山歩き

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二制度を認めた北京駄々をこね

2019-11-28 23:05:13 | 時事川柳

 英国の植民地だった香港が1997年に中国に返還されるにあたり、50年間は資本主義を採用し、社会主義の中国と異なる制度を維持することが約束され、外交と国防をのぞき、「高度な自治」が認められている。

 これが一国二制度ですが、香港区議会選挙で民主派が圧勝したことから、中国指導部が強硬姿勢を堅持すれば香港市民の怒りが爆発するのは必至で、中国は香港返還後最大の試練に直面し、香港内部では民主派の発言力が強まる中、秩序回復を望む人々は声を上げにくい雰囲気が醸成され、歴史的勝利の陰で社会の分断は強まっていて、香港内外から「一国二制度」に「崩壊」の危機が忍び寄っている。

 中国政府は「暴力と混乱を制する」ことが香港での最優先事項だと述べ、香港当局は引き続き抗議活動を厳しく取り締まるべきだとの立場を示しており、習指導部は譲歩姿勢を見せず、過激なデモが収束するかどうか予断を許さない状況となった。

 という記事を深読みして詠んだ句が入選となりましたが、下五の「駄々をこね」が適切な表現なのか、自信がありませんでした。

 

 

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