goo blog サービス終了のお知らせ 

回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

丹沢・大倉~(泊)~塔の岳~烏尾

2017-11-14 09:49:36 | 山歩き・川歩き・遠足
果たして土手トレで鍛えた効果があったのかどうか、よくわからないけれど、11日から12日にかけて丹沢表尾根を花立山荘で一泊して登ってきました。
(写真と文章は順不同)



メンバーは、いつも山に誘ってくれるBちゃん、Dさん、IWAさんの3人です。
焼酎やら宴会用のつまみやらリュックに詰め込んで、飲むために山へ行くぞ!と云うメンバーたちですが、途中で「わたし帰る!」と弱音を吐かず
面白おかしく登れたのはこの方々のおかげです。



もっとも、三の塔まで行ってヤビツ峠に出るという当初のスケジュールを断念し、烏尾から下山をしてしまいましたが・・。

山と云うものは、見上げてしまうとダメですね。

一歩一歩、目の前の道と自分の足運びだけ見て登らないと、「ひょえ~~~~@@!無理~」と気が萎えます

果てしなく続く地獄階段、金冷やしと呼ばれる尾根道、鎖場、ゴロゴロと足場の悪い坂、ほぼ直滑降の下り坂。
膝がやられるのをかばったせいか、下り道の筋肉の使い方のせいか、帰宅した翌日は太ももとふくらはぎがパンパン!




若い頃山小屋に何度か泊まったことがあるけれど、花立山荘は昔の趣きがありました。



男女雑魚寝、風呂なし、水洗トイレなし、貴重な水は麓から歩荷さんたちが運んでくるので一滴たりともおろそかにできず
顔も洗わなかったし、歯磨きは自分のペットボトルの水を使います。

帰宅して、暖かいお風呂に入った時は「文明とはありがたきものなり~!!」と感激!

途中の山小屋に貼ってあった歌の歌詞。聴いてみたいな♪



でも山小屋でお酒を呑みながら山のベテランのお話を聞いたり、七輪で焼き鳥屋くのを手伝ったり、世間話をしたり、
みんなで100万ドルの景色を眺めたり・・。食事も美味しかった。




元々丹沢は若い時から憧れがあったのでした。

特に今回は信時潔作曲、清水重道作詩の「沙羅」という合唱曲(元は歌曲)のイメージをそっくり体験したいと思いチャレンジしました。




・・・・・・・・・・・・・

枯れ笹に陽が流れる、背に汗
うらうらと雲さへも、冬なのに
尾根長く檜洞越えて響く澤おと
どの山も崩土(がれ)の色だけは凍ててゐる

塔のむかふ 町並み光らせて秦野
見やる天城も明るい草附き

雪の来ぬ冬山のくぼに
煙草吸うて見る
ひとり

・・・・・・・・・・・・・・・

予想以上に晴天に恵まれ

真鶴半島の向こうに伊豆半島天城も
眼下に広がる秦野の夜景も
北極星、北斗七星、オリオンの輝きも
夕映え、朝焼けの富士も

しっかり見渡すことができました。



もっと心肺機能と足を鍛えて山歩きをしたいものです。
ただし鎖場と直下行下りのないところ(^^)


土手トレ4日目

2017-11-09 17:54:02 | 山歩き・川歩き・遠足
昨日はぽつぽつ雨が降っていましたが、本日は晴天なり。



北風ですが陽射しは暖かい。

まるで「のどか」を絵に描いたような中土手からの眺め。



ヨシの茂みでギョーギョーと啼いているのは、ヒヨドリか、はたまたヨシキリか。声はすれども姿は見えず。


ヨシキリは漢字で「行々子」。

でも、ヨシキリって冬も啼くのかしら?

草野心平や「沙羅」の歌詞でも春のイメージ。

まあ、とにかく土手は気持ちがいいので三日坊主にならずにすみました。


今夜は11月の寒さになるらしい。火鉢をつけましょう。

土手トレ

2017-11-06 15:49:29 | 山歩き・川歩き・遠足
前の日記から続く(^^)

せっかく靴ならしをしたので、体ももう少しならさないと、というわけで中土手に行って坂や階段を昇り降り。

下町は低地で平地なので歩くにはすごくラクチン。

なので足や心臓がなまります。たまには負荷をかけないと・・。

わが町の中で一番好きな場所です。


高尾山へ靴ならし

2017-11-06 15:02:19 | 山歩き・川歩き・遠足
丹沢に登ってみたく、トレッキングシューズを買いました。
街道歩きのウォ―キングシューズで間に合わそうかとも思いましたが、岩肌もかなり凸凹そうで下りもきつそうなので何十年かぶりのキャラバンです。


先ずは東京人のオアシス?高尾山へ。

連休最終日なので混みましたが、静かな沢音を聴きながら歩けるコースを選んだので人込みはあまり気になりませんでした。

ここは気楽に登れる山で、小さい子もたくさんいます(^^)
我が家も子どもたち3人を連れて行ったことがあり、まるでかけっこでもするように楽しそうに前を登っていたのが思い出されます。

子どもはどうして疲れないのかしら~?
どの子も最高の遊び場を見つけたように走ってゆきます。



ひとりで来ている高齢の方もちらほら。
もうすっかり慣れているのか、そう云う方は小さな子たちと対照的にゆっくりゆっくり、一足一足噛みしめるように登って行きます。
若い人々にどんなに追い抜かれても、自分のペースを決して曲げずに。
これからはこういう歩き方を見習っていきたいものです。

頂上は標高599メートル。スカイツリーより低いわけですが標高差があるからね。



冷えすぎず暑すぎず、最高のお天気と眺望!

左の方のちょっと突き出ているの丹沢の蛭が岳。


麓まで下ってお昼はとろろそばとおでんで一杯。
車ではないので日本酒までいただきました(^^)

駅近くにはとてもきれいな広々としたギャラリーができていて、そこでコーヒーとデザート☆


夫ろくさんは久しぶりの山歩きで膝を傷めましたが、わたしはいたって元気!シューズもバッチリ!丹沢も晴れるといいなあ♪