山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

持たないと大なた振るい桜切り

2019-11-16 09:38:07 | 時事川柳

 季節外れの『桜』が巷間を賑わせておりますが、政府は13日、公費により首相が主催する2020年の「桜を見る会」を中止すると発表しました。

 菅官房長官は記者会見で「招待基準の明確化やプロセスの透明化を検討し、予算や招待人数を含めて全面的に見直す」と明らかにしましたが、招待基準が不明確でプロセスが不透明だと白状したようなものですね。

 安倍首相の地元支援者が多数参加したと指摘される中、「私物化」との批判を回避するためには、このままでは持たないと判断したのだろうと詠んだのがこの句ですが、閣僚の失言が相次ぐ緩み切った現政権(腐った桜)に、大なたを振るいたいと思う良識ある国民の思いも込めております。

 問題閣僚の素早い更迭と今回の急転直下の中止、野党の追及もこの素早さを見習って欲しいものです。

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