回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

南房総・花嫁街道ハイキング

2017-05-04 17:49:51 | 山歩き・川歩き・遠足

 5月3日(祝・)晴れ時々曇り

久しぶりに山歩き。

たくさんの緑がありました。

内房と外房が交わるあたりにある和田浦から歩くコース。

その名の通り、昔の花嫁さんが山を越え、向こう側のお家にお嫁入りするときに使われた道だとか。

登りは花嫁街道、下りはなぜか花婿街道と呼ばれ、再び和田浦に戻る。

千葉を7時頃出て和田浦に着いたのは10時。

昔は両国から房総線がどんどん出ていてもっと便利だったように記憶しているが、今は電車の本数がかなり少ないみたい。

ちなみに、和田浦はクジラ漁港として栄えた町で、今でも道の駅ではクジラにちなんだ名物を売っている。

早くもクジラコロッケなるものを買って食べる。熱くて味がわからなかった;。

さて、あちこちの温室でカーネーションや色とりどりの花を栽培しているビニールハウスやヤマフジや山々を眺めながら

街道の入り口にさしかかる。

目指すは烏場山(からすばさん)、

直ぐに急坂が始まる。

木々が茂っていてあまり眺望がよくないが、ウグイスの鳴き声の素晴らしいこと。

5月の遠足が気持ちいいのはこのウグイスの歌を聴きながら歩けるからなのよね♪♪♪

拙い口笛でウグイスの呼びかけに呼応しながら、登ってゆく。

切り株の中に咲いたスミレに励まされたり

見晴らし台からの太平洋に元気をもらったり。

どうやってできたんだろうね、こういう道。

 

さあ、着きました。烏場山頂。

花嫁さんがお出迎え?

お昼です!

道の駅で勝ったピーナツ入りお赤飯や土クジラの佃煮を広げる。

同行のDさんお手製の豚汁、Jさんのコーヒー、Iさんの沸かしたお湯、Bさんの茹で卵などに舌鼓(^^)


一生懸命歩いてみんなで食べるお昼は最高!

 

 帰りは比較的なだらかなアップダウンだったので楽しく歩くことができた。

 ちょっと疲れた感じの同行のメンバーたち。

どんどん下って長者川の落ちる黒滝の滝壺に出た。4人衆で記念写真☆

もうここまで来ればコースは終わり、

水辺から上がって花園キャンプ場に着き、再び道の駅から和田浦の駅へ。

帰りは少し電車の便が良くて、約4時間で帰宅。

陽射しも距離もちょうど良いハイキングでした。

 


7 コメント

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Unknown (B)
2017-05-06 06:36:39
ハイキングの翌日は、満身創痍なのです。 イワさんにしてもジャズさんにしても満身創痍だったのに、やはり街道走破の杵柄か大したものです。

そのうち、中央線沿線、あるいは秩父、あるいは日光方面のハイクを企画いたしますのでよろしくです。

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Bさんへ (やまびこ)
2017-05-06 08:10:49
いろいろありがとうございました!
帰り道の階段で膝と腿がロボットみたいになったけど、翌日は全然平気でした。年寄りだから1週間後くらいに出たりして(^^);。
丹沢に行きたいな~。ただしヒルのいない時季ね☆
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Unknown (B)
2017-05-09 20:39:36
丹沢の尾根歩きで未だに心に残るのはお正月の元日の夜に登った事です。
まだ、25歳の頃だったか。
塔の岳の小屋ではなく、その手前の花立小屋に泊まりました。
お客はおいらと他にどこかのオヤジが一人。 息統合して結構お酒を飲んで、オシッコに表の登山道に出ると眼下に渋沢の街から鎌倉から三浦の先まで、すごい夜景。
飛行機で見るあんな夜景が。 その夜景を眺めながら垂れるオシッコは最高でした。 丹沢の春は2月から3月位に雪が良く降り積もります。
高山でなくとも、あんな低い山でもすっかり冬山気分が手軽に味わえます。
ロングスパッツと軽アイゼンを付けて表尾根でも縦走するととても楽しいと思います。
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Bさんへ (やまびこ)
2017-05-09 21:55:34
>表の登山道に出ると眼下に渋沢の街から鎌倉から三浦の先まで、すごい夜景
・・いいね~。
今、女声合唱で「沙羅」という組曲を練習しているのだけど、その一曲目が「丹沢」。
気宇壮大にして哀愁のある曲で、最後に「たばこ吸うてみる、ひとり」という歌詞があるんだなあ。
11月頃ならヒルはいないみたいだね。体力つけて実現させたいな。。
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「沙羅」 (貞子姫)
2017-05-17 06:27:33
ハンドルネームが、何だかわからなくなっちゃいました。^^;
「沙羅」懐かしいです。私が歌ったのは、確か20歳の頃だったから、あれから何十年? (笑)
練習していた頃は「難しい」印象しかなかったけれど、何故かふと、後になってから、頭にメロディや歌詞が浮かんでくるんですよね。
その時は、ステージで全曲歌いましたが、私が好きだったのは、その「丹沢」と「カラス」「沙羅」「占うと」辺りかな?
「♪ さ〜さら 沙羅の花〜 ほの黄色〜なる〜 ♪」の部分の、モノクロから、ほんのりと「ほの黄色」に色彩が変わってくる」雰囲気が、特にお気に入りでしたね。(^。^)
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貞子さんへ (やまびこ)
2017-05-17 08:54:51
ホント、名前が違うと違う人みたいですよね(^^);

そう、「沙羅」は何十年か前は「沙羅」病という言葉が流行ったほど、夢中で歌われた時代がありましたね。
信時潔さんがドイツ歌曲からどれだけ影響を受けたかはっきりわかります。
「占うと」なんて、謡曲にも出てきそうな、おどろおどろしいくらいの恋の歌で惹きこまれます♪

今だと、あの古い言葉遣いも感性も理解するのが難しくて演奏されることが少ないようです。残念ですね!
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大和言葉 (貞子姫)
2017-05-17 10:01:42
私の、当時の師匠が「木下保」の弟子だった関係で、その当時は特に「やまとことば」を研究していたようです。そのせいか、私の高校〜大学時代頃は、日本歌曲の「やまとことば」関連の作品ばかり演奏してました。(OG会の方。大学のサークルは別)
「謡曲」「うたい」などを聴いてると、当時習っていた歌い方に似てるので、「元はこれだったか‥」と最近思うようになりました。^^;
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