そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

三田原氷川神社(埼玉・桶川市)

2011年09月18日 | Weblog
明和の伝馬騒動の舞台となった川田谷に静かに鎮座する“三田原氷川神社”

 ウィキメディアによれば、
 氷川神社(ひかわじんじゃ)は、スサノオを主祭神とする氷川信仰の神社。旧武蔵国(埼玉県、東京都)の荒川流域を中心として200以上、氷川を冠するものを含めれば260以上があり、簸川神社と書く神社もある。 と、記されている。
 ここ「三田原氷川神社」もその一つであり、特に毎年10月に奉納される300年の歴史を今に伝える民俗芸能“三田原ささら獅子舞”が有名である。
 またここ川田谷は、
明和元年(1764)
12月~明和2年1月に発生した伝馬騒動の騒乱の舞台のひとつとなった歴史の地でもある。
 世に言う明和の伝馬騒動は、武蔵・上野・下野・信濃の四ヶ国、20万の農民が参加した近世における最大の農民一揆。この川田谷には、打ち壊しの対象となった「高橋甚左衛門」宅があった。
 近くには、国指定重要文化財の阿弥陀如来座像(弘長2年 1262)等が伝えられている「関東の比叡山」ともいわれる“泉福寺”や「旧陸軍桶川飛行学校」兵舎跡がある。
   駐車場:あり(無料)
 
 
広い境内の一角(右手)には地元の三田原集会所がある  写真中央部には朱塗りの大鳥居があった

 
明和の伝馬騒動で打ち壊しの対象となった「高橋甚左衛門」の寄進と言われる狛犬

三田原氷川神社 地図
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