米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、政府が沿岸部の埋め立てや護岸造成などの工期の見積もりを、当初の5年から2倍の10年程度へ見直したことが分かりましたが、埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤の改良工事に時間がかかると判断したものです。
「2022年度またはその後」としてきた普天間の返還時期は、30年代以降に大幅にずれ込む公算が大きくなった。と記事は結んでおりますが、さらに伸びることはあっても早まることはなく、伸びた場合は「軟弱地盤の範囲が想定より広かった」「海底の地形が複雑で作業に大きな支障があった」「改良工事の工法見直しに不測の時間を要した」等の軟弱な言い訳が想定されます。
また、政府が提出する設計変更申請を沖縄県は認めない軟弱ではない方針ですが、国は行政と司法がタッグを組んで抵抗するでしょうからそこでも無駄な時間がかかってしまい、普天間飛行場の危険な状態は解消されないまま、住民の不安や不満はまだまだ続きそうです。
政府としては「軟弱な地盤で辺野古工期増し」としたかったところを、「軟弱な見積もりで辺野古工期増し」と鋭く斬られましたね。
10年も経てば、国際情勢も変わることでしょうし、地球温暖化で海面が上昇したり、台風の大型化でリスクが増え、辺野古がはたして適地なのかも問われる可能性があるでしょうね。
ゼネコンと現地の土建業者は潤うかもしれませんが、国の予算がそのようなリスクの高い事業に使われて良いのでしょうか。
さらに、今の政権が10年続くかも大きな疑問です。
野党が政権を取った場合、辺野古をどうするか、プランを明示すべきと思います。
面白みもないコメントで、すみませんでした。
「最低でも県内」と大口をたたいて大いに期待させながら、何も出来ないまま退陣してしまった鳩山元首相を思い出してしまいます。
仰るように10年後の政治はどうなっているのか、アメリカの大統領もいつまでもトランプ氏ではないでしょうね。
時事川柳についてもそろそろ振り返る時期です、平均すると月に8回~9回の入選でしたが、2月と5月~7月は平均を下回っておりスキーと山歩きに忙しい時期と重なっています。
今のところ雪不足で1月~3月のスキーを例年通り楽しめるか、5月~10月の山歩きも今年以上に出来るか分かりませんが、健康に問題なければ時事川柳より優先させたいと思います。
今年もずっとお付き合いいただき、ありがとうございました。