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はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

路面電車が走る街

2017-09-20 19:33:33 | 鉄道
広島の街には路面電車が走ります。昔は古い車両が走っているイメージだったのですが、おしゃれな車両がたくさん走っていました。


これはグリーンムーバーというそうです。


大阪市内にもその昔は市電が走っていたのですが、車の邪魔になるという理由で廃止になっていきました。


しかし、広島の路面電車を見ていたら、便利な都市交通って感じがします。


今でも古い型の電車もあると聞いたのですが、残念ながら見かけなかったです。


広島駅前からは、各方面に電車が出ています。


この駅は紙屋町です。市内の中心地にあります。


排気ガスが出ないクリーンな乗り物です。けっして速いとはいえませんが、このゆっくり感もいいものです。


ここでは、車も電車も共存しています。大阪や京都でも復活してほしいものです。


路面電車は広島の街によく似合います。


今回は歩いた範囲で、見かけた路面電車だけを写しました。時間があれば、もっと色々な車両を写してみるのも面白そうです。

※訪問日 9月12日

美味しい広島焼きのできるまで

2017-09-19 19:50:00 | グルメ
私は大阪の人間なので、阪神タイガースとお好み焼きが大好きです。残念ながら今シーズンの優勝は広島カープに譲りましたが、お好み焼きは大阪が一番だと思っています。そんな私ですが、広島に行くと必ず広島焼きを食べてしまいます。やっぱり美味しいので食べないわけにはいきません。先週、広島に遊びに行った時にも、1日目と2日目の昼食は広島焼きでした。
1日目に訪れたのは「お好み村」にあるお店です。「お好み村」があるのが、すごいところです。


この生地が広島焼きのベースです。


キャベツもたっぷりなのが嬉しいです。イカ天をトッピングするのが真骨頂らしいです。


豚肉をかぶせて、ひっくり返します。


この状態でしばらく焼きます。


そば(うどん)を入れるのも広島焼きの特徴です。


もう少しの辛抱です。


最後に卵を割って、広げます。


卵の上に重ねます。


ほぼ完成です。


広島焼きはソースが決め手です。ここの店はオリジナルでしょうか?広島焼きでソースといえば「オタフクソース」や「カープソース」が有名です。


どうですか。美味しそうでしょう。ビールがすすみます。


パリッとしてなかなか美味しい広島焼きでした。

二日目に食べたのは、広島駅にある行列のできるお店でした。行列ができるだけあって、ここの広島焼きも美味しかったです。


どうですか、広島焼きを食べたくなったのでないでしょうか。私もブログを作りながら食べたくなってきました。

※訪問日 9月12~13日

明日香村に彼岸花が咲いていました

2017-09-18 19:30:20 | 花めぐり
広島カープが優勝しましたね。私はタイガースファンですが、お祝いの気持ちを込めて赤い花をプレゼントします。


愛読するブログ「信の信州からの贈り物」の信さんが、曼珠沙華のことを書いておられたので、私も気になり出かけました。台風一過の青空が広がっていました。


ところで、皆さん台風の被害はなかったでしょうか?大阪は雨が少し強く降ったぐらいでした。


本当なら黒部に岩魚釣りに出かける予定だったのですが、迷惑な台風でしたね。きっと皆さんも予定が狂ったことでしょう。


訪れたのは、大好きな明日香です。


稲穂も台風で倒れることもなく良かったですね。


明日香の風景には、彼岸花がよく似合います。後ろは飛鳥寺です。


今日は稲淵の棚田までは足を伸ばさなかったのですが、行けば良かったかな。


曼珠沙華ロードです。


玉ねぎもいい感じです。


明日香に吹く風は気持ち良かったですよ。


※訪問日 9月18日

岸和田だんじり祭(試験曳き)に行って来ました

2017-09-17 19:07:07 | 大阪のまちをぶらり
台風接近の中、岸和田で「だんじり祭が」行われています。岸和田だんじり祭は、勇壮かつ豪快さで全国的にも知られています。今や、大阪を代表する祭と言ってもいいでしょう。

