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回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

LPレコード

2013-12-26 16:40:17 | 西洋音楽・西洋文化・アート

クリスマスツリーの片づけをしていたら、グーグーとかすかな機械音(お腹の鳴る音じゃありませんよ^^)

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ウチはいまだにレコード用のプレイヤーがあるのですが、そのターンテーブルが回っているのでした@@!
たぶんツリーの飾りか何かがスイッチにぶつかって回り始めちゃったのでしょう。

ツリーを出したのは10日くらい前だから、その間ずーーーっと回りっぱなしだったわけだ。

針のついてるハンドル?も上がりっぱなし。壊れちゃったんじゃないかしら??

と不安になり、レコードをかけて試してみました。

良かった~☆

ちゃんと作動するではないですか。

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お試ししたLPは、ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」

今日はちょっとフルートをききたい気分だったので。

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プッツンプッツン、針がキズに引っかかる部分もあるけれど、CDの音より暖かみがあるなあ。

スピーカーも大きくてちょっと邪魔くさいけど深みがでる。

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難聴者にとって音楽とは

2013-12-25 14:51:13 | 西洋音楽・西洋文化・アート

先週土曜日の手話コンサートプログラム。

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一緒に行った手話講座の友達とずっと最初から最後まで歌と一緒に手を動かしてました。ふだん練習していたことがこんなに役立つとは思わなかったし、それは嬉しいことでした。
このコンサートの目玉は聴覚障害者のための体感音響システムという、コンサート椅子に付帯してあるクッションやヘッドフォンを健聴者も体験できるというところ。
ところが、いろいろな手話コンサートに行って思うに、手話も音響システムも本当に難聴者及
び聾者が音楽を聴く助けになるのか?という...ことです。
健聴者が見て聴く分には大変楽しく勉強にもなる。
しかし、難聴者及び聾者は肝心な旋律が聴こえないのです!・・体感音響システムも生の声でなくマイクを通す、あるいは録音したものに限りリズムや強弱による振動は伝わってくる、でもそれは決して音楽ではないと思うのです。・・
となると歌に手話をつけるということは単なる健聴者のひとりよがり、自己満足にすぎないのでは、とちょっとむなしい思いにかられるわけです。
耳の聞こえない方々が音楽を心の底から楽しむということは目の見えない方々が美しい景色や現象を見ることが不可能であるのと同じくらい無理なことなのでしょうかね?
この音楽会の前に、地元合唱団の練習。そして夜には混声の練習、と一日に3回違う場所での合唱。そして昨日のボランテイアの手話合唱。
健聴者のお客様に伝える、難聴者に伝える、高齢者に伝える・・・・・いくつもの違うタイプの合唱に触れ、改めて音楽を人に伝えることの難しさに思いを致すのでした。
人は絶対に他の人になることはできない。人の本当の気持ちなどわかるはずもない。
ならば、なるべく傲慢にならず独りよがりにならず自分の感性と技術を磨いて少しづつできることから寄り添い、伝えていかないと。

谷中、上野、六本木、秋のアートな一日

2013-11-20 11:05:59 | 西洋音楽・西洋文化・アート

昨日は午後から日暮里から歩いて、上野の芸大美術館で開催されている「興福寺仏頭展」を観てきました。

仏頭もさることながら十二神象がなかなか個性豊かでおもしろかった。

見終わって枯葉のかさこそと舞い散る芸大前からぶらぶら歩いて公園に向かっていたらすてきなカフェテラスを発見!

ここは、元の京成「上野博物館・動物園前」という懐かしい駅の筋向いで、黒田記念館の別館をリニューアルしたお店(http://wrs.search.yahoo.co.jp/FOR=EoNdqGBV3igYbXtL2x_3FjDLidEeenFldcViCnGTlF1eSJx9FGTcdqCmQxfBb2r07fyuUl9q5JHoT7ne7KXXJK2ZV0GZCZWcCThMvpJTLA0Gafoq0mgVkD.7H_YycJPQVGVMbcRwd3E62ijfkKK8rNSY_DODiwlwoQ7VHYFtcFdErn2Y7QrBDukH_tO_4XlI4f8dqJW_zFDo2B4saw--/_ylt=A3xThmwqGIxSqtoAoEiDTwx.;_ylu=X3oDMTEycWsxbGQ5BHBvcwMxBHNlYwNzcgRzbGsDdGl0bGUEdnRpZANqcDAwMDY-/SIG=11l03rfv0/EXP=1385013738/**http%3A//www.tobunken.go.jp/kuroda/

「こんなところにウエシマコーヒーが!」と一緒に行った友達と異口同音に叫んでしまいました(^^)!

(ついでに「博物館動物園」の駅も復活してくれないかしら?あの駅は上野公園を巡る駅としては最高のアクセスポイントだったのに・・)

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テラスにストーブが設えてあるのがうれしい☆
楽しくコーヒー飲みながら夕暮れの公園通りを眺めているのは、なかなかいいものでした。

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上野公園内にも何年か前に2軒コーヒー屋さんができて、音楽会や美術館観賞の帰りにくつろげる場所としてたいへんありがたい。

それから六本木へ出てべジ中華店で夕ご飯。魚も肉もすべて大豆かお麩でできたヘルシーメニューです。

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通りにはお洒落なクリスマスツリー☆

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さて、食後は本日のメインイベント、六本木「STB139」のジャズライブへ。
ギタリスト吉田次郎さんとクインテットの素晴らしいテクニックとコラボに酔いしれました~♪
http://stb139.co.jp/index_f.html

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鳥井俊之 ピアノコンサート

2013-08-27 09:27:49 | 西洋音楽・西洋文化・アート

昨日は午後からピアノのコンサートで市ヶ谷へ。

鳥井俊之さんという作曲家兼ピアニストで、ケレン味のない実直で<wbr></wbr>素直な演奏、それなのに音楽のいわんとするところがちゃんと伝わ<wbr></wbr>る素晴らしい音楽家です。

10年ほど前まで所属していた合唱団の演奏会のための委嘱作品を引き受けていただき、伴奏をしていただきました。

毎回聴きに行っていますが、そのたびに音の流れがほとばしるような素敵な時間のなかに身を置くことできます。

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ダウランド「優しい森よ」

2013-08-03 23:23:19 | 西洋音楽・西洋文化・アート

16世紀のイギリスの作曲家、ジョン・ダウランドのアンサンブル<wbr></wbr>歌曲コンサート。
  波多野睦美さん(メゾソプラノ)のプログラム構成&出演とあって<wbr></wbr>は聴きのがすわけにはいきませんでした。

http://dowland.jp/Concertinformation2/08_03.html

つのだたかしさんのリュートの伴奏にのせて極上の歌声。

波多野さんの声はどんなに長く聴いても疲れないし、飽きない。

決して声を張り上げず、静かに歌っているのに強さがある。

話すように歌い、歌うように話す。

気持ちが良くてその声のするところから離れたくない。

こういう歌を歌う日本人歌手がいることに感謝。

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これこそアンサンブルの醍醐味。イギリスの片田舎に旅したくなり<wbr></wbr>ます。
 

場所は代々木上原の「hakuju ホール」。