山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

国難に国技が挑む綱渡り

2020-03-11 10:00:43 | 時事川柳

 大相撲史上初めて、観客不在の本場所となる春場所が8日に始まった。新型コロナウイルスの感染者が出たら中止の見通し。打ち切りの危機と背中合わせの中、日本相撲協会は困難に立ち向かう姿をアピールし、人気継続の道を探っている。

 以上が初日9日(月)の紙面から概要部分を転記したものですが、これと大きな見出し

人気継続へ綱渡り  

困難「挑戦」の姿勢発信 

 さらに本文の一部「国難ともいえるウイルス禍」からすんなりと句が出来ましたので、捻り技は国技だけにして基本どおりの摺り足で寄り切ったような気分です。

 記事の中で興味深かったのが、10億円余りという入場料収入が無観客で消えましたが、一場所約5億円というNHKの放送権料は確保したという財政的な事情で、受信料が支えている莫大な放送権料を知ることが出来ました。

 場所後の春巡業の中止が決まっているなか、早くも5月の夏場所へ懸念の声が上がっているそうですが、感染者が出て中止にならずに春場所の千秋楽を迎えるまで、まさに綱渡りの日々が続きます。

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