私は、本番ではなく3日に行われた試験曳きを見て行きました。試験曳きといっても、本番と変わらぬ迫力です。


この町では、だんじりが中心に時間が回っているようです。男も女も子どもも、みんなが、だんじり祭を待っています。


だんじりはなかなか立派なものです。


それぞれの町内にだんじりがあります。町の誇りです。


だんじりの上でぴょんぴょん跳ね回る大工方は、だんじりの花形です。


こんな狭いS字カーブも全速力で疾走します。これが岸和田だんじり祭の醍醐味です。


カーブでの「やりまわし」と言われる高速での方向転換は、各町の腕の見せ所です。


「ソーリャ」「ソーリャ」の掛け声とともに疾走します


女と子どもも走ります。(歩いていますが。)


町内ごとの揃いの法被が、絆の強さを感じさせます。


今度は、どこの町のだんじりでしょうか。


だんじりは、次から次にやって来ます。


太鼓の音がお腹に響きます。この音を聞いて岸和田の人たちは育ちます。


躍動感いっぱいのお祭です。やはり、本番も行って見たくなります。


夏に祇園祭を見たのですが、比べるものではありませんが、まさに動と静といった感じがしました。

※訪問日 9月3日  カメラ:FUJIFILM X-T2 レンズ:XF10-24mm

奥穂高岳に登って来ました(7)

2017-09-16 18:15:15 | 山歩き
奥穂から紀美子平まで吊尾根を歩いて来ましたが、思った以上に時間がかかってしまいました。紀美子平から岳沢小屋に電話をして泊めてもらえることになったので一安心ですが、今から重太郎新道を下りなくてはなりません。コースタイムは、岳沢小屋まで下り2時間となっていますが、とても2時間では行けそうにありません。朝から歩き詰めなので、足にも負担がきている感じです。おまけに紀美子平からは、いきなり急な鎖場が連続するので、まだまだ緊張がつづきます。従って、カメラの出番もあまりありませんでした。

奥穂を振り返ります。この時間は、これから奥穂をめざす登山者も何人かいました。


これからめざす岳沢小屋が下に見えます。ここからひょいと飛び降りたい心境です。


下りて来た道を振り返ります。


明神岳を左手に見ながら下りていきます。


岳沢パノラマという所までやってきましたが、一向に小屋は近づきません。


いつのまにか穂高の頂上に雲がかかってきたようです。ちょうどいい時に山頂に立てたようです。山の神様に感謝です。


この写真が重太郎新道での最後の写真です。案の定、時間がかかりました。最近は、コースタイムの1.5倍の時間がかかるようになりました。もう、写真を写す気力も無くなってしまいました。ただひたすら小屋をめざして歩いていると行った感じです。


そして、時計の針が午後5時をさそうとしている少し前に、小屋に到着することができました。涸沢小屋を出発して11時間30分が経過していました。自分で選んだ道なので、自分の責任ですが、吊尾根や重太郎新道を甘く見ていたようです。いや、穂高岳を甘く見ていたようにも思います。自分の実力に合ったルートや日程で登るべきでした。


8時に就寝しようとした頃、屋根を叩く雨音が聞こえてきました。天気予報では、翌日は曇りの予報でしたが、雨が早くやってきたようです。
翌日、目が覚めても雨の止む気配はありませんでした。あまり着たくはありませんが、雨具を付けて出発です。


天気が良ければ、上高地を眺めながらゆっくりくつろげるテラスでしょう。


お世話になった岳沢小屋を後に、一路上高地をめざします。岳沢小屋のみなさん、本当にありがとうございました。


雨の中を黙々と約2時間歩いて、上高地に到着です。雨がけっこう降っていたので、途中の写真もありません。


やっと振り出しに戻って着ました。穂高の山々はもちろん見えません。


2泊3日の奥穂高岳への旅が終わりました。最後に雨に降られましたが、山の上では天気にも恵まれ、素晴らしい登山ができました。怪我もなくと言いたいところですが、重太郎新道で岩と喧嘩をして左足に擦り傷をしました。それぐらいで無事に下山できたのも山神様のおかげかもしれません。反省することも多々ありましたが、これからも自分の実力に合った登山を続けたいと思います。

7回に渡って綴って来ました穂高紀行もこれで終了です。いつも見ていただいてありがとうございました。

※山から下りた日 9月6日