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回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

Senga Noubeau (剪画の新しい試み)

2013-07-29 10:16:21 | 西洋音楽・西洋文化・アート

葛西臨海公園からマゴッチを送り届けた後、亀有のGallery Barcoで開かれているグループ展「センガ・ヌーボー展」へ。

「センガ」→「剪画」とは、ナイフ(剪画用の彫刻刀?)で好きな形に和紙や洋紙を切り抜き、イメージに合った色の神に貼りつけたりしてできる立体的絵画のような感じ。
髪の毛やチョウの羽のような微細な曲線まで剪する技術には驚きます。

どの作品も素晴らしいのですが、初めて見たこの真っ白な蝶の着物の作品には、ある種の情念さえ感じました。

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地に落ちてなお、命を燃やし尽くさんと飛翔する蝶の乱舞。

他にもすてきな作品がたくさん展示されていました。

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↑ 優しい風合いの桜円。

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↑ 後ろからライトを当てて立体的に浮き上がって見える作品。

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↑ 切り取った線を積み重ねて宇宙から響いてくる波長を感じさせる作品。

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マ-ブルプリントを使って作られたステンドグラスのような鮮やかな作品。

ごったがえした亀有駅近辺の雑踏から離れて、すっと体が涼やかになる静かな「剪画」の世界でした。

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舞台で回るパイプオルガン

2013-07-20 21:25:12 | 西洋音楽・西洋文化・アート

午前中、地元合唱団の練習。


午後から友人が切り盛りしているパイオニア合唱団&オーケストラのコンサートで池袋の芸術劇場へ。

ロビーにあるベルギービールのカウンターがわたしを誘いますが、腰がまたギックリ気味なのと演奏中に寝てしまったら困るのでじっと我慢!

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このホール、改装して初めて入りましたが、同一ステージの上で回り舞台のようにパイプオルガンがクラシック型とモダン型に入れ替わるのを見て驚嘆@@!

 

↓ パイプオルガンの形と色が変わっているのをよく見てね。

今日はこの両方を使った曲目を演奏してくれました。

・クラシック型  

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・モダン型

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合唱とオケはもちろんのこと、このパイプオルガン、バグパイプ、アイーダトランペット、など様々な楽器が登場、とても楽しいプログラムでした♪


酷暑?の合唱祭

2013-07-05 19:25:47 | 西洋音楽・西洋文化・アート

夏が来れば何を思い出すかと言えば、尾瀬もそうだけど、
毎年梅雨の頃から真夏にかけての土日、5日間にかけて催される、東京都合唱祭。

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はっきり言って都合唱祭の行き帰りは「暑い!」というイメージしかない。
明日が、女声合唱団「ビアンカ」と混声合唱団「新声会」の出番。
わたしはかけもちです。
ビアンカは、小山章三作曲 「秋はしゃむ猫のように」
新声会は 清水脩作曲 「農民の歌」
を歌います。
どちらともかなり古い歌。Youtubeにも載っとりません。
「秋は・・」は今や楽譜入手も困難。
昔の歌にはこんなにいい歌があったんだ!と思ってもらえたら嬉しい。
合唱祭は無料で入れます。
退屈な土曜日をお過ごしの方はどうぞ♪(ただし熱中症に注意)
今日、義母の手術は約3時間かかったらしいですが無事終わり、練習帰りに病院へ寄ったらよく眠っていました。
玄関先のルリマツリ・・まあ、何年もよく咲いてくれます。

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憧れのスタンウェイ

2013-07-03 09:29:06 | 西洋音楽・西洋文化・アート

ピアノのスタンウェイが身売りしたとのこと。

一昔前はスタンウェイは憧れの的だった。

ベーゼンドルファーも深い響きでいいけれど、あの転がるような高音がなんとも・・。

ウチのヤマハももう40年以上経って相当に老化。

今度買い換えるときは、ピアノセンセイ業もやめて素敵な形のアップライトにしようと思っている♪

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絵麻さんのコンサート

2013-06-02 20:46:07 | 西洋音楽・西洋文化・アート

以前、p混声合唱団で一緒に歌ったことのある鈴木絵麻さ<wbr></wbr>んの5回目の手話コンサートがありました。

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場所はJR市川駅にほど近い小道を入った一隅にある、古い洋館の<wbr></wbr>ミニホールです。

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バルコニー下の玄関を入り、スリッパに履き替えてホールへ。

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「モーツアルトの子守唄」

「いつも何度でも」

「夕方のおかあさん」

「NHKみんなのうた」でわたしも大好きだった「雨の遊園地」

「からたちの花」

ほか数曲、・・・武満徹作曲の「翼」もとてもよかったし

珍しい小林一茶の句を歌にした「たらい」もおもしろかった。

休憩なしで一時間くらいのプログラムで時折リコーダーの演奏もあり

客席と一緒に手話で歌うコーナーもあり。

玉を転がすような美しい穏やかな歌声と、詩的に表現した柔らかい<wbr></wbr>手話、サウルハープの響き、が見事に絡み合ってひとつの音楽空間を作り出していました。

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おみやげの 鳥の絵のポストカードはハープとピアノ演奏者の渡辺まどかさんが<wbr></wbr>作成したもの。

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小さくて暖かくて、こんな音楽会ができたらいいな、と思うような<wbr></wbr>すてきなコンサートでした。