俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

7月23日(火)

2024-07-23 13:41:21 | 日記
快晴
園児らの小さき田にも稲の花  正子
園児らの甘藷畑に草生えり   正子

●花冠371号が届いた連絡が数名より。恵子さんからは電話。

●公団のなかを氷水をもってウォーキング。団地内は1か月くらい前に芝生が刈られ、木も剪定され百日紅がよく咲いている。欅、樟、シマトネリコ、桜にクマゼミがシャワシャワと鳴いているが、芝生に草がまた2,30センチ伸びて赤詰め草と、ヒメジョオンの花が丈も短く花も小さく咲いている。この芝生は暑くなさそう。今読んでいるモリスの『アイスランドへの旅』に出て来る景色を思う。苔いろの芝土で覆った屋根には、ちょうど七月の今、バッターカップやクローバーなどが咲いているという。バターカップは、キンポウゲのことで、子供むけの話にもよく出て来る。バターを入れるカップに似ているところからの命名らしい。キンポウゲ科の花はどれも可憐なのだ。アネモネ、クリスマスローズ、デルフィニウム、クレマチス、ラナンキュラスなどなど。

そして、この地に古ゲルマンの伝説「サガ」と言われる物語が伝承されていれば、アイスランドを愛したモリスでなくても、訪ねてみたくなる。荒々しい自然と対照的な人のつつましく、謙虚な暮らしが魅力だ。また、言語もなかなかの魅力を持っている。
コメント
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