長を実現する方法は何かないの?規制緩和じゃないの?

・・・・方法はいろいろあるかも知れないが、やって欲しいのはこういうことだ、と、筆者。

さて、このような集合的無意識はどこからくるのかというと、それは日本の6500万勤労者のうち83%を占める被雇用者から。つまり、源泉徴収される納税者からです。

ケナゲな日本の納税者は、これだけ税金が無駄に使われても、自分の徴収された税金が公共のために使われ、困っている人達を助けているなら、いいよ、足りないならもう少し出してもいいよ、と言うのです。・・・・うん。たしかに。お互い様じゃないのかなあ。

補助金などで直接恩恵を受けることはまずないのに、とにかく必死に払っている税金をもっと有効に使って欲しい、という切なる願いが根底にあるのです。

なのに、小泉さん以後変わった4人の総理は、何らかの形でこの集合的無意識を勘違いして逆なでしてしまいました。

日本の集合的無意識とは、源泉徴収されている納税者の意識であり、これをちゃんと理解してくれる人がリーダーに立たなければ国民のフラストレーションは解消されないわけで。

二世議員でない菅さんには少しはこの点が期待できる、のかも?


「桧森隆一の団塊ブログ」より
http://www.actiblog.com/himori/




<夕べの献立>
とりもも肉のキャベツ炒め
漬物
もろきゅう
味噌汁

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