★木賊生う地より突き立つ濃き緑 正子
貝原益軒は「草の色みどりにして、目をよろこばしめ、観賞すべし」と言ってますが、緑の茎は80センチぐらいになり、枝分かれせず真っ直ぐに伸びていますね。力強い素敵な句ですね。(小口泰與)
○今日の俳句
朝日浴びわが影冬田越えゆけり/小口泰與
写生句で、特に人を驚かすような句ではないが、作者の素直な感動があって、作者の姿がありありと見えてくる。冬朝日差し来る田園地帯のひろびろとした中で、「わが影」は印象的であり、作者の主体性が強く出た。俳句は、独創性といったことよりも「私」の主体性が重要だ。
○東海道五十三次(日本橋~大磯宿)を歩く/高橋信之
日本橋
春浅き日本橋を渡りけり
品川宿
春旅の気ままさに煎餅を買う
川崎宿
川向うは宿場よ春の雲浮かせ
神奈川宿
銀杏芽木欅芽木立ち吾もここに
保土ヶ谷宿
さわやかに案内され厠を借りる
戸塚宿
歩けば歩けば秋青あおとして高し
藤沢宿
黄葉散る坂下り行けば宿場なる
平塚宿
宿場本陣銀杏黄葉の振りしきる
大磯宿
海が近くにあるらし寒き空を立て
◇生活する花たち「石蕗の花・オウバイモドキ・山茶花」(東海道53次/平塚宿~大磯宿)
![](https://kakan.info/photo/2011g/111216i.jpg)
貝原益軒は「草の色みどりにして、目をよろこばしめ、観賞すべし」と言ってますが、緑の茎は80センチぐらいになり、枝分かれせず真っ直ぐに伸びていますね。力強い素敵な句ですね。(小口泰與)
○今日の俳句
朝日浴びわが影冬田越えゆけり/小口泰與
写生句で、特に人を驚かすような句ではないが、作者の素直な感動があって、作者の姿がありありと見えてくる。冬朝日差し来る田園地帯のひろびろとした中で、「わが影」は印象的であり、作者の主体性が強く出た。俳句は、独創性といったことよりも「私」の主体性が重要だ。
○東海道五十三次(日本橋~大磯宿)を歩く/高橋信之
日本橋
春浅き日本橋を渡りけり
品川宿
春旅の気ままさに煎餅を買う
川崎宿
川向うは宿場よ春の雲浮かせ
神奈川宿
銀杏芽木欅芽木立ち吾もここに
保土ヶ谷宿
さわやかに案内され厠を借りる
戸塚宿
歩けば歩けば秋青あおとして高し
藤沢宿
黄葉散る坂下り行けば宿場なる
平塚宿
宿場本陣銀杏黄葉の振りしきる
大磯宿
海が近くにあるらし寒き空を立て
◇生活する花たち「石蕗の花・オウバイモドキ・山茶花」(東海道53次/平塚宿~大磯宿)
![](https://kakan.info/photo/2011g/111216g.jpg)
![](https://kakan.info/photo/2011g/111216e.jpg)
![](https://kakan.info/photo/2011g/111216i.jpg)
☆木賊生う地より突き立つ濃き緑/高橋正子 貝原益軒は「草の色みどりにして、目をよろこばしめ、観賞すべし」と言ってますが、緑の茎は80センチぐらいになり、枝分かれせず真っ直ぐに伸びていますね。
力強い素敵な句ですね。
有難う御座いました。