俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月30日(水)

2011-11-30 07:10:13 | Weblog
★薪ストーブ静けき熱をわれらに放ち  正子
暖炉と同じように、薪ストーブも今では贅沢品になってしまっているのかもしれません。薪の炎の静かなゆらめき、ゆったりと伝わってくる温み。「われらに」とあるように、集まる人の救済と連帯を感じさせてもくれます。(小西 宏)

○今日の俳句
★冬薔薇の白きに仰ぐ観覧車/小西 宏
手前に白薔薇を描き、その向うに大円の観覧車を描いたグラフィックアートのような印象だ。新しくて、どこかにノスタルジーを感じさせるポスターのような印象でもある。

○花冠俳句フェスティバル2011in大阪
26・27日の花冠フェスが終了しました。会計などの整理は今朝終了した。
http://blog.goo.ne.jp/haiku_festival

○第6回フェイスブック日曜句会
午後3時から第6回句会の投句受け付け開始。花冠発行所の日常の活動が再び始まった。
http://blog.goo.ne.jp/kakan106/

○大阪でのフェスは、新幹線の禁煙車両の指定席がとれなかったので、しまったと思うところから始まったが、無事終了した。遠方からもご参加いただいたり、地元関西のみなさんともお会いできたりした。司会の小西宏さんが、「実際に顔を合わせて句会をすることが大事なんですよ」と言われて驚いた。こういう感想をお持ちになったので、われわれ花冠のネットは成功したといえる。

○大阪でのフェスは、琵琶湖長浜吟行から始まったが、琵琶湖と、宿舎の和食が印象に残っている。琵琶湖は岸辺が海とは確かに違っているし、遊ぶ鳥も違う。そう遠くない山にに雪があった。
宿舎の夕食は、メニューは定食となっていたが、懐石風の夕食で、久しぶりに関西料理を食べた。たぶん、関西料理は、出汁がきちんと取ってあるのだろうという印象をもった。出汁とかブイヨンがよければ、料理はおいしい。よい昆布や鰹節、よい牛肉であれば、よい出汁がでる。
今回は、一緒に来た句美子が、気をつけてフェスの行事やわれわれの面倒をよく見てくれた。

◇生活する花たち「残菊」(横浜日吉本町)

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2 コメント

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お礼 (小西 宏)
2011-11-30 10:16:45
高橋正子先生
「冬薔薇の白きに仰ぐ観覧車」を「今日の俳句」にお取り上げ下さり、たいへんありがとうございました。
高橋信之先生、高橋正子先生
俳句フェスティバルではたいへんお世話になりました。楽しく有意義な句会だったと、改めて深く感謝しております。お帰りになるとすぐまた日常の活動に戻られ、疲れを癒す間もなくお働きくださいますこと、たいへん申し訳なく、有難く思っております。どうぞお体をお気遣いください。
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鑑賞 (小西 宏)
2011-12-04 11:12:46
★薪ストーブ静けき熱をわれらに放ち  正子
暖炉と同じように、薪ストーブも今では贅沢品になってしまっているのかもしれません。薪の炎の静かなゆらめき、ゆったりと伝わってくる温み。「われらに」とあるように、集まる人の救済と連帯を感じさせてもくれます。
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