釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月26日 吹き止まぬ北東の風

2015年10月26日 | 日記
天気予報では、波は1.5メートルに落ちると言っていた。

湾岸道路から見る波とウネリは、2メートル以上有る感じがする。

裸バエの北側に漁船がいるが、ウネリの狭間に入ったときは、その船体が見えなくなる。



この写真で、裸バエの前にいる漁船の上部が、少し見えているのが分かるだろうか。

これだけのウネリの高さを、示している

此処でこの状態なら、沖合は推して知るべしだろう。

暫く沖合の様子を眺めていると、潮の色がかなり沖合まで“菜っぱ色”の濁った潮になっている。

こんな感じでは、ベイトは纏まっていないかも知れない。



北東の風が強く吹き付けて、白波を立てている分、海底も捲り返しているのだろう。

仲間達に連絡してみた。

「今日はどうしています」

「午後3時頃、海の様子を見に行ったけれど、船を出すのは無理と思った」

九州の下にある、台風崩れの低気圧が、原因の一つなのだろう。

事務所にしている実家の掃除をしているとき、釣り仲間から電話が来た。

今の状況では、錦江湾以外は船が出ていない様子だ。

錦江湾も、船が集中しているとの話だった。

釣り人の皆さんも、釣りに最適のこの時期に、休日は凪ぎな場所を求めているのだろう。

私が釣り人でも、同じ行動を取るだろう。

実際に船を出したいと、強く思っているのだから。

明日は午後から、雨が降る様な予報になっている。

雨が降るのも、久し振りな気がする。

私が作っている畑の土も、だいぶ乾いている。

気圧の谷が通り、雨が降れば西風が吹いてくるかも知れない。

雨に期待しようかな。

10月25日 束の間だね

2015年10月25日 | 日記
台風崩れの低気圧の影響、なのだろう。

昨日も波とウネリは高かったし、北東の風も強かった。

今日は、もっと強かった。







梅ヶ浜から見る大浦方向は、黄金の瀬で大きな白波が立っているのが分かる。

沖合も北東の強風で、白波が立っている。

船が出せたのも、束の間だった。

今日の予約を頂いていたお客様にも、天気予報を見て延期していただいて良かった。

7月からこっち、月の半分も船が出せない状況が続いている。

天気には勝てない、と諦める以外無いな。

この季節、青物が数釣れる季節でもあるのだが…。

カンパチに鰤、あの強烈な引きとやり取りは、たまらなく楽しい。

空を見上げると、今日は雲一つ無い、気持ちのいい青空。



船仲間からは、青物の情報やタチウオの情報は入ってくる。

赤灯台に行って海面を眺めていると、沢山の小魚が群れで泳いでいる。

その後ろから、サゴシは勿論、小型の青物らしい魚が追い掛けて来る。

時折、小さなナブラも見える。

昔は、赤灯台でも青物やシマアジなどが釣れた頃もあった。

いま、その状況が再現できたら、大賑わいだろうな。

そんな事を、思い出したりする。

ずっと、天気は良いのだが、海の状況も落ち着かないかな。

帰りに、乙姫神社に寄って帰るかな。


10月24日 ウネリの中

2015年10月24日 | 日記


平瀬と水島の間は、結構なウネリが残っている。

水島の東側に行こう思ったが、ウネリと波が高く行けそうもない。

魚探を見ると、平瀬周辺の海底付近には、ベイトの影が沢山映し出されている。

「取り敢えず、ここから流してみましょうか」

船は、北の風の影響もあるのだろうが、沈み瀬に沿って流されていく。

潮も、ゆっくりとした下り潮で、2枚潮ではない。

「これは、良い感じかも知れない」と思っている時、塩田さんにアタリ。

「結構な引きですね」



上がってきたのは、良型のヒラメ。

「これで美味しい刺身が食べられる」

と嬉しそうな笑顔。

直ぐに、右田さんにもアタリが来る。



しかし、途中の締め込みで針が外れたみたいだ。

その直後、塩田さんの竿が強烈に曲がった。

「おお、来た。来たよ!」

大物の引きを耐えていると、竿が真っ直ぐになった。

「あっ、切られた…」

沈み瀬の傍を流しているだけに、瀬に当たったのかも知れない。

2号のラインが切られている。

この後、暫くアタリが遠のくが、船を元に戻し少し流すコースを変えると、塩田さんにアタリ。



上がってきたのは、サゴシ。

ここから、塩田さんに、右田さんにとサゴシのアタリが連発する。

サゴシの鋭い歯でラインや、リーダーを切られてジグが無くなる事も多くなってきた。

再度、船を流すコースを変える。

またしても、塩田さんにアタリ。



鯛の様な引きを見せて、上がってきたのは良型のニベ。

「どんな料理が良いのかな」

「私は、3枚に下ろして一晩塩に漬けて、お日様に半日当てて干物にします。良い味が出ますよ」

妻の受け売りなのだが、チョットした料理教室かな。

今度は、右田さんにアタリ。

「どんな引きですか」

「あまり、抵抗しませんね」

上がってきたのは、オオモンハタ。



この頃は、水島の西側を流していたのだが、時折大きなウネリで水島1瀬から3瀬まで大波を被っている。



満潮に向かって潮が高くなるほどに、水島に上がってくる波も大きくなる。

船を水島北側から流していくと、又してもサゴシが連発してくる。

大きなサワラなら、まだ良いのだが…。

船の周りでも、サゴシが小魚を追い掛けてナブラを立てている。

大きなハンマーシャークも姿を見せた。

「今日は、これで引き上げましょうか」

昼過ぎに、アタリが遠のいたのを機に、帰港した。

10月22日~23日 孫達との時間

2015年10月23日 | 日記
22日早朝、今日は海の様子を見に行くことはない。

妻と太宰府の国立博物館に「美の国日本」の正倉院の宝物を見に行く。

その後は、息子の所に行って、孫達と遊ぶ事にしている。

九州自動車道を走っている時、息子の嫁さんから電話が来た。

「1時頃、一度寄って色々な物を下ろしていくよ」

「楽しみに待っています」

途中、高速で「逆走車有り、注意」の警告を見て、スピードを落としてゆっくり走る。

パトカーが走っていくが、私たちは何事もなくて良かった。

息子宅に着いたら、1ヶ月ぶりに合う孫に泣かれた。



一生懸命にあやして、お土産の品々を置いて九州国立博物館に行く。



館内での写真撮影は、勿論出来ないので

「もの凄く綺麗でした。5絃の琵琶の象眼がとっても綺麗で、1300年前の物とは思えませんでした」

文字で書くと、その美しさが上手く伝わらないかも知れない。

でも、綺麗でした。

そして、再び息子宅へ向かう。

息子は、仕事からまだ帰っていないが、孫達と晩ご飯を一緒に食べる。



漸く、思い出してくれた様で、笑顔を見せてくれる。



孫の純椰と一緒に風呂に入り、体を洗ってあげる。

愛莉が「じいじ」と入ってきたので、両手で作る「手のひら水鉄砲」を教えて遊ぶ。

風呂から上がったら、チョット疲れたかな。

この頃には、孫達は絶好調。

「純椰くん」と呼ぶと「ハーイ」と行っている様に、笑顔で手を大きく挙げて見せてくれる。

愛莉も、「イナイイナイバー」をするみたいに、はしゃいで見せてくれる。




最高の至福の時間だ。

その時、久留米の友達から電話が来た。

永年の釣り仲間だ。

「いま、息子の所に来ているよ」

「途中、高速で逆走車の件でパトカーが走り回っていたもので久留米に降りるタイミングを逃がしてしまった」

「じゃ、今から基山までお孫さんにミニカーを届けますよ」

と言って、夜9時頃届けてくれた。

「久し振り!ありがとう」

息子の嫁さんと、孫の愛莉と、私の3人で迎える。

Oさんと会うのは何年ぶりだろう。

とっても、嬉しかった。本当にありがとう。



その後、今度は石鯛釣りで有名なYさんからも電話が来た。

「船長さんですか。俺の所から車で5分くらいの所に来ていて、連絡くらいしてよ」

「ごめん、孫と遊んでいたもんで」



「俺も、孫が2人になったよ」

と話が弾み、「今度日南で一緒に船釣りをしよう」と言うことになった。

石鯛釣り師が、船釣りで一緒の時間を過ごしてくれる。

嬉しい!話だ。

23日は息子も仕事が休みなので、みんなで昼食を兼ねて買い物に行く。



イオンの中を見て回り、みんなでジュースを飲み、団子を買い、将来のランドセルを見て回る。

楽しい時間は、直ぐに過ぎる。

3時過ぎ、イオンの駐車場で「今度は正月」と言って孫達と分かれた。


10月21日 台風消滅

2015年10月21日 | 日記
台風24号が、フィリピン沖で熱帯低気圧に変わった。

週明けには、もう一つの台風も北の方に去っていく予報。

前回の台風の時も、北海道の北側にあって凄い波が押し寄せていた。

今回も、25号がオホーツク海に行くまでは波が高いのだろう。

そうなれば、船が出せるのは火曜日くらいからだろうか。

毎日の天気予報と、睨めっこは続くな。

今朝の海も、波が高い。

北東の風も、強く吹いている。







車を止めていると、北東の風に吹かれて、波飛沫が掛かってくる。

波とウネリは高いのだが、沖合の水色は青味が濃い、良い潮に見える。

岸よりの緑色した濁った潮とは、好対照の色をしている。

海が時化すぎている物だから、潮目が分からず上り潮なのか、下り潮なのかハッキリしない。

せめて、上り下りくらい分かると、凪になったときの楽しみがあるのだが…。

船が出せない状況が続くと、1週間が長い。

それも、後少しの辛抱なのだが、毎月の台風は嫌になる。

時化が収まったら、直ぐにジギングと鯛ラバが出来る様に、準備はしている。

最近、船仲間達とも良く話題になるのが、鯛ラバのネクタイやスカートと鉛の色。

1年間通してみると、だいたい赤系統かオレンジ系統に、分がある様に思う。

しかし、その日の水色や水温等の変化によっては、緑や黄色にアタリが集中する。

季節的に、アタリの集中する色もある様だ。

まだ実績がないので何とも評価できないが、上記に書いた色以外も試してみようと思っている。

その準備は出来ているのだが、結果が出てから掲載したいと思っている。

週明けこそは、凪の海に船を出したい。

22日は、佐賀の息子の所に行きますので、23日に纏めて掲載します。

佐賀で、鯛ラバやジギングの面白そうな物があったら、買ってこようと思っています。