新型コロナウイルスによる肺炎が世界中に拡大しており、東京五輪の開催についても延期が取りざたされるようになりましたが、福島から3月26日に始まる聖火リレーについての話題です。
聖火を消さずにギリシャから空輸することが課題となっておりますが、ランタンに灯して運ぶ際の予備として1964年の東京五輪で実績のあるカイロを使う可能性があるそうです。
カイロ内臓のプラチナ微粒子が充填されたベンジンを水と二酸化炭素に分解し、その際に熱を発する触媒燃焼と呼ばれる化学反応なそうですが、炎を出さずに燃焼し安全に火種を保つとのこと。
それでギリシャで採火した聖火を運ぶことになるのか疑問を感じるのですが、前回も使ったそうなので門外漢は黙ることにします。
今回も採用されるか分からないとしながら、メーカーの社長さんは「聖火は五輪のハイライト。自社製品に収められれば名誉なことだ」と仰っておられます。