昨日は千葉、国府台の里見公園までサイクリング。
我が家から行くと、奥戸街道~蔵前橋通りに出て江戸川を渡るのが最短距離かと思われるが、車道に沿うのは排気ガスが多くて嫌なので、青砥から高砂橋を渡り、鎌倉~小岩~江戸川、と京成線に沿った裏道へチャリを走らせる。
高砂橋は、何年か前に新しく架け替えられた吊り橋型で道幅は広くなり、昔に比べてらくちんらくちん。
橋は中川と新中川(中川放水路)に二手に分かれる場所に架かっている。
わたしはこの川と川が合まみえるところの景色が大変好きで、双方の流れが体の中にどぶんどぶんと入ってきて眺めているだけで心が豊かに、お肌もみずみずしくなってきそうな気さえする。
5,6年前だったか、市川市宮久保に住む姉の家から高砂まで歩いたことがある。
その時もやはり冬で、昨日と同じ道を辿ったのだった。
小岩あたりで何度も線路沿いの道が遮断されるので仕方なく迂回しつつも、なるべく線路から離れないように歩くのだが、道は知らぬ間にどんどん離れ何度も「ここはどこじゃ~?」状態になる。あたりは暗くなる一方で心細い思いをしたものだ。
そして、そんなとき、、海上で迷う船が灯台の火を見つけて一気呵成に進むが如く、遠くから聞こえる踏切のカンカン鳴る音を唯一、頼りに歩いたのだった。あのときほど踏切の音がありがたかったことはない。
あちこちで線路が高架になるときっと迷子が増えて困るだろう。
わたしは歩くとき、または自転車で遠出するときも、地図を持たない。(いつも思いつきで行動するし、第一持っていても地図の読めない女だから~^^;)
帰宅してはじめて地図を引っ張り出して「お~、こんなところを歩いてきたんだ~」となんとなく悦に浸ったりする。
この日は断腸さんの声かけで江戸川駅そばのフレンチレストランでランチのあと、里見公園散策のコースだったのだが、あいにくお目当てレストランは開店時間がこの日に限って遅く、近くのスーパーでおにぎりやらおかずの買出しをして里見公園の木の下でピクニック気分のお昼となる。
しかし、これも旅の楽しみ♪
小春日和の公園は秋咲きのバラが咲き乱れ、家族連れの遊びに興ずる声が響き、なんとも平和で、ベンチに座っていたらそのまま眠ってしまいたいくらいの心地よさ。
その昔の国府台合戦の名残は今いずこ・・。
江戸川土手ではラジコン同好会?の皆さんがヘリコプターやら飛行機を飛ばして楽しんでいる。土手の坂道を「わーい!」なんて駆け下りたわたしは勢いつきすぎてここでスッテンコロリンと転ぶ~~(^^;)
帰途も来た時と同じ道を走る。
緑に縁取られた江戸川を越えると、途端に東京の匂いがした。
(写真がないのは、娘が画像編集のソフトを消滅させてしまったせいです~、紅葉がきれいだったのに・・涙)
入れなおしたいけど、どこにあるのかワカラナイ・・。
ペンみたいのが何かにぐるぐる巻きついてるようなアイコンだったんだけど~(-~-)