東日本大震災津波から間もなく９年となる８日に掲載された、
芳名板 家族一緒に
の見出しに目が止まりました。
釜石市が同市鵜住居（うのすまい）町の釜石祈りのパークに設置した東日本大震災犠牲者の芳名板の配置を、遺族らから寄せられた意見を踏まえ五十音順から家族単位に変更する工事が完了したとのことです。
昨年３月１１日にオープンしたあと、遺族から「家族が離れ、ばらばらだ」などの声が寄せられたため市が行った意向調査では、約７割が配置の変更を希望しておりましたので、「素早い対応だった」あるいは「初めからそうすれば良かった」などの声が聞こえそうです。
これらの声は私の想像であり、記事にはそのような記述はありませんでしたが、てんでんこに逃げたご家族が、芳名板という形ではありますが再会できたことは何よりでした。
