山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

受難曲バッハが都民にプレゼント

2019-11-05 08:46:10 | 時事川柳

 2020年東京五輪のマラソンと競歩を札幌市で開催することに、小池都知事は「合意なき決定」と述べ事実上受け入れた形になりましたが、同時にIOCのバッハ会長にリクエストしてきたことについて、「真摯なメッセージを頂戴した」ことも披露しました。

 「東京の都民の皆さんに、ぜひともIOCから誠意ある対応を示す必要がある」とのリクエストに、五輪では使われなくなる東京のマラソンコースで、大会後に“五輪祝賀マラソン”を開催するという「代替案」をバッハ氏から提示されたというのです。

 IOCの強引な進め方に反発した小池知事が振り上げた拳を下ろすために、これまでの交渉相手コーツ氏ではなく格上のバッハ氏を登場させて、混乱は一応収拾にこぎつけました。

 バッハといえば大作曲家がチラつくわけですが、どのような作品があるか調べたら、受難曲やミサ曲などの宗教音楽。

 しめしめと、札幌にマラソンと競歩の会場を奪われたことを都民の受難と捉え、代替案をバッハ会長からのプレゼントに仕立てて詠んだ次第です。

